結婚式の招待状を送る時期にお彼岸はいいの？出す日はいつ？

お彼岸に結婚式の招待状を出してもいいのか悩みますよね。
招待状を送る先方にとって失礼にあたらないか気になるところ。

招待状をいつ送るのがいいか、まとめました。

結婚式の招待状を送る時期にお彼岸はいい？

お彼岸は、お盆や、法要や法事のような特別な決まりや行いはなくて、
禁じられていることも特にないです。

なので、お彼岸に慶事があっても非常識ではないのです。

が、世間一般ではお彼岸に結婚式をあげたり、
結婚式の招待状を送るのは非常識という考え方なんですよ。

御先祖様を供養し敬い、亡くなった人を偲ぶ
という考えから、そんなときにおめでたい話を持ち込むなんて失礼な！

と、特に年配の方は気にされる方が多いように思います。

招待状ではありませんが、
私が春のお彼岸の時期に挙式をしようとしたら、
実母に一言『そこはお彼岸だからだめ』と言われ、日程を変更しました。

地域によりますが、お彼岸は親族、身内で集ってお墓参りをするところもあります。

実際、私の両親も親類と集まって、お墓参りや先祖供養を毎年欠かさずに行っていますからね。

お彼岸は３月の春分の日、９月の秋分の日を挟んで前後３日間、計７日間あるので、そのどこかでお墓参りに行けばいいのではないかな、と考えたこともあるのですが、

お彼岸＝お墓参りが定着している方にとっては、
お墓参りをそっちのけでお祝い事をするのは、御先祖様に失礼という考えた方もあるようです。

結婚式場のスケジュールに合わせて、結婚式の準備を進めて行くと、
日にち的にお彼岸の時期に、招待状が届く予定になってしまっているかもしれません。

お盆の場合は、たいてい予定から外してスケジュールを立ててくれますが、
意外とお彼岸は忘れられているケースもあります。

大安や友引を中心に結婚式当日までのスケジュールが組まれていると、
予定をずらすのも難しいかもしれないですが・・・

せっかくの結婚式、気持ちよく準備を進めたいのなら、
結婚式の招待状を発送する時期を前後させて、
お彼岸の時期を外すのも一つの方法かと思います。

私の周りでお彼岸に結婚式の招待状が届いて、
親戚から実家に嫌みの電話が来た人がいまして、
なんとなくスッキリしないまま、挙式をすることになった友人がいました。

でも、時が過ぎれば・・・で、
今では笑い話になっています。

もちろん招待状を受け取る相手の気持ちも大切なのですが、
一番大事なのは、結婚式を挙げる主役であるあなたの気持ち！

なにか言われて落ち込んだり、悲しい気持ちになるなら、
お彼岸は避けた方が後々の為にいいと思います。

一生に一度の晴れ舞台、嫌な思いが残ったり、気持ちがすっきりしないまま、
挙式に臨むのはもったいないですからね。

もしも挙式日が迫っていて、どうしても予定が変えられないなら、
結婚式の招待状をお彼岸に送るのもありだと、私は考えます。

気になるなら、お彼岸に結婚式の招待状を送ることに対して一言、
理由や申し訳ないという旨を添えてもいいですしね。

結婚式の招待状がお彼岸に届くことに対して話してきましたが、
じゃあ、お彼岸に招待状を発送するのはどうなのか。

例えば、お彼岸が明けた直後に結婚式の招待状が届いたら、
気にする人は、

ははぁ～ん、お彼岸中に郵便に出したな！
と思う人はいます。

私の親戚に、お日柄とかすごく気にする人がいます笑
そこまで気にされる方は、少人数だと思いますが。

やっぱり年配の方は年の功だけあって、本当によく気が付くものです。

実際、消印を見ればすぐ分かりますからね。

あまり細かいところまで言ってもキリがないのですが、
念には念を入れるなら、郵便局に持っていくのもお彼岸の時期をずらすといいですよ。

結婚式の招待状を出すのが、お彼岸の入りの数日前なら、お彼岸に入る前に届きます。

けれど、お彼岸の入り前日もギリギリで慌ただしいので、
できればお彼岸の入りの３，４日前には出しておきたいです。

お彼岸が明けてからなら、なんの問題もないです。
あとは、結婚式の準備のスケジュールが間に合うかどうかの問題ですね。

もし六耀（大安、先勝など）も気になるなら、
そこらへんも合わせて、結婚式の招待状を出す日を調整するといいですよ。

ただ、ここまでやると、なかなか結婚式の招待状を出せる日がなくなってしまうので、
優先順位をどこにするか決めて、進めて行った方がいいです。

お彼岸に禁じられているタブーはないけれど、
地域や家の習慣や考え方はそれぞれです。

円満に結婚式の準備を進めるなら、
両家の両親に相談してみるのがいいです。

私の結婚式の日取りのように、一発で答え出ますから笑

結婚式の招待状を出すとき、
相手の方にも気持ちよく招待状を受け取ってもらえるのが一番です。

そして心から祝福してもらえたら嬉しいですよね。

もし迷いがあるなら、
結婚式の準備に支障がない範囲で、お彼岸の時期からはずれてみてはいかがでしょうか。