長崎くんちの庭先回りは、いろんなスポットで無料で踊町の演し物を見物することができます。
たくさんある庭先回りの中でも、演し物をよく見える場所を紹介していきます。
長崎くんちどこで見る?おすすめの場所
県庁坂通り
長崎県庁前を通っている通りです。
7日の午後に始まる『お下がり』では市役所まえから、この県庁坂通りを通って大波止にある御旅所まで向かいます。
各踊町の神輿や傘鉾を先頭にパレードが行われます。
県庁坂通り沿いに並ぶ見物客は多いですね。
県庁坂通りでは各踊町の演し物を見物するというよりは、踊町一行が御旅所に移動するのを見物する感じです。
けれど、途中で神輿が走りだしたり、楽しく見物することができますよ。
なにより、傘鉾、神輿、衣装など見応えがあり、目の前をズラッと通り過ぎていく様子はとっても華やかです。
浜町のアーケード街
浜町アーケード内を各踊町の行列が練り歩きます。
通路は、踊町の行列と見物客、買い物客でいっぱいになりますが、間近で曳物、担ぎ物を見られるチャンスです。
浜町アーケード内にあるショッピング施設『ハマクロス411』の前では、演し物の披露があります。
奉納踊りさながらに迫力ある演舞を見られるので、とても人気です。
庭先回りの予定時刻に合わせて、周辺の飲食店の席から見物する人もいます。
浜町のアーケード内には、長崎くんちの観光案内所もあるので便利です。
JR長崎駅かもめ広場
この広場は、無料で奉納踊りさながらの演し物を見られるので、とても人気です。
さすがに本会場程の長さはありませんが、それでも他の庭先回りの場所よりは長く演舞してくれるので、見応えがありますね。
人気なだけあって、人混みもすごいです。
予定時間の1時間前には場所取りのための順番待ちをしている人もいます。
かもめ広場の施設2階も人で埋め尽くされます。
かもめ広場の近くには歩道橋があるのですが、そちらも人で溢れかえります。
ちょっと遠めになるかもしれませんが、演し物全体を上から見られるので人気があります。
魚の町界隈
『魚の町』というのは町名です。
中日(8日)は、この魚の町界隈で踊町を見ることができます。
魚の町の中にある『チヂワ』という場所が人気です。
『チヂワ』というのは施設の名前なんですけれど、『チヂワ場所』と呼ばれるくらい、長崎くんちに力がはいってます。
前の道が通行止めになって、近隣の住民もたくさん見物に来ます。
保育園の子供達、それにおじいちゃん、おばあちゃんも見学していたりして、地域の雰囲気を感じながら、長崎くんちの演し物を楽しめます。
その年の日程にもよるんでしょうけれど、8日(中日)の午前中は魚の町界隈をぶらぶらしていると、上手く行けば全ての踊町に遭遇することもできると思います。
福砂屋本店
カステラが有名な福砂屋の本店前で、長崎くんちの演し物を見物することができます。
福砂屋さんの前の広場で踊る演し物はしっかりとした演舞を見ることができるので人気です。
道端は、見物客でいっぱいになります。
かもめ広場などの広い施設ではないので、そんなに大勢の人が一度に見られる程のスペースはないので、少し早めに行って場所取りしたほうが、安心だと思います。
早めに行って、福砂屋さんでお土産のカステラ購入するのもいいです。
ちょっと荷物になるかもしれませんが・・・。
長崎歴史文化博物館
前日の夕方(諏訪神社くんちの夕べの奉納前)と後日の午前中(諏訪神社の奉納の後)に各踊町が来ます。
ロビーで演舞するときもあれば、奉行所横の石畳で演舞したり、踊る場所はその時で変わるので、館内放送の案内が流れたら、よく聞いてみてください。
その時の演舞する場所によるけれど、大人数で見物することができます。
長崎くんち期間中は、長崎くんち関連の展示もしているので、踊町の演し物を楽しむのと一緒に見物するのもいいですよ。
長崎くんちおすすめの見物場所まとめ
庭先回りの会場は、たくさんあるので迷ってしまいますよね。
今回紹介した場所は、たくさんの踊町の演し物を見られます。
長めに迫力のある演し物を見られる機会なので、早めに到着して場所取りする価値もありますよ。
ぜひ長崎くんちの演し物、楽しんでくださいね。
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