初節句、おめでとうございます。
お子さんが末永く健やかに育つようにと、ご両親の想いが込められた、初節句を祝う贈り物。
これから頂く方、頂いた方、様々かと思いますが。
初節句ってパパママにとっても初の行事ですよね。
なら当然、初節句の内祝いのマナーだってピンとこないと思います。
ましてご自身のご両親に対して必要なのかと考えたらなおさらです。
我が家の例も盛り込んでいきますので、初節句の内祝いについてよかったら参考にしてみてください。
初節句の内祝いのマナーについて
お祝いの用途によって、頂いた額の3割~5割程度でお返しするというのが一般的な見方です。
その中でも出産祝いの内祝いは、半返しをされた方が多いと思います。
では、初節句の場合はというと・・・
初節句のお祝いに兜やこいのぼり等高額なお祝いの品をもらう方は多いですよね。
この金額を半返し・・・なかなか難しいと思うんですよ、正直。
それにご両親からみたら、親子なのにみずくさいと気になる親の方が多いのではないかと思います。
実は内祝いって、自分や家族にあったお祝いの幸せをおすそ分けすることが目的なんです。
頂いたお祝いのお返しが目的ではないんですよね。
けれど最近は、お礼を兼ねて内祝いを贈るということが日常化している気がします。なので現代の風潮に合わせるなら
お祝いの幸せをおすそ分け = 頂いたお祝いに見合う内祝いをお返しする
のが一般常識になっています。
でもこれって、友人・知人・親戚など一般的なお付き合いでのおはなしです。
特別な間柄のご両親に、一般的な初節句の内祝いのマナーは合っているのでしょうか。
初節句の内祝いをご両親は望まれているのか
まず、ご両親へのお返しは基本的には必要ありません。
地域の慣習によって、母方、父方どちらが贈るかは分かれるところですが
兜や雛人形を送るのは昔からの慣わしとして行われているのです。
またご両親がお祝いや高額な飾りを贈られるのは、
お孫さんの末永い成長を願って初節句を祝う祖父母としての温かい想いですよね。
可愛い孫に節句の飾りを購入してあげるのは祖父母としての喜び
と私の母は言っておりました。
まずは
- 初節句のお祝いを快く受け取って
- 感謝の気持ちを口で伝える
ことが一番のお返しだと思いますよ。
兜やこいのぼりなど、節句の飾りを頂いたなら、感想や気に入った旨などを合わせて伝えましょう。
贈りものを気に入ってもらえたら、ご両親は絶対嬉しいはずです。
だって、孫のためにと気合を入れて選んでいるはずですもの!
我が家の例を話しますと
両親と一緒に初節句のために飾りを見に行く
(気合を入れて電車で一時間以上かけて浅草橋に行きました)
↓
決定
↓
夜に電話で
『やっぱり孫のためにグレードが高い方に変えたい』
↓
翌日、母一人で電車に1時間以上揺られて浅草橋へ
↓
もう一度商品をしっかり比較
↓
母の気に入ったものに変更してもらう
もともと母は出歩くのが好きなのですが、自分のためだったら絶対、二日連ちゃんで電車乗り継いで行くわけないのに、出向いたわけです。
たぶん、というか絶対、私も母親となったから、母の気持ちは分かるようになってきたのですが、
親にとって、子供と孫に対してすることに見返りを求めてない方のが多いのではないでしょうか。
あえていうなら、見返りは
- 元気に幸せに生きてくれること
- 祖父母となった今、孫の成長をなるべく間近で見られること
これは、私・主人双方の両親を見ていて本当にそう思います。
なので、今、なかなか子供達を会わせてあげられる機会が少ないのが申し訳ないのですが・・・
まあ、我が家の現状はさておき・・・
一番うれしいのは、その場でお孫さんと一緒に初節句をお祝いする事かと思います。
我が家は初節句に限らず、子供のお祝いごとがあるときは必ず一席もうけます。
でもそれだけです。
- 私達の子供のために、たくさんの心のこもったお祝いをありがとう
- 子供の成長を祝ってくれるために、貴重な時間をいつもありがとう
という気持ちはたくさん込めてます。
頂いたお祝いへのお返しは、孫とゆっくり過ごせる時間と思っています。
ご自宅で食事会を開いて、ご招待してあげると喜んでいただけるのではと思います。
もし、ご自宅での食事会が難しければ、外のお店で一席もうけるのもありかなと。
自分達も美味しいお料理食べられますしね(*^_^*)
ただし、その時忘れてはならないのは、あくまで感謝の気持ちをお返しするということ。
高額な食事会をセッティングをしたら、ご両親が余計な気を使われるかもしれませんから。
そうしたらお互いに気の使いあいで、疲れてしまいますよ。
他ならぬ血のつながったご家族です、気楽な気持ちでお子さんの初節句を一緒にお祝いしてもらいましょう。
値段ではなく気持ちを送られた方が喜ばれると思いますよ。
ご両親が一番大事にしているのは、お子さんであるあなた自身とお孫さんです。
初節句が終わったあとも顔を見せに、ご家族でご両親の元へ足を運ぶことが一番のお返しになると思いますよ。
- かわいいお孫さんとの思い出も作れる
- お孫さんの成長を間近に感じられる(小さいうちの成長はほんっとうに早いです!)
お金や品物は、どうやっても孫との楽しい時間には叶いません(^^♪
初節句の内祝いが必要なら
自分なりのルールやけじめとして、やはりきちんとお礼を渡したい
とか
ご両親が遠方に住んでいて、なかなか食事会やお子さんを連れて伺うのが難しい
という場合いに、私がおすすめする内祝いです。
初節句の写真を贈る
お子さんが節句の飾りの前に座っている写真など、初節句のお祝いの場面を写したものなら、とてもいい記念になると思います。
ご両親が贈られた飾りと一緒にお孫さんが写っていたなら
これ、自分達が買ってあげたんだなぁ~
なんて、喜びもひとしおではないでしょうか。
ステキなフォトフレームに入れて贈ればそのまま飾ってもらえますよね。
私の実家の玄関には、孫達の写真がフォトフレームにいつも飾られているのですが、時々変わります。
スマフォに送ってあげた画像なんかも、気に入ったものは自分で印刷して、そのフォトフレームに入れて玄関に飾ります。
玄関を出入りするたびに孫の姿が目に入るのと、来客時の孫自慢も兼ねてます笑
最近はフォトブックなど簡単に作れる写真集もたくさんあります。
お孫さんの初節句の思い出を形に残してあげたら、喜ばれると思いますよ。
初節句の様子を撮った動画を贈る
ビデオで撮った動画を送ってあげるのも喜ばれます。
普段なかなか会えないなら、元気に動いているお孫さんの姿を見られるのは嬉しいですよ。
私の実家では、最近なかなか孫と会えないので、孫達の小さかった頃のビデオ見たりしてるみたいです。
もっといっぱい撮って送ってあげたらよかったなと、それは後悔してます。
必要ならご両親の好物を添える
お孫さんが可愛く動く様子を肴に、贈られた美味しいお酒を一杯
美味しいお菓子とお茶を飲みながらゆっくりと動画鑑賞
なんてのもいいのではないでしょうか。
金額に関係なく初節句の記念品としてお渡しになられることは、非常に良い事だと思います。
ご両親もお孫さんとの思い出を形に残して、身近に置いておくことができますよね。
贈るときには、口頭でも文章でもいいので、お礼と一緒に感謝の気持ちを伝えることをお忘れなく!
初節句の両親への内祝いのまとめ
地域の慣わしや風習によって、初節句の内祝いのマナーや習わしは変わってきます。
ご両親の考え方もあると思います。
もし、特別なお考えがあるようだったら、思い切って初節句の内祝いをしたいのだけど、と相談されてみるといいですよ。
ご両親が内祝いをお断りされるなら
- 感謝の気持ちを言葉で伝えて
- 必要ならその気持ちをささやなか形に変えてお渡し
すればいいと思います。
また地域の慣例などで内祝いの風習があれば、必要なマナーを教えて頂けると思います。
祖父母、ご両親、お子さんの三世代が円満に幸せな関係を築けることが一番です。
満足のいく形で、感謝の気持ちをお返しできたらいいですね。
この内容が、少しでもお役に立つことがあれば嬉しいです。
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