我が家の庭に咲いているクリスマスローズはもうすぐ6年目。
そろそろ、株分けをする頃になりました。
冬越しの前に、株分けしてまた綺麗な花を咲かせてもらたいと思います。
今回は、クリスマスローズの株分けについて、まとめました。
クリスマスローズの株分けを11月に行う
クリスマスローズは、寒さに強い植物ですが、それはクリスマスローズ自体に元気があってのこと。
寒くなってからの株分け、植え替えを行うと、生育期間が短くなってしまい、開花にえも影響がでてくることもあります。
一般的に秋の株分けは9月~11月くらいと、比較的長い期間で言われていますが、これはエリアによって寒くなる時期が違うから。
北海道や東北などは寒くなるのも早いので、9月位には株分けしたいところ。
または開花が終わる3月頃に、株分けするのもいいですよ。
南の方の温かい地域なら10月頃が株分けにちょうどいい時期です。
遅くとも11月中旬くらいには、株分けを終わらせて、充分な生育期間をもたせてあげましょう。
クリスマスローズの株分けの目安
クリスマスローズの株分けの目安としては、種から育てたなら7,8年経過した頃、開花株(花が咲く頃まで育った株)なら5~6年経過した頃に、株分けを考えるといいですね。
我が家のクリスマスローズは開花株の状態で植えられたものなのですが、
- 株の中心部が固まってしまい、株の中心は開いていて、株周辺から茎が伸びている状態
- 新しい茎は細いものが多い
- クリスマスローズの葉や花の数も少なくなっている
現在、このような状態です。
クリスマスローズの株はどんどん大きくなって成長します。
そして、成長とともに生命力も弱くなってしまいます。
株分けには、クリスマスローズを増やして楽しむだけではなく、生命力を回復させ、若さを取り戻す効果があるんですね。
クリスマスローズの状態を見極めて、定期的に株分けすることで元気が戻れば、長い間クリスマスローズの開花を楽しむことができますよ。
クリスマスローズの株分けのめやすとしては
- 発芽してから7,8年(または開花株を植えてから5、6年)
- 株の中心が固くなり、目が出ていない
- 花や葉っぱの数が少ない
- 茎が全体的に細くなっている
この4点を考慮するといいと思います。
クリスマスローズ株分け地植えの場合
地植えされたクリスマスローズを株分けするためには、クリスマスローズを掘り起こす必要があります。
土の中では、大量に根が育っているので、シャベルやスコップを使って、株の大きさよりも少し大きめに掘りだすようにしましょう。
根っこに付いた土は、割り箸など細い物を使って、丁寧に落としましょう。
株分けの際に、根洗い(根っこを水で洗うこと)をする方もいらっしゃるようですが、根っこを水洗いしてしまうと、根っこに生えている根毛(土中の水分を吸ってくれる大事な役割をもつ)も土と一緒にそぎ取られてしまう可能性があります。
根毛がなくなってしまうと、今後の成長にも影響が出てくることも充分考えられるので、私は軽く土を落とす程度で充分だと思っています。
根っこの土を落としたら、ナイフなどを使って、株の中心を2つに分けます。
その後、4,5個程度の芽ごとに株を分けます。
その後、新しい土の中に株分けした株を埋めるのですが、そのまま土の中に埋めると、土と根っこの間に隙間ができてしまいます。
根っこと根っこの隙間に用土を入れてあげて、ある程度すきまがなくなったら、土の中に埋めてあげましょう。
こうすることで、土中の水分や養分を根っこが吸収しやすくなります。
株は、年数をかけて再び大きくなります。
株分けした株を埋めるときには、50~60センチくらい間隔をあけて植えると、大きく育っても窮屈にならずに済みますよ。
株分け方法をまとめると
- シャベルなどで、株の周りを大きめに掘り出す
- 根っこに付いた土を割り箸などで取って、根をほぐす
- 株の中心から2つに分ける
- 4,5個の芽ごとに株を分ける
- 根っこの隙間に新しい土を入れる
- 土の中に埋める
株分けした株を植えたあとの注意点として
- 植えた当日は、水をあげない
- 次の日の午前中、土と根がしっかり密接するようにたっぷりお水をあげる
- 約1ヵ月位は肥料はあげない
- 1ヵ月以上過ぎて、根が育ってきたら少しずつ肥料を与える
この4点に気を付けて様子を見てくださいね。
クリスマスローズの11月の株分けまとめ
11月は株分けにはギリギリかなと思います。
遅くとも11月半ばには、株分けを終わらせるようにしましょう。
クリスマスローズ地植えの株分けと増やし方。目安はどれくらい?
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