年末年始に実家や義実家に帰省する方は多いですよね。
でもネコを飼っている場合、心配なのが帰省中に猫をどうしたらいいものか。
お留守番?連れて行く?不安はたくさん出て来ます。
今回は年末年始に帰省する際の、愛猫の対処法についてまとめました。
年末年始の帰省で猫はどうするか考えた
我が家では1匹のねこを飼っています。
とっても可愛くて、甘やかしちゃっています笑
『猫は家になつく』というくらい、場所が変わることに不安やストレスを感じる生き物と聞いています。
うちみたいな完全家ねこで、24時間365日、空調管理された快適な室内で、食べ物も飲み物も困ることなく、甘ったれて生きてきた猫を一人で、2日以上寒い季節にお留守番させるというのは、不安だったり、かわいそうだったり、気が咎めたり・・・。
ちなみに私は、愛猫は一人で新年を迎えるのか・・・と悲しくなったこともあります。
ちなみに主人は愛猫を留守番させることに対して
- ネコは一匹でも平気な生き物
- 毛皮着てるんだから、寒いのは平気。むしろ心配なのは暑い環境
- エサと水さえしっかりしておけば平気
- 車で長時間移動の方がストレス(うちの猫の場合)
- 慣れない場所で何日も過ごすよりは家の方が安心できる(うちのねこの場合)
と『大丈夫、年末年始の留守番できるよ』派
対する私は
- ほとんど毎日24時間、家族の誰かが一緒にいて、かまってくれる環境だから、一匹でずっといるのは寂しくてストレスになるのではないか
- 一年中快適な環境で、急激な寒さには耐えきれず、病気になるのではないか
エサと水に関してはしっかり準備しておけば安心 - 車での移動はたしかに怖いんだけど、往復2時間ならなんとかいけるのではないか(うちのねこの場合)
- 慣れない場所でも家族が一緒にいて構ってあげられる方が、愛猫も寂しくないんじゃないか
という『年末年始にお留守番させるのは不安』派
それで、主人と私で
- ペットホテルに預ける
- 帰省先の実家に連れて行く
- お留守番させる
この3点について、調べてみることにしました。
猫にお留守番させるのが不安
ペットホテルに預ける
ネコにお留守番させることが不安だったので、まずは犬猫用のペットホテルに行って、ねこを預けることについてお話を聞いてみました。
ペットホテルの人の説明では
- ネコでも預ける人はいる
- 慣れない環境に緊張してケージの中で固くなったまま、動かないねこもいる
- 慣れない環境がストレスで水や食事をきちんと取れず、体調不良になる猫もいる
- (そこのペットホテルは)犬と猫が同じ室内で宿泊するので、隣の部屋(ケージ)に犬がいると怖がるねこもいる
- 体調不良になった場合、提携の病院で応対はしてもらえる
- 毎日、新鮮なお水と食事が与えられる
- 毎日、スタッフの方が常に気を使ってくれる
ということでした。
確かに常に誰かが見ていてくれて、適切なお世話をしてくれるというのは心強く感じました。
普段、犬と一緒に生活しているねこちゃんは犬に慣れているから、同じ室内でも緊張せずにいられるそうなのですが、うちは猫一匹と人間だけなので、たぶん無理。
うちの猫はたぶん緊張でじっとしたまま、水やエサももしかしたら難しいかもと主人と意見が合いました。
リラックスして、自由に動いたり眠ったりできる方がいいよねと主人と話し合い、ペットホテルに預ける案は無くなりました。
我が家の周辺地域には残念ながら無かったのですが、猫専用のペットホテルもあります。
臆病だったり、神経質だったり、いろんなタイプのねこちゃんの性格に合わせたお世話をしてくれたり、猫が快適に暮らせる環境だったりと、猫尽くしのホテルで、近くにあったらお世話になってしまうかも・・・というすてきなホテルもありました。
ペットホテルを利用する予定なら、猫専用ホテルも考慮なさってみてくださいね。
帰省先の義実家に連れて行く
実は年末年始ではないのですが、主人の実家に泊まりで連れて行ったことがあります。
主人の実家ではもともと猫を飼っていたこともあり、義両親ともに猫が大好きなので、連れてきていいよと了承を得ました。
お気に入りのハンモック付きの小屋とおもちゃ、トイレなど一式を車に乗せて、愛猫はキャリーバッグに入れて移動することにしました。
初めての環境とできごとに不安になったのか、今まで聞いたこともない低い声でしばらく鳴き始めました。
運転に影響でないか心配はあったのですが、少しでも不安を取り除ければ・・・と結局キャリーバッグから出して、膝の上で抱っこしてあげることに。
しばらくすると落ち着いて、いろんなことに興味を持って鼻をクンクンしてみたり、車内を少し移動してみたり。
おどおどしっぱなしということはなかったです。
帰りもまた不安になり、低い声で唸るようにしばらく鳴いて、あとは膝の上でじっとしていました。
義実家に滞在中ですが、緊張してキャリーバッグから出てくることはなく。
数時間たって、キャリーバッグの入り口をお気に入りの小屋の入口に近づけてあげたら、小屋の中のハンモックに入ったきり、全く出てこず、目玉を丸くしてじっとしていました。
夜、小屋から出てきても、家の中の隅っこに入り込み、私たち家族が側にいないときは、エサも水も一切手を付けずという状況でした。
チュールだけは別格みたいで、チュールをくれるときだけ、主人の両親に近づくという笑
こんなに緊張している愛猫の様子を見たことはなく、『やっぱり慣れた環境の方がいい』ということで、それ以来、義実家には連れて行っていません。
帰省中に猫をどうするか
家にお留守番
預けられない、連れて行けないならば、残りはお留守番だよね
ということで、お留守番の道を模索した私たち。
前半でお話したように、主人は2泊くらいなら猫だけで平気だよという考え方なのですが、私には不安が付きまとって、なかなか話は前に進まず・・・。
そこでペットシッターについてネットで調べてみました。
ペットシッターもいろいろで、値段も違えば対応も違う、オプションがあったり、フォローがきめ細やかだったり、必要最低限だったり、色々だったのですが、1ヶ所『ここなら!』というところを見つけて、思い切って電話して、我が家に来てもらうことにしました。
もちろんしっかり説明を聞いて、不安なことは質問して納得の上でです。
家族が不在の家に他人に入ってもらって、大切な猫を預けるわけですから、不安もあったのですが、感想をいうと、ペットシッターさん、とてもよかったです。
いいシッターさんに巡り合えたのもラッキーだったのでしょうが、安心して2泊3日を実家で過ごすことができました。
自宅といえど、猫によってはペットシッターさんがくると、隠れてしまったり、警戒してストレスを感じるネコもいるそうなのですが、我が家のねこは自宅なら人に対する警戒心はなく、遊び好きということもあって、ペットシッターさんを歓迎してくれたみたいです。
ペットシッターさんのお話だと、うちのねこの場合は、寂しいというストレスはないけれど、時間を持て余して暇だということです。
トイレの掃除、えさや水の取り換え、汚していれば簡単なお掃除、遊びをしっかりしてくれたので助かりました。
ただペットシッターさんが滞在する時間は、今回は40分という短い時間だったので、大半は一匹で過ごすことになります。
主人と話し合った結果、我が家のお留守番の対策として
- 床暖房をタイマーセットしていく
- 寒さ対策に、モコモコした猫用のベッドと毛布を置いておく
- エサと水はたっぷりおいておく(念のため)
- トイレは2個用意(念のため)
- お気に入りのおもちゃの新品をおいておく
- 雨戸は全部しめず、外を眺められるように少し上げておく
快適な環境はなるべく、そのまま維持しようということで、でも不在中ずっと電源をつけっぱなしなのも心配だったので、一応床暖房をタイマーセットにしました。
またペットシッターさんが不測の事態で来られないということに備えて、お水とエサ、トイレは多めに置いてでかけました。
猫によってお気に入りのおもちゃってありますよね。
新しいおもちゃもよかったのですが、もし猫の興味をひかないものだったら、遊びの足しにならないと思い、古いお気に入りおもちゃを新しく用意して、おいていきました。
気分転換に外を見られる環境も大事ですね。
年末年始の帰省中の猫どうするかまとめ
帰省中の対策は、連れて行く、預ける、お留守番のどれかを選ぶ人が多いと思います。
車の中でもへっちゃらという猫ちゃんもいますし、家にいる方がいいわという猫ちゃんもいます。
可能な選択肢の中で、ねこちゃんが少しでもストレスのない環境を作ってあげられたらいいですよね。
年末年始のペットホテルやペットシッターの利用は、予約が殺到するところも多いので早めの対策が必要です。
また特別料金になることも考慮してください。
お留守番の場合は、えさ、水、室温を特に注意しましょう。
連れて行く場合には、緊張による飲食の減少、体調管理に気を付けて上げるといいですよ。
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