美濃まつりのにわかを楽しむなら!流しにわかの見どころと見物場所

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4月の第2土日に行われる美濃まつりでは、2日間流しにわかを楽しむことができます。

美濃流しにわかを楽しめる場所や見どころについてお話しますね。

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美濃まつりのにわかを楽しめる場所

美濃流し仁輪加(にわか)は、美濃市内にある辻の一角で見物することができます。

美濃市内の町内ごとに、にわかを披露する場所が設けられています。

目印としては、青(紺?)と白のストライプの幕と各町内の札がついた看板

特別にステージのようなものはなくて、普通の道路や段差などで仁輪加はスタートします。

にわか上演中は、係の人が誘導灯で、車を誘導していたりします。
また、通行人もにわかを演じている後ろを通り過ぎて行ったりしています。

 

美濃まつりのパンフレットを見ると、流しにわかは夕方~と書いてあります。
だいたい17時頃から、街のあちこちで流しにわかは始まります。

各町会が、各町会でにわかを演じて歩くスタイルなんですね。

どこでも好きな場所で見られるので、散策途中に、青と白のストライプの幕と町会の札がついた看板を見つけたら、そこで待ってみてください。

お囃子の音が近づいてきたら、にわかを見られるチャンスです。

 

場所にもよりますが、会場には人がほとんどいない場合があります。

3,4人待っているだけ・・・という寂しい場合もあるのですが、お囃子の音が近づいてくると、近所の家々から人が出てきて、あっと言う間にたくさんの人で賑わいます。

みなさん、次の仁輪加がやってくるまで、家の中でのんびり待っているんでしょうね。

流しにわかを見物している間、笑いがおこったり、見物している子供からつっこみがあったり、賑やかに楽しめますよ。

 

美濃流しにわかは、だいたい5~7分程度だと思いますが、あっと言う間に終わってしまいます。

終わったら、次の町会が来るのを待っていてもいいんですけれど、時間はまちまちなので、案外待たされることもあります。

けれど、色んな会場でにわかを披露しているので、混雑することなくゆったりと流しにわかを楽しむことができるんですよ。

 

美濃流しにわかを雰囲気ある中でみたいなら、うだつのあがる町並みに入ってみてください。

歴史を感じる町並みの中で見物する流し仁輪加は、また違った雰囲気で楽しるためか、見物客も多いです。

各辻で行われる美濃流しにわかは、町会ごとに間が空くんですね。

もし全部の流しにわかを楽しみたいなら、18時30分から行われる仁輪加コンクール会場で見物するといいですよ。

全部の流しにわかを通しで見ることができるんですよ!

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美濃の流しを全部みるなら

仁輪加コンクールは、美濃市観光協会前ポケットパークで行われます。
美濃市観光協会は、うだつの上がる町並みの中にありますよ。

実は流しにわかのグループは、各町会の辻でにわかを披露しながら、この仁輪加コンクール会場に向かっているんですね。

仁輪加コンクールで優勝するのは、町会として名誉なことなんですよ!

 

美濃市観光協会前ポケットパークでなら、全ての町会の仁輪加を全部見物することができますよ。

席取りは17時過ぎ位から始まっています
開始時刻の18時30分には満席で、にわかの様子が良く見えない木の裏とかにも人だかりでいっぱいになります。

美濃流しにわかは、やりとりも楽しいけれど、即興性のある見た目も楽しめるので、できたら見て聞いて楽しんでほしいなと思います。

 

仁輪加コンクール会場で仁輪加を披露した町会は、再び街のあちこちで美濃流し仁輪加を披露していて、夜9時過ぎまで、街のあちこちで、仁輪加を楽しむことができますよ。

仁輪加コンクール会場が混雑していて見られないという場合は、街の会場で間近でゆったりにわかを楽しめますよ。


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美濃にわかの見どころ

にわかとは

にわかは、オチのついた即興喜劇のことで、日本各地で地域性のあるにわかが演じられています。

江戸時代末期頃から始まったらしく、にわか車を曳いて、お囃子を演奏しながら街の辻で仁輪加を上演して歩くスタイルから、流しにわかという名前で呼ばれています。

毎年完全新作

美濃まつりで演じられるにわかは、毎年新作なんですよ。

祭りが近づくと、各町内の若い衆たちが、毎夜集まり、台本を作って、セリフとお囃子の練習に励んでいます。

演目の題材は地元ネタもあれば、日本や世界の政治や世相など話題のあるものを選んで、風刺や洒落のきいたネタを、独特の美濃町弁で演じています。

 

にわかを聞いていると、言葉の掛け合わせだったり、言い回しだったり、笑いながら心の中で、うまいな~と感心させられることがあります。

会場がドッと湧くこともあり、つい声を出して笑っちゃうんです。

 

衣装やメイクは、手近なもので間にわせ合わせたような感じがすることもあるのですが、これもにわかならでは。

即興性が大事なので、メイクも衣装も凝り過ぎずに用意した感じに仕上がっています。

けれど、よくみるとメイクが念入りだったり、実は凝っていたりもします。

話題の有名人を題材にしていることが多いのですが、見た目だけじゃなくキャラも似せてきてるな~と感心させられることが結構ありますよ。

お囃子も町内ごとに違う

にわか車で街の中を移動中に慣らしているお囃子は、町内ごとにリズムが違います。

にわか車

にわか車とは、大八車かリヤカーの真ん中に、提灯を吊るした松を立てて、大太鼓や小太鼓を乗せたものです。

このにわか車を曳いて、街中を移動するのですが、昼間と夜では雰囲気が変わるんです。

暗くなった夜道を移動するにわか車は、提灯のボンヤリした明るさに照らされて幻想的な雰囲気になります。

言葉

仁輪加は、独特の美濃町便で演じられます。

最初の口上から特徴があり、演目の紹介とともに、『あとはなんやらかや』『むっちゃくちゃらのはじかまり』などという方便で語られていきます。

ステージは基本的に方言で進みますが、「わっちんとこは」とか「おまはんたぁは」とかいう言葉が出て来ます。

 

演目のラストでは、演者が言った言葉に対して、見物人たちが「そりゃまた、どうしてやな」と大きな声で問うのがお約束となっています。

演者が「~のことならな」などと言うと、観客が「どうじゃな」と合いの手を入れるみたいにして声をかけます。

そこで、落ちがきて、最後に観客と演者みんなで『エッキョウ』と大声で言って、にわかは終了です。

エッキョウとは、にわか好きのお坊さんの名前が『恵橋(えっきょう)』だったとか、『ええ興じゃった』が訛ったとかいろんな説があるみたいですが、定説はないようです。

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まとめ

美濃まつりの美濃流しにわかは、シャレがきいていたり、シュールだったり、思わず声を出して笑ってしまうくらい、楽しませてくれます。

会場も笑いに包まれて、愉快な時間を過ごさせてくれました。

流しにわかは、待ちのあちこちで見物することができるので、散策がてら見物してみるのも面白いですよ。

 

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