小学校の自校式の給食室で調理補助のパート勤務を2年間していました。
仕事中の白衣の下は、動きやすい服装なら色、柄、模様は基本的にはOKでした。
夏は暑いからTシャツ、冬はヒートテックやタートルネック、ロンTなど防寒対策していました。
でも、ビーズやスパンコールなどの飾りがついた服は、落ちて給食の中に落ちる可能性があるので、ダメでした。
あと、肌を異様に露出した服や、児童に悪影響を及ぼす可能性がある服は、辞めた方がいいです。
(※万が一、保護者や児童に見られた場合のため)
下はパンツ、スカートどちらもOKですよ。
この記事では、
- 白衣の下に着用してOKな服装
- 髪型
- 通勤時の鞄やアクセサリー
- 勤務中のまかない(おまけ)
について紹介しています。
よかったら、勤務開始前の準備の参考にしてくださいね。
給食パートの服装
雇用契約を結ぶときに受けた説明で言われたものは、華美な服装や肌が異常に露出した服装は避けることでした。
私の勤務先の場合、小学校の敷地内に給食室があるため、児童に悪影響を与えない、保護者が不愉快に感じたりしない服装をすれば大丈夫ということ。
下着が見えそうなミニスカートとか、身体がすけて見える素材とか、ドクロや悪魔などがでかでかとプリントされているとか・・・要は小学校のさわやかな雰囲気にそぐわないものはダメなんです。
それ以外なら、基本的になんでも大丈夫。
パートさんに限らず、正社員の方も、オシャレな人はいたし、カジュアルな人もいました。
下はスカートでもジーパンでも大丈夫。
給食調理の間は、
- 頭には頭髪ネットと帽子を深々と被り、
- 顔には大きなマスク
- 上には手首までしっかり隠れる白い作業着
- 下は、くるぶしまで隠れる白い作業ズボン
- 足は白い安全靴
といういでたちなので、出てるのは両目と手のひらだけ。
上着の中は、見えないので動き安ければ大丈夫。
出勤時に着てきた洋服の上に上着を着る人もいたし、更衣室でTシャツなんかに着替える人もいましたよ。
私は、朝ギリギリに到着することが多かったので、なるべく手間を省くため、家からTシャツを着ていってました。
- 暖かい時期は、半袖のTシャツ
- 寒い時期は、長袖のTシャツやハイネック
が主な服装でした。
冬場なんか調理場が冷えるので、Tシャツの下にヒートテックを着て、下はタイツやスパッツの上に作業ズボンを履く、足りなければ毛糸のパンツ追加してました。
作業着の下は見えないから、自分達の動き安さ優先の服装で大丈夫です。
Tシャツもわざわざ買わなくても、古いTシャツとかを、仕事用にしちゃえばいいんじゃないかなと思います。
靴
靴はスニーカー、サンダル、ブーツ、ほとんどの物は大丈夫です。
ブーツもショートブーツ、ロングブーツ共に大丈夫でしたよ。
カバン
給食の作業服は、自分たちで洗うところと、業者にクリーニングするところなど色々です。
自分たちで洗う場合、毎日持ち帰って洗い、次の日洗い替えを持っていくことになると思うので、作業服一式が入る程度の袋やバッグがあると便利です。
作業服は汚れている事もあるから、ビニール袋に入れてから、カバンにしまうと汚れずにすみます。
特に形に決まりはありませんでした。
アクセサリー
ピアス、イヤリング、ネックレスなどのアクセサリーの着用は禁止です。
通勤で付けるのは大丈夫だけど、盗難や紛失は0ではないので、ロッカーに鍵をかけるなど、自己管理をしっかりする必要があります。
髪型
髪型に特に決まりはありません。
長くても、しっかりまとめて帽子の中に髪の毛が全部入れば大丈夫。
耳の脇などから、髪の毛が数本出ているのもアウトで、朝の朝礼で指摘されました。
爪
爪はネイルはダメで、短く揃えます。
爪も毎日、朝の朝礼で指摘されるので、長いときには、休憩室の爪切りで爪を切ってから、勤務に入りました。
給食パートの化粧
メイクですが、面接の際にメイクは控えめにしてほしいという話を受けました。
- 濃いメイクで作業着が汚れる可能性
- 給食に交じって異物混入の恐れ
を回避するためなんです。
特に付けまつ毛とかアイプチとか、取れて落ちる可能性があるものは絶対禁止です。
まあ、そうはいっても、チークが濃い目のパートさんとかいましたけどね笑
年に1回か2回、給食調理員が教室に行って、児童と一緒に給食を食べるという学校行事があったんですけれどね。
給食食べる時は、マスクは取るじゃないですか。
子供に素の顔は見せたくない!という調理員さんがいて、その日はメイクしっかりしてました。
給食調理に影響が出なければ、適度なメイクはOKで大丈夫!
給食パートのまかない
食べることが大好きな私にとっては、お昼ご飯はとても大切なのです。
学校給食パートのお昼は、子供達と同じその日の給食を食べます。
給食の量は児童と大人で分かれており、児童も学年で量は変わります。
小学1年生と小学6年生の給食の量が同じじゃ、かわいそうですもんね。
決まった一人当たりの量×クラスの人数で量を割り出し、各クラス毎の食缶に給食のおかずを分けていきます。
給食調理員は、小学校の先生と同じ量と決まっているんです。
給食室の分の配缶は一番最後になるんですけれどね、もともと大目に作っているので、人数分より多めの量になるんですよ。
お当番の人が、休憩前に全員分の給食をセッティングするのですが、各自、量を減らしたり、多くしたり、お代りしたり。
お腹いっぱい食べられることは間違いないです!
その日のメニューで当たり外れはあるかと思いますが、朝、ダシを取るところから始まって、一から手作りの給食は、栄養も満点で美味しかったです。
辛い日も、給食が心の励みになっていたところもあるんですよ。
きっと会社にもよるのだと思いますが、私の勤務していた給食室では、まかないは有料で、市内の子供達と同じ料金を払っていました。
だから、一食あたりの給食費×勤務日数にすると、結構な金額なんです!
週4日程度出勤すると、給食パート1日タダ働きで・・分かっていはいるけれど、差し引かれると結構痛かったです。
残り物の持ち帰りは厳禁です!
例え牛乳のような容器未開封の物でも、持ち出しは禁止です。
まとめ
給食パートとして勤務している間は、作業服で全身覆われています。
動きやすい服、寒さ暑さに対応できる洋服を選べば大丈夫です。
あとは、通勤・退勤時に生徒や先生、保護者がびっくりするような服装なら、問題はないですよ。
▼給食パートのお給料と夏休み中の出勤について紹介しています。
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