夏休みの自由研究に、子供達が興味のあることを調べる姿っていいですよね。
ただ、大きな模造紙にうまくまとめる方法を、子供達はあまり知らなかったりします。
夏休みの自由研究をまとめるときのテンプレートの紹介と、模造紙にまとめるときのコツについてお話しますね。
自由研究のまとめ方のフォーマット
自由研究をまとめるときの目安として、次の7つを書くとよい。と、子供の学校からの夏休みの課題要項に書かれていました。
- タイトル
- 研究(観察)の動機
- 研究(観察)の方法
- 用紙したもの
- 予想・仮説
- 研究(観察)の結果
- 分かったこと
もし、何をどんな風に書こうかなと悩んでいるなら、この7つさえ押さえておけば間違いないです。
あとは、どんなレイアウトで模造紙にまとめるか、ですよね。
我が家は、夏野菜の葉っぱの違いについて調べました。
▼レイアウトはこんな感じ
今回は、夏野菜の葉っぱ比べだったので、④用意したもの、は省略。
⑥観察の結果には、野菜の葉っぱの写真と、それぞれの特徴をまとめたものを書くという形にしました。
▼実際に、学校の課題要項を参考にして模造紙に作った自由研究がこちら
基本的に、①タイトル、②研究の動機、⑤予想・仮説、⑦分かったことは、文字のみでOK。
③研究(観察)の方法、④用意したものは、文字だけでもいいし、イラストや写真で一覧にしても分かりやすいですよ。
大事なのは⑤観察の結果をどんな風に説明するか。
写真やイラスト、表やグラフを使うと、見やすいし、分かりやすいという利点があります。
それから、書く文字数を減らせて、作業時間を減らせたりもします。
小学生の自由研究フォーマットの内容
じゃあ、具体的にどんなことを書いていけばいいのかというと・・・
①タイトル
もう、これはそのまんま。
何について調べたのかが分かればOKです。
例:アサガオの種できるまで・猫の肉球はなぜムニュムニュしているのか・アイスクリーム作りに挑戦!などなど・・・
②研究(観察)の動機
これは、なぜこの自由研究をしてみようと思ったかの理由やきっかけ。
小学生なので、自分の気持ちが上手に伝えられればいいと思います。
あまり難しく考えないで、素直に自分が思ったことを書けば大丈夫です!
例:アサガオの種がどうやってできるか不思議だったから・うちの猫の肉球がぷにぷにで気持ちよくて、もっとよく調べてみたかったから・美味しいアイスクリームを自分で作ってみたかったから・本で読んで興味を持ったからなどなど・・・
③研究(観察)の方法
どんな手順で研究を進めていくのかを説明します。
どんな方法で、どんな手順を踏んで、研究や観察・作業を進めていくのかを書きます。
言葉で伝えにくい場合は、実際の手順をカメラで撮って、写真で説明するという方法もありますよ。
④用意したもの
どんな材料・道具を使ったのかを書きます。
イラストや写真を使うのも、分かりやすいです。
⑤予想・仮説
実験や観察したら、どうなるかを予想して自分の考えを書きます。
例:アサガオの花が咲いた後に種の実ができる、猫の肉球はなにか大事な働きがあるはず、すごく美味しいバニラアイスクリームができるはずなどなど
⑥研究(観察)の結果
実際に実験や観察をした結果を書きます。
結果はメインなので、写真やイラスト、表などを使って、分かりやすく、模造紙の中でも一番広くとるといいです。
⑦分かったこと
研究や観察をしてみて、分かったことを書きます。
・実験や観察の結果から、どんなことが分かったのか
・(失敗した場合は)どうしたら成功に導けたか
・注意点や改善点
面白かった、大変だった、というのは、個人の感想なので書かない方がいいです。
もし感想を書きたい場合、⑧として感想の欄を作ればいいと思います。
自由研究のまとめ方で模造紙への書き方
各項目(用意するもの、実験の結果など)は太字で大きく書いた方が目立って分かりやすいです。
白い模造紙に黒いペンだけを使うと、全体的にシンプルだし、項目ごとの境目がなくなって、見づらくなってしまいました。
- 項目と項目の間にスペースを作る
- 項目ごとに色分けする(それぞれ違う色の色紙を使う、カラーペンで項目毎に囲むなど)
- 大事な部分にカラーペンで線を引く
など、メリハリをつけたり、スペースを空けてあげると、とっても見やすくなります。
まとめ
他の自由研究をみても、今回紹介した7つの項目を順にまとめているレイアウト多いです。
7つの項目の中で、研究や観察・実験内容によって、必要のない項目もあれば、使わなくても大丈夫。
どんな思いつきで、どんな材料を用意して、どんな方法(順番)で、どんなことがわかったか。
これらのことを、クラスのお友達に分かりやすく伝えてあげる感覚で書くと、まとめやすいかもしれません。
夏休み自由研究理科のまとめ方とテンプレート。小学生向け
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