コンビニを辞めたいけれど辞められない理由って、人間関係が原因になっている可能性があります。
- 店長に怒られたらどうしよう
- 従業員に悪く言われたらどうしよう
- 辞めると伝えた後の勤務がきまずい
お店側も人手不足になるとシフトの調整など大変ですから、引き止めたり代替案やいい条件を言ってくるかもしれません。
でも、そこで迷ったら、またずるずると続きかねないので、『辞めます』ときっぱり伝えましょう!
バックレて辞めると後で困ることもあるので、直接伝えるか、電話が無難。
- 辞めたいではなく、『辞めます』ときっぱり伝える
- いつまでは働きます!と辞める日を明確にする
ことが大切です。
この記事では、
- なんで辞めたいのに辞められないのか
- バックレると怖い理由
- 辞めることの伝え方
- 年齢や状況別の辞める理由と対処法の例
についてまとめました。
コンビニを辞めたいなら
辞めたいのに辞められないのは人間関係を気にしているから
コンビニを辞めたいのは、いろんな理由がありますよね。
- 人間関係
- 仕事が合わない
- 体力が続かない
- 仕事が覚えられない
- ミスが多い
- 時給が上がらない
みんな理由は違うけれど、1つ共通していることは
ということですよね。
そして、辞めたいけれど辞める行動に移せていないのは、
- 店長やオーナーに辞めると言いづらい
- 辞めると伝えた後の残りの勤務が気まずい
- 怒られたらどうしよう
- 陰で悪口を言われたらどうしよう
- 従業員から無視されたらどうしよう
- 残った人に迷惑をかけたらどうしよう
など、退職希望を伝えた後の周りの態度が気になっているのではないでしょうか。
気がかりなのは店長・オーナー・従業員の態度。
人間関係を気にせず、辛い思いをすることなく、辞めることができるなら、今、悩んでいないですよね。
人間関係の悪化は期限付きと覚悟しよう
仕事を辞める場合、一般常識的には1ヶ月程度前に退職の希望を伝えるのが望ましいとなっています。
その理由は
- 次の人材を探して補充
- シフト調整する時間
コンビニ側があなたの抜けた穴を調整するのに、余裕をもつために必要だから。
民法627条1項において
となっています。
1ヶ月前でなくとも、2週間前に退職の意思を伝えれば、2週間後には仕事を辞めることが可能です。
いざ辞めるとなったら、この2週間がとてつもなく長ーく感じる人もいるでしょう。
特にシフトを多く入れている人は、出勤する毎日が憂鬱になることと思います。
けれど、辞められずに1か月も2か月もずるずる先延ばしにした場合、どうなると思いますか?
ここから数か月我慢して働いて、どうしても無理!となった場合、結局は店側に退職願をして、そこから最終勤務日まで我慢して働くことになるんです。
辞めるのを先延ばししても、いつかは辞めることは伝えなくてはならないですよね。
- 今行動に出て2週間~1か月後にすっきりするか
- 後回しにして、毎日憂鬱な気持ちで出勤を続けるか
どちらを選ぶのも自由です。
バックレるのはまずい
何も言わずに、バックレることができれば、めちゃくちゃ楽ですよね。
でもバックレるのは、面倒なことが残る可能性もあります。
- コンビニから電話がかかってくる
- 私物を置いてある場合取りに行けない
- お給料がもらえない場合あり(勤務開始から日が浅い場合)
- 源泉徴収票がもらえない可能性がある
- 次の採用先で身辺調査される可能性あり
- 後で後悔することがある
コンビニから電話がかかってくる
無断欠勤すると、お店から電話がかかってくることが多いです。
家族と同居の場合、自宅の電話や保護者のスマホに連絡が入る場合もあります。
私は、高校生の頃バイト先の早朝シフトが嫌で無断欠勤でフェードアウトしてしまったことがあります・・・。
そうしたら、家の電話に何度もかかってきて、親にバレてものすごく怒られたのを覚えています。
私物を置いてある場合取りに行けない
控室に忘れ物をしていたり、私物を残してある場合、取りに生きずらいです。
お給料がもらえない場合あり
勤務の初日や研修中など、勤務開始から日が浅い場合、給与振り込みの手続きが完了しておらず、給料が手渡しの場合があります。
働いた分は、例え1日分だって給料欲しいですよね。
源泉徴収票が貰えない可能性がある
次のアルバイト・パートで働き始めると、年末調整で前職分の源泉徴収票の提出を求められます。
なければ、『前の職場に連絡して、作って貰ってください』と言われることもあります。
バックレてしまうと、頼みづらいですよね。
また、コンビニ側も嫌な気持ちが残っているから、冷たい態度を取られるかもしれません。
次の勤務先で身辺調査される可能性がある
これは私の体験談なので、必ずではないのですが。
私がパートの面接を受けて採用された後、その前に働いていた店舗にたまたま立ち寄ったんですね。
その時、店長から『1週間位まえに、○○さん(私の名前)についての勤務態度や性格、出勤状況についてあれこれ聞かれたよ~』と言われたんですね。
その電話があった数日前が面接の日だったので、直感で『調査されたんだな』と驚きました。
店長は、勤務態度も出勤状況も問題ないと伝えてくれたので、そのまま採用に至ったのだと思います。
もしバックレて辞めたら、『無断欠勤する無責任な人』という印象を与えかねませんよね。
絶対ではありませんが、例えアルバイト・パートでも勤務状況を前の職場に確認される可能性がある、という貴重な経験をしました。
後で後悔することがある
高校生の頃に、無断欠勤でそのまま辞めてしまったのですが、やっぱり大人になり、母親になってからは、思い出して後悔することもあります。
子供に強く言えないし(笑)
それから、就職したときに自分が管理する側になった時に、無断欠勤されたり、バックレられたときの大変さを身をもって知りました。
直接伝えるのが無理なら電話で伝えよう
- 店長がすぐ怒鳴る・キレやすい
- 店舗に向かうと思っただけで、気分が悪くなる
- 引き止められたら断れる自信がない
どうしても、面と向かって伝えることが難しいこともあります。
例え電話でも、きちんと口頭で辞める意思を伝えましょう。
私の職場の同僚は電話で辞めることを伝えて退職しました。
辞めることを伝えるときの注意点
引き止められても意見を変えない
私が働いていた職場でのことですが、
- 出勤日減らすのはどう?
- 1週間に1回のシフトでもいいよ
- とりあえず籍だけ置いておけば
- (人間関係が悪い場合)○○さんと同じシフトはなるべく組まないようにするよ
- (人間関係が悪い場合)○○さんに注意してみるよ
- 今、君に抜けられると他の人に迷惑がかかるんだよね
- 1人減ると、お店が回らなくなってしまう
等の引き止めセリフを聞いたことがあります。
コンビニも人手不足なので、なるべく人員を減らしたくないですからね。
押しに負けて、『じゃあ籍だけなら・・・』などと了承してしまうと、人手が足りない時に『今回だけ頼むよ』とお願いの電話がかかってきたり、『そろそろシフト入らない?』などと言われます。
また、特定の人との人間関係が悪い場合、同じ時間にシフトを組まないというのは難しい話です。
限られた人数でシフトを組んでいるので、全く一緒にならないシフトを組むのは大変です。
それに、シフトは違っても、仕事の入りや上がりのタイミングで顔を合わせる可能性はありますよね。
相手の人だって注意を受けていい気分はしませんから、ますます人間関係が悪化しかねなしです。
あなたのでせいでシフトが・・・と言われたら、自分の行動に非があるように感じるかもしれません。
けれど、お店の人手不足はあなたのせいではありません。
辞める日は明確に言う
辞めることは了承してくれても、今度はなるべく退職日を伸ばす相談をされることがあります。
- あと1ヶ月
- 今年いっぱい
- 次の人が決まるまで
次の人が決まるなんて、いつになるか分かりません。
そして、一度期限の延長を受けいれてしまうと、退職日が近づいたころ、再び延長の打診の話が出ることもあります。
これを延々繰り返したら、ますます辞められなくなってしまいます。
辞めたいと伝えるのは1回で終わりにしたいですよね。
雰囲気や威圧に負けそうになるかもしれませんが、退職日は明確に伝えて、絶対引き延ばさないようにしましょう。
人間関係が辛いなら
コンビニの仕事は嫌ではないけれど、人間関係が辛いなら、次のコンビニのアルバイト・パートを探してみましょう。
業務内容が辛いなら、コンビニでは働けないけれど、人間関係が辛くてやめたけれどコンビニの仕事は好き、という理由なら、次の応募先で採用されやすくなります。
人手不足で仕事内容やシフトがきついなら
私の家の近所のコンビニでも時間帯によっては、人手が不足していることがあります。
よく話す従業員の人の話では、どうしても時間外労働しなけらば行けない時があるとか。
人間関係が悪いではなく、店長やオーナーに相談して、労働時間や日数を調節してもらえるなら、働きつづけることもできますよね。
でも、調節が難しいという場合、別のコンビニや新しい職種で仕事を探してみてはどうでしょうか。
コンビニを辞める理由を紹介
学生のアルバイトの場合
- 親にアルバイトがバレて怒られ、辞めるように言われた
- 成績が下がり、親にバイトや遊びを辞めるように言われている
- 母親はバイトを許してくれたが、父親にバレて怒られた
- 部活やサークルが忙しくなり、アルバイトをしている暇がなくなった
- 進学したい大学があり、毎日塾に通うことにした
学生のアルバイトの場合、保護者を出すのも一つの手です。
主婦のパートの場合
- 子供が私立に進学するため、もっと収入が必要なため正社員で働くことにした
- 実家の父(または母)が介護が必要になった
- 夫の転勤で引っ越す予定になった
- 資格取得のため、学校に通うことにした
- 子供が学校に行けなくなり、家にいてあげたい
資格取得のための通学、子供が登校渋りになったのは、私の実際の体験に基づく退職理由です。
どちらも引き止められることなく、辞めることができました。
50代以上の場合
- 親の介護で、実家に通うことになった
- 一緒に暮らしている親の介護をすることになった
- 体調不良で、医者から安静にするように言われた
- 数か月前から体調を崩して戻らないので、一度退職したい
医者から安静にするように言われたのは、実体験です。
どうしても仕事を辞めづらいなら、診断書書いてあげるよ、とまで言われました。
研修中の場合
コンビニではないのですが、研修数日で辞めたことがあります。
直接ではなく電話で
『何日か勤務させて頂きましたが、私には難しく、辞めさせて頂きます。』
と伝えました。
『できれば辞めたい』だと、お店で直接話そう、と促され、説得されてしまう可能性もあります。
『辞めます』と、きっぱり意思表示することが必要です。
『お給料はいつ頂けますか?』と確認し、支給日に店舗に取りに行きました。
勤務先の店長はもちろん怒っていましたが、この1度だけ、と心を決めてお給料を取りに行きました。
研修中の場合、お店の規定によっては給料が出ない可能性もあります。
勤務初日の場合
実際、私が過去に働いた職場でも、1日で来なくなった人はみかけます。
・1日働いてみたけれど、思ったよりきつかった。
・(工場勤務で)腕に青あざできたから辞めたい
など、理由はさまざまですが、1日で辞める場合、伝える理由で多いのが、
1日働いてみたが、続けるのは難しい
ということ。
勤務1日目で、いきなり『成績が下がった』とか『引っ越しが決まって~』など、プライベートの状況が変わることはまずないので。
素直に、『仕事が合わないので辞めます』と伝えましょう。
引き止められても、『もうちょっと頑張ってみます』などと、あいまいな返事は辞めましょう。
何度も辞めることを考えたり、退職の意向を伝えるのはきついですよね。
嫌な思いは1回で済ませましょう。
勤務開始から1か月~3ヶ月程度の場合
仕事を始めてから1ヶ月以上経つと、少しずつお店の雰囲気や業務内容にも、少し慣れてきたところではないでしょうか。
もし、人間関係や環境に慣れないなら、思い切って辞めることも考えましょう。
仕事内容が覚えられなくて、仕事が辛いと思った場合、あと数か月程度働いてみて、それでも仕事が覚えられなかったら辞める、など目標を決めてみるのもいいでしょう。
辞める理由としては、
- 急に体調が悪化して慢性化している
- 勉強とアルバイトの両立が思った以上に辛い
- 親に辞めるように言われた
- 数か月働いてみたが、やはり業務に慣れることができない
仕事でミスをした場合
ミスは誰にでもつきものです。
けれど、大きなミスをしてしまったり、凡ミスを繰り返すなど、仕事のミスが目立ってしまうこともありますよね。
私の職場でも、なかなか仕事が覚えられず、大きなミスを繰り返してしまう人がいました。
最初、『仕事でミスばかりで辞めたい』と伝えたら、『ミスは誰にでもあること』と引き止められて終わりました。
最終的には、ミスをすることが不安になり、体調不良を理由に辞めました。
ミスが気になって辞める場合、『お店に迷惑をかけて申し訳ない』『ミスの責任をとって辞める』などは、反対に引き止められる可能性があります。
体調不良や、勉強や介護などで働く時間がとれなくなったなど、物理的に働けない理由を伝えましょう。
夜勤が辛い場合
深夜帯は時給も高いのですが、昼夜逆転の生活になるので、身体に疲れが溜まったり、ストレスになることも。
私の主婦友達は、2か月で辞めました。
やはり深夜帯に働くと、日中に睡眠をとる必要があり、起きたら家事と家族の食事の準備をして出かける、といった日々が続いた為、子供の世話や家事が回らなくなってしまったんですね。
また、昼間は仮眠状態なので疲れも溜まり、体調不良も出てきました。
夜勤が辛い場合、
- 夜勤のシフトを減らせるか店長(オーナー)に相談
- 思い切って仕事を辞める
になると思います。
夜勤帯での仕事がきつくて辞めたい場合、
- 働いてみた分かったが、想像以上に大変で続けるのが難しい
- 体調不良になり、頭痛などが治まらない
- 心身共に不安定になり、仕事を辞めて体を休めたい
など、夜勤での体調不良などを理由に、店長に辞めたいことを伝えましょう。
夜勤のシフトを減らすなどの提案があるかもしれませんが、一時しのぎの可能性もあります。
いろんな代替案を出されても、『働けない』意思表示をしましょう。
まとめ
辞めることを切り出すのは、勇気がいります。
けれど、先延ばしにしても、いつかは店長やオーナーに切り出さなければいけないです。
先延ばしにしている間、ーっと心に引っかかってきます。
店長やオーナーに相談しても問題が解決せず、勤務を続けるのが難しい場合、思い切って退職の意向を伝えることも考える必要があります。
働いているコンビニに、『辞めたい』と伝える場合、
店長からの提案や引き止めに乗らない
辞める姿勢は変えない
最終出勤日は明確に伝える
いざ辞める旨を伝えようとするとき、緊張と不安が入り混じりますが、勇気を出して伝えてみましょう。
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