小学生の服装がダサいのはまずい?
そもそも服装がダサいってどういうこと?
服装のダサさには種類があります。
- 色の組み合わせがおかしい
- 服のデザインが変
- 流行のデザインではない
- ブランドものではない
まずは、お子さんの服装がどれに当てはまるかによって、服がダサいイメージを払拭することはできます。
ダサいかどうかは親の価値観にもよる
子供の服の流行って、親から見て首をかしげたくなるデザインもいっぱいありますよね。
親が『え~・・・これダサくない?』って思うようなデザインが、小学生(特に女子)にとっては、おしゃれ女子の象徴だったりすることもあります。
子供の選ぶ服装が本当にダサいのか、それとも
- 親が好むデザインや色ではない
- 周囲にどう思われるかが気になる
といった、親都合の考えで、ダサい基準になっていることはないですか?
子供の服装で悩むお母さん達からよく聞くのが、
- 自分が子供の頃、カワイイ恰好をさせてもらえなかった
- 自分が子供の頃、ブランドの服を買ってもらえなかった
- 自分が子供の頃、ダサい服装で友達にバカにされたから
など、『自分が子供の頃』に『好きな恰好ができなかった』ので、『嫌な思いや不満な気持ちをもった』
自分の子供の頃に抱えた気持ちを子供に味合わせたくない、といった気持ちから、お子さんの服装にこだわるパターンを聞くことがあります。
また、ママ自身がおしゃれで、
- 周囲から、親子でオシャレと思われたい
- 子供の服装がダサいと、親のセンスを疑われるかも
という、周りからの評価が気になる人もいます。
一番は子供の気持ち
一番は、子供が自分の選んだ服装に満足しているかどうか、ではないでしょうか。
もし、おしゃれな恰好をさせても、子供が自分の好きではないスタイルなら、『私は好きな服を着せてもらえなかった』という気持ちを残したまま、大人になる可能性もあります。
- 色がちぐはぐ・・・子供が大好きな色
- 服のデザインが変・・・子供には魅力的なデザイン
- 流行のデザインではない・・・飽きのこない定番デザイン
- ブランドものではない・・・安くてカワイイお洋服のお店はたくさんある
こんな風には考えてみてはどうでしょうか。
親から見てダサいと思っても、お子さんの心が満足しているなら、見守ってあげてもいいと思います。
そして、もしもお友達にダサいと言われたり、おしゃれに目覚めたり、高いブランドの子供服を欲しがるようになったら、いつでも対応してあげられるように、親はスタンバイしておきましょう。
その服ダサいよ、は厳禁
子供の選んだ服の組み合わせ見て、『それはさすがにまずい・・・』と思ったこと、何度もあります。
けれど、『その服ダサい』は、子供の考えや選択を否定してしまうことに。
これ、親が心配している『学校で子供が体験してほしくないこと』を、親がやってしまっていることにもなりますよね・・・。
さすがにそれはヤバい!というときには、
- こっちのTシャツを合わせると、もっとかわいいよ
- この色の組み合わせにすると、もっと綺麗にみえるよ
など、子供の意思を尊重しつつ、さらによくなるよ的にアドバイスしてみます。
それでも、娘が自分の選んだスタイルにこだわるときは、もちろん尊重します。
子供におしゃれに興味をもってもらいたいなら
我が家の子供(女の子)も、小学生の時、流行やオシャレよりもゲームや漫画に関心がある子でした。
少しは洋服やおしゃれに興味をもてたらいいかな、と思い、私が実践したことを紹介します。
小学生のオシャレ雑誌を毎月取り寄せる
定期購読で、小学生用のオシャレ雑誌を定期購読していました。
届いたら、娘の机に置いておきました。
せいぜい付録(ポーチやペンケース、メイクグッズ)などを手に取り、雑誌はパラパラと一通り読んだらポイ、てな感じでしたが。
中学生にあがると、少しずつオシャレにも興味を持ち始め、こんな服が欲しいという言うようになりました。
遊び目的で出かける
遊び目的で、原宿や大型ショッピングモールに連れて行きました。
出先で、珍しく娘が『この洋服がほしい』といったときには、ブランド品の高い服(5000円とか)でも、買ってあげました。
学校でオシャレなお友達から、『これ、○○の服じゃん。カワイイ』と言われて喜んでいて、またお洋服買いに行きたいと言ってくれました。
着ないの覚悟で服を買って来る
ちょっとでもおしゃれに興味を持ち始めても、自分で服を買いに行くのはめんどい・・・という状態のとき。
私が娘が好きそうな色やデザインのを考慮しつつも、私の好みで服を買って部屋に置いておきました。
買うときに上下コーディネイトして買っているから、そのまま着てもらえれば、ダサくはならない!(笑)
そして、もしケチ付けてきたら、『嫌なら自分で服を選んだ方がいいよ~』と伝えます。
自分で服を選ばないとヤバい状態にもっていきます。
これは、買っても無駄になる覚悟は必要です(ちなみに、うちの場合は近所の年下の子にあげていました)
服装で友人関係が決まることはある
お子さんが自分の好みの服を着て、満足なのが一番です。
けれど、服装次第で一緒に行動するお友達が決まることも、もちろんあります。
我が家の場合、ずっと仲良しだったお友達が洋服やオシャレに目覚めたとき、服に興味のない娘と会話が合わず、他のグループに行ってしまったことがありました。
その時は、うちの娘、とても落ち込んで、大泣きしていました。
けれど、お友達との関係のために、自分の興味のないことに関心を向ける、というのはすごく難しいこと。
娘には、
- 娘がゲームが大好きなように、○○ちゃんはお洋服が好き
- 自分が好きなものを共有できる人と一緒にいると楽しい
- 自分の世界が広がる時期である
ということを伝えました。
結果、娘は自分が好きなことを共有できるお友達を見つける方を選びました。
また、洋服に興味を持ち始めたら、再び仲良しだった子とも関係が復活しました。
中学生になったら基本はジャージ
小学生でおしゃれに目覚める子供はたくさんいるけれど、中学生になると、学校のジャージで行動するようになります(笑)
塾・習い事・友達と遊ぶ・近くのショッピングモールに行く・コンビニに行く・・・など学区内での行動はジャージで行動します。
うちの近所に、小学3年生くらいから、すごくオシャレに興味があって、ブランド品の流行のお洋服をいつも身に付けている女の子がいるのですが。
やはりジャージなんです!
もちろん、休日にお友達を遊ぶ約束しているときは、おしゃれな私服ですが、平日や休日でも部活がある日はジャージで行動しています。
また、小学校ではダサい服装だった子が、中学生になってオシャレに目覚めるパターンも多いです。
なので、小学生でダサくても、中学生で変わることも多いので、あまり心配しなくてもいいのかなと思います。
学校でいじめに合うか心配なら
子供の服がダサいことで、いじめや嫌がらせ、仲間外れの対象にならないか、心配になりますよね。
もし、お母さんの買ってきたお洋服でも着てくれるなら、上下セットで揃えてあげるといいですよ。
うちはHoneys、ユニクロ、GU、GLOBALWORK、ikka、ピンクラテあたりが定番でした。
流行のデザインで着方が分からない場合は、店員さんに、おすすめの組み合わせを聞いて、一緒に購入してました。
あと、ネットショップのタイムセールなんかも利用しています。
これで、とりあえず『服装がダサい子』と思われる可能性はなくなります。
男の子のおしゃれは必要?
小学生の男の子でもおしゃれな子はいます。
息子の通っている小学校の場合、子供がオシャレに興味がある、というよりは、お母さんがすごくオシャレ好きな場合が多かったです。
男の子の大半は、冬は裏起毛のトレーナーや長ズボン、夏はメッシュ素材の半袖に半ズボンみたいな感じが多いです。
ブランドというよりはスポーツメーカーのロゴ入り、あとは良く分からない英語の文字が入っていたり、ボーダーやチェック柄。
高学年でもアニメキャラクターのTシャツ来ている子もいたけれど、特にいじめや仲間外れはないです。
実際、息子は漫画のキャラクターTシャツを良く来ているけれど(高学年)、ヘビロテで洗って干している日以外は、それ着て学校行ってます。
けれど、友達関係に特に問題はないので、必要がないならオシャレは気にしなくても大丈夫だと思っています。
女子はおしゃれであるべき?
女子の場合、娘のように、おしゃれに興味があるかないかで、友達関係が変わったりすることは正直あります。
でも、興味がないことに時間や神経を使うのは、疲れてしまいます。
おしゃれである必要はないけれど、シーズンごとに服を追加してあげることで、『服がダサい子』という印象から遠ざけてあげることはできます。
冬は暖かさ優先でいいの?
おしゃれを優先すると、薄着になって防寒対策が充分にできないことありますよね。
お子さんがオシャレを優先したい場合、お子さんの気持ちを優先してあげるのも一つの方法です。
自分で選んだ服装のせいで、小学校で寒い思いをしたなら、次の日は暖かさも考慮する可能性があります。
自分で服を選ばせることで、成長する喜びもありますよ。
まとめ
ダサい服装でも、お子さん自身が構わないのなら、黙って見守ってあげるのもありだと思います。
そして、もしお友達に『ダサい』と言われたり、自分からオシャレに目覚めていろんな欲求が出てきたら、すぐ対応してあげられるよう、準備しておきましょう。
やはり不安になってしまうなら、お子さんが嫌がらない範囲で、親がダサくない服装を準備してあげるのもいいと思いますよ。
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