冬になると食べる機会が多い果物といえば、みかんですよね。
手で簡単にむけて食べやすいので、こたつの上にあったら、テレビを見ながら、なんとなく手が何度ものびてしまうこともあります。
みかんは食べるタイミングによって、その効果は変わると言われています。
みかんでダイエット効果を期待できるタイミングは、朝食の前に食べることです。
食物繊維を多く含み、水分もたっぷりのみかんを朝食の前に食べておくことで、上がりやすい血糖値も食べ過ぎも抑制することができますよ。
蜜柑は、ビタミンCを多く含み、血行促進効果があるリモネンなど健康に良い栄養を豊富に含んでいます。
脂肪燃焼を促進する効果のあるシネフリンも含まれるためダイエットにも良い果物といえます。
みかんを食べるタイミングでダイエット効果は変わる?
朝にエネルギーを補給することや、ダイエットの視点からしても、みかんは、朝の時間や食前に食べると効果が高く出ると言われています。
みかんは、おやつとして食べたり、夕食の後のデザート感覚で食べたりしてしまうと、太る可能性があるので注意しましょう。
夕食後は、そのまま体を動かすことなく、あとは寝るだけということが多いからです。
つまり、消費されないカロリーが、ただ蓄積されるので太りやすくなるのです。
よって、みかんは食前に食べるほうが良いと考えます。
また、みかんの薄皮には、食物繊維が、白い筋と薄皮の両方には高血圧や動脈硬化を予防するフラボノイドが含まれ、ダイエットや健康に効果がある成分が含まれています。
食べる時にこれらの部分を取ってしまう方もいますが、ダイエットにも健康にも良いものを取ってしまうのは勿体ないですよね。
苦手でなければ、みかんと一緒にその部分も食べることをおすすめします。
食べる時間は朝晩どちら?
みかんのカロリーは、Mサイズのものだと1つ45Kcalほどで、甘いのに意外と低く、水分もありますから、糖分補給するのにちょうどよい果物です。
ただ気になるのは、果物に多く含まれる果糖です。みかんにも、もちろん含まれます。
果糖は、エネルギーとして消費されやすいですが、消費されなかったら脂肪になります。
そのため、みかんを食べる時間が、果糖から脂肪に変わらないようにすることが大事です。
朝は体を動かすエネルギーを多く必要とするため、栄養を吸収する力が高くなっているので、みかんを朝食の時間に食べれば、栄養はしっかりと摂れます。
ダイエット効果をさらに高めたいなら、朝食を食べる前にみかんを食べることです。
1つみかんを食べることでお腹が膨らみます。
朝は体温が低いので、冷え対策として南国の果物よりも、旬が冬のみかんを食べるほうがダイエットには良いでしょう。
食前食後ならどちらがいいの?
ダイエット効果を期待したいときは、食前にみかんを食べることをおすすめします。
みかんには、食物繊維が沢山含まれています。
その食物繊維は、血糖値が上がるスピードを緩和させてくれるので、脂肪の吸収も抑える働きがあります。
さらに、みかんの食物繊維は、不溶性という水に溶けないものと、水溶性という溶けるものタイプがどちらも含まれているため、満腹感もあります。
ですから、みかんはダイエット目的なら、食前に一つ食べることで満腹感が出るので、食べ過ぎることを防ぐので、本来の食事を抑えることに繋がります。
また、ダイエット目的ではなく、ビタミンCの吸収の点からみると、みかんは食後に食べると吸収がよく効果的とも言われています。
最適な食べる量は?
みかんの適量は、1日に2~3個くらいを目安にしましょう。
これは、白米の茶碗1杯分の量と比べると3分の1ほどのカロリーになります。
もし4つ食べた場合は、約200kcalです。
甘くて美味しいですし、栄養もあるからとつい手が止まらなくなりそうですが、食べ過ぎないように気をつけましょう。
食べ過ぎた場合は、お腹がゆるくなることがあります。
理由は、みかんの水分のせいではなくて、ビタミンCを摂り過ぎたことによるものです。
ビタミンCには、免疫を高める効果に加え、抗酸化作用や皮膚の健康維持をすることなど色々な効力があると同時に、便をゆるくする作用もあります。
基本的には、多く撮り過ぎてもビタミンCは、尿と一緒に体の外へ排出されれば、良いので問題はないのですが、普段からお腹がゆるい方は、食べ過ぎには注意してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。みかんは、ダイエット効果を期待して食べるなら、夜より朝、食後より食前のタイミングが良いということが分かりました。
他にも食物繊維が多く含まれ、血糖値が上がることを抑える効果などもあることが分かり、みかんは、ビタミンCだけではなく、色々な栄養を持ち合わせたとても優秀な果物ですね。
個人的には、みかんの筋の部分や薄皮は少し苦手でしたが、大事な栄養部分ですから、これからは、しっかり食べようと思います、
甘くて手軽に食べられて、目の前にあったらつい何個も食べたくなりますが、食べ過ぎはお腹を壊しますし、ダイエットも逆効果になります。
1日の個数を決めて守って健康増進やダイエット効果に期待しましょう。
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