きゅうりの育て方小学生や初心者にも簡単なプランター栽培。自由研究にもぴったり。ネットや摘み芯のやり方も紹介

植物
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みずみずしい夏の野菜のひとつであるきゅうりは、家庭菜園初心者や小学生でも栽培しやすい野菜です。

野菜の中でも栽培期間が短めなので、夏休みの自由研究としてもおすすめです。

きゅうりは、とても生長が早く、ベランダのプランターなどで栽培することもできて手軽に育てられるのも魅力的です。

深型のプランター、培養土、支柱を一本用意して、親子で始めてみてはいかがでしょうか。

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きゅうりの育て方、小学生にもできる方法

病気に強い品種がある

きゅうりは、うどんこ病、べと病など病気のリスクが高い野菜です。

初めて育てるなら、これらの病気に強い品種である「よしなり」や「フリーダム」などを選ぶと、育てやすいでしょう。

キュウリを育てる準備

事前の準備としては、深型プランター、野菜用の培養土、支柱を一本用意します。

培養土は、園芸店などで安全で品質のよい土を選びましょう。

支柱は、1株に対し180㎝程のしっかりしたものを良いです。

キュウリの苗を植える時期

育て方の流れとしては、まずは苗を購入します。

節の詰まったしっかりした苗を選びます。

時期は5月上旬頃が良いでしょう。

次に苗の植え付けは春頃から行えます。

支柱を1本仕立てで苗を根付かせます。土が乾いたら早めに水をやり乾燥に気をつけ、肥料は2週間おきに与えます。

株をしっかりと作って着果させます。

害虫対策もしよう

そして、栽培で重要な病害虫対策も行いましょう。

アブラムシ、ウリハムシなどの害虫を見つけたらすぐに捕殺してください。薬剤の散布も効果的です。

最後は楽しみである収穫です。キュウリは花が咲いたら約1週間で収穫可能です。収穫期はとても生長が早いので、毎日、朝夕とチェックは欠かさずにしましょう。

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初心者にも簡単なプランター栽培の育て方

プランターに植え付ける間隔

プランターで育てるには、株と株の間は30㎝程度空けて植えます。

幅60cm以上のプランターなら2株を、プランターが小さめの場合は、ひとつのプランターに1株だけ植えます。

日当たりのいい場所で育てる

きゅうりは日当たりのよい明るい場所で育てましょう。

また、風通しが良い場所に置くことも大事です。

湿気がある、じめじめした場所には置かないでください。また、エアコンの室外機の風に当たり続けると傷むので、避けましょう。

水分はたっぷり与える

乾燥に弱いきゅうりは多くの水分が必要です。

特に夏は朝と夜の一日2回は水を与えます。晴れた日が続いた際は、葉の裏にも水をかけます。

水やりを欠かさないことがハダニ予防に繋がります。

栄養も与える

追肥は、緩効性肥料の場合は1か月に1回、化成肥料では2週間おきにします。

追肥のコツは株元を避けプランターの側面に沿いながら撒くことです。

 

また、栄養不足や水不足を起こすと変形してしまいます。曲がったきゅうりも美味しく食べられますが、栄養不足や水不足のサインです。すぐに追肥や水やりをしましょう。

 

草丈が1mを越えたら、わき芽摘みと摘み芯(摘心)をします。摘み芯(摘心)については、次の見出しで詳しくご紹介します。

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摘み芯のやり方

摘み芯(摘心)とは生育コントールのため、雌花、わき芽、余分なつるを摘み取ることです。

摘み芯をすると株全体の風通しが良くなり病害虫を予防ができ、枝の消耗も少なく日光に当たりやすくなることで収穫量が増えます。

 

摘み芯時期は5月下旬〜6月下旬頃です。枝の節は生長に合わせ節の数が増えるので、これに合わせて摘心します。

親づるが生長して、背丈を超える高さになると作業がやりにくいです。

きゅうりの高さが自分の背丈になったら摘み芯するといいですよ。

 

摘み芯は手作業ですが、枝が太くて手で折れない時は剪定バサミを使うと良いです。けが防止のため必ず軍手をつけましょう。剪定ハサミは使用前後に消毒します。

きゅうりが背丈ほど伸びたら、親づるの先を持ち先端を摘み取ります。

子づるは伸ばしすぎてしまうと葉が茂って風通しが悪いため、それぞれの子づるの葉2枚を残して摘み芯します。

 

親づるの下から5〜6節目までの枝から出たわき芽や雌花は、全部摘み取ります。

なお、わき芽とは、茎と葉の付け根から出た新しい芽です。

わき芽をそのままにしていると、養分が実ではなく、わき芽の生長に使われます。ですから、実が大きく生長するには、余分なわき芽を取ることが必要です。

 

このわき芽を取る作業を「芽かき」または「わき芽かき」といいます。

わき芽は、根元を指でひねれば取れます。わき芽は素手でも取れますが、作業前は手を洗い雑菌が入らないようにします。

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きゅうりの自由研究は何月頃から始めるのが良い?

きゅうりは野菜の中でも栽培期間が短めです。

しかし、夏休み期間では収穫が迎えられない可能性があるので、種から育てるのではなく、苗を買って植え付けましょう。

苗から始めれば1ヶ月程で収穫できます。

 

種まきの時期は3月下旬~5月上旬までで、苗の植え付け時期は4月上旬~7月頃までです。

また、収穫時期は種まきから考えると約2か月かかるので、6月上旬~9月上旬頃までとなります。

そして開花から1週間前後で収穫を迎えます。

 

よって。夏休みの自由研究として始めるなら7月です。

もっと早い段階で自由研究をすると決めているなら、6月後半くらいに苗の植え付けができたら焦らずに育てられるでしょう。

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ネットはかける?かけない?

きゅうりは性質的に地面を這うように生長していきます。

そのため、つるを巻き付けさせる支柱やネットが必要で、ネットをかけ縦に伸ばすことで栽培スペースがコンパクトに済ませられます。

 

さらに、きゅうりは病気や害虫にあうリスクを考えても、ネットで縦につるを伸ばしていく方が育てやすいです。

ネットなら病気になる原因の泥ハネからも守ることもできます。

 

プランターや鉢でベランダ栽培なら、園芸ネットを使うのがおすすめです。

頑丈な園芸ネットは使い回すことが可能で、栽培が終わった後のつる外しも簡単です。

ただし、春から夏にかけて植えるきゅうりはネットが効果的ですが、夏以降に植えるきゅうりは台風や霜の対策を考慮すると地這いさせる方が良い場合もあります。

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まとめ

いかがだったでしょう。キュウリの生長は、とても早いので栽培作業を遅れずに着実に行うことがポイントだと思いますし、自由研究にピッタリですね。

間近できゅうりの花や、茎にぶら下がるきゅうりを見られる機会はあまりないと思うので、興味深く観察が続けられておすすめです。

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