くせ毛を施術によって直毛に直すことができる縮毛矯正は、施術後2~3日くらいは、髪を結ばないようにしましょう。
縮毛矯正後の髪は、力が加えられるとクセがつきやすく、そのような状態の時に結んでしまうと髪が折れるようなクセがついてしまう可能性があるんですね。
また、縮毛矯正をした後、髪をコテなどで巻くことはできますが、髪を痛める施術なのでダメージ具合を考慮すると施術から10日くらいは、巻くことは控えた方がいいですよ。
縮毛矯正いつから結んでいい?
縮毛矯正後、2~3日くらいは、髪を結ばないようにしてください。
縮毛矯正したばかりの髪は、力が加えられるとクセがつきやすい状態です。そんな時に髪を結ぶと、結び目のところに髪が折れるようなクセがついてしまう恐れがあります。
よって、2~3日間は、髪を結ばないようにしておくことが大事です。
縮毛矯正した日は、髪を耳にかけることでもクセがつくこともあるため、注意が必要です。
いつから巻ける?
髪を巻くと縮毛矯正が取れるという噂もありますが、巻くことで縮毛矯正が取れることはありません。
縮毛矯正とコテは相性が良く、髪の毛の形を根本から変えるのが縮毛矯正です。
薬剤とヘアアイロンの熱でストレートにクセをつけるので、低温でクセをつけるコテよりも強力です。
よって、コテで縮毛矯正は簡単に落ちることはないのです。
ただ、縮毛矯正をしてすぐ髪を巻くのは、やめましょう。
施術直後は、タンパク質の結合が不安定なので、髪を巻こうとするとクセが戻ってしまうこともあります。
施術から一週間後には髪の状態が落ち着きますが、髪を痛める施術なのでダメージを考慮すると施術から10日程は、巻くことは控えた方が無難です。
いつからシャンプーはできるか
シャンプーは、施術から24時間経ってから行ってください。
縮毛矯正は、薬剤が髪になじんで定着するまでには最低24時間程度かかります。
よって薬剤が定着していない24時間以内にシャンプーをしてしまうと、せっかくの縮毛矯正が取れてしまう恐れがあります。
ただ、これは平均的な目安で薬剤や施術の仕方では、早ければ施術した日の夜からシャンプーできることも、遅ければ48時間あける場合もあります。
いつからシャンプーしていいかは、施術を担当する美容師さんに確認するのが一番ですね。
縮毛矯正した後のシャンプーは、弱酸性のものを使うのがいいと思います。
髪は本来、弱酸性ですが、縮毛矯正用の薬剤はアルカリ性なので、髪がアルカリ性に傾きやすくなります。
アルカリ性が強くなると摩擦などによって傷つきやすくなりますから、再び髪が弱酸性に戻るように弱酸性のシャンプーを使うことが良いでしょう。
また、シャンプーの力加減はいつもより優しくします。
縮毛矯正後の髪は、薬剤で傷つきやすい状態で頭皮にも負担がかかっているので、これ以上傷つけないように優しくシャンプーします。
縮毛矯正後の髪は、シャンプーしてお風呂から上がったら、すぐに乾かしましょう。
濡れた髪はキューティクルが開き傷つきやすい状態です。
開いたキューティクルの隙間から髪の水分が逃げ、髪が乾燥してしまいますからドライヤーでしっかり乾かし、キューティクルを閉じることが大事です。
いつからアイロンは当てられる?
縮毛矯正をした後、24時間~48時間は縮毛矯正した施術がまだ安定していないので、アイロンは避けた方が良いでしょう。
縮毛矯正から2日後くらいからアイロンを使うのが良いです。
また、縮毛矯正した髪は、熱変性が起きているので、アイロンを毎日高温で当てるのは避けた方が良いです。
アイロンを使うことはできますが、髪質が気になる方は大事な時だけに使うと良いでしょう。
縮毛矯正は、髪の手入れを楽にするためにストレートにするのが目的ですから、そのままの自然な髪を楽しんでみるのはどうでしょうか。
いつからお風呂に入れるの?
いつからシャンプーができるかという話で縮毛矯正から24時間後とご紹介したので、シャンプーで髪が濡れてダメだとしたら、お風呂も当日に入ってはダメと思われるかもしれません。
しかし、実際はお風呂に入ってもOKです。
シャンプーする時のように濡れてしまうのは良くありませんが、多少は濡れてもしまうのは大丈夫です。
ただ、お風呂から上がったらしっかりとドライヤーで髪の毛を乾かすことが重要です。
少しでも髪が濡れたまま寝てしまえば、枕で摩擦が発生してそこから髪が傷んだり、切れたりしまいます。
ドライヤーで完全に髪を乾かすことを忘れないでください。
いつからブリーチしても平気?
縮毛矯正とブリーチを同日にすることや、ブリーチした髪へ縮毛矯正をすることは、髪へのダメージが非常に大きいため不可能に近いです。
しかし、縮毛矯正をした後にブリーチすることは、ある程度、日を空けることで可能になります。
縮毛矯正をしてから最低1週間~10日以上の間隔をあけてブリーチすることが望ましいです。
ただ、縮毛矯正の薬剤が残っていたり、定着していなかったりする可能性があるので、そこへブリーチが入るとさらに大きなダメージを与えます。
結果、思っていた髪色にならなかったり、色落ちが避けられなかったりします。
とにかく縮毛矯正とブリーチは髪へのダメージが大きく伴うことを覚悟しましょう。
どうしても縮毛矯正の後、ブリーチをしたい場合は、信頼できる美容師さんにダメージ具合をチェックしてもらって、どのような感じにするのが良いかを相談することが重要です。
まとめ
縮毛矯正いつから結んでいい?巻けるのは?シャンプーやアイロン、お風呂、ブリーチなどができる期間をご紹介しました。
施術後は、髪を結んだり巻いたりもしたくなるかもしれませんが、お手入れが楽になったストレートヘアをナチュラルに楽しんでみるのはいかがでしょうか。
コメント