2年以上、珪藻土バスマット使っていますが、珪藻土バスマットは衛生面・お手入れの楽さ共に快適に使えます。
珪藻土バスマットは、カビ・水虫菌・虫が繁殖しにくい性質・作りなので、使わない時に壁などに立てかけておくだけで大丈夫。
我が家は洗面台と洗濯機の間の隙間に立てています(倒れて割れないように)。(※倒れ防止のための専用スタンドも売っています)
夫が水虫もちでしたが、家族はうつっていません。また、カビの発生などもありません。
すぐに表面が乾くので、他の家族の後にお風呂に入って、湿ったバスマットに足裏を乗せる不快感もなくなりました。
我が家では、宇部興産の『なのらぼ足快バスマット』(国産)を2年以上使っています。
少し値段は高いですが、簡単なお手入れで、カビ・虫・水虫菌とは無縁に清潔に使えているので、コスパ良くておすすめです。
我が家はベランダが小さく、洗濯物を干せるスペースが少ないので、バスマット1枚分でも余裕ができるのも助かっています。
珪藻土バスマットは不衛生どころか衛生的でお手入れも楽
珪藻土バスマットを買うときに悩んだのが、吸水性やお手入れが面倒さ、そして不衛生かどうか。
布製のバスマットと違って、毎日洗うものじゃないから、不潔になると困りますよね。
2年以上使っていますが、結論からいうと、珪藻土バスマットは衛生面・お手入れの楽さ共に快適な使い心地です。
よく、『ヤスリで擦れば、低下した吸水性が復活する』っていうけれど、我が家はヤスリを使ったことがないんです。
一度、吸水性が落ちたことはあるけれど、クレンザーとスポンジで珪藻土バスマットの表面を洗ったら、吸水性がもどりました。(メーカーで推奨しているお手入れ方法です)
珪藻土バスマットは、保管場所や保管方法さえしっかりすれば、不潔さとは無縁で使えます。
これから、1つずつ詳しく説明していきますが、
珪藻土バスマットは、水虫やカビは繁殖しにくいんですね。
よく聞く『珪藻土から虫がわく』という話も、実はちゃんと理由があるんです。
また、ベランダがとても狭い我が家では、バスマット1枚干すスペースさえ重要なので、洗濯物が1枚減るだけでも、かなり助かっています。
珪藻土バスマットの衛生面がすごく気になる場合、
- なるべくシンプルなデザインを選ぶ
- 安心して使えるメーカーの商品を選ぶ
この2点に気を付けるといいですよ。
我が家は、↓宇部興産の『なのらぼ足快バスマット バブル柄』を使っています。
シンプルでオシャレなデザインで、とても気に入っていますが、模様の溝にホコリや皮脂などの汚れが長い年月をかけて溜まります。
汚れは頻繁にたまるわけではなく、我が家は1年以上使って初めて溝の掃除をしたレベルなのですが。
- 衛生面がすごく気になる
- お手入れはとにかく楽がいい
といういい場合は、珪藻土バスマットの表面のデザインがシンプルなタイプを選ぶと、いいかなと思います。
『珪藻土バスマットに虫がわく』はデマ
噂の真相
『珪藻土バスマットに虫がわく』という噂は真実ではありません。
もともと珪藻土は除湿・乾燥対策に適した土なんです。
余計な湿気があるときは除湿してくれるし、室内が乾燥しているときには湿気を空気中に出してくれるんですね。
だから家の湿気対策の為に、室内の壁の材料に選ばれることもあります。
ただし、コスト削減のために、珪藻土の割合が少ない材料を使うと、うまく湿気を調整できなくなってしまいます。
湿気が調整できずに、水分が壁の内部に溜まることで、細菌が繁殖して、虫がわいてしまったんですね。
この体験談が広まって、『珪藻土バスマットに虫がわく』という話が派生したんですね。
珪藻土の壁にわいた虫の種類
珪藻土の壁にわいた虫の正体は、チャタテムシ。
ヒラタチャタテムシなど日本でも100種類くらい存在します。
そして、チャタテムシは、だいたいどこの家にも血眼になって探せば見つかる位どこにでもいる虫です。
好物はカビ、人間のフケ、アカ。
その他にも、小麦粉などの粉類、乾麺、乾燥食品、古い紙、壁紙など雑食性です。
薄暗くて湿気のある場所が大好きなので、壁の中は住みやすいんですね。
それから、チャタテムシが発生すると、チャタテムシを食料にしているダニも発生しやすくなります。
カビは生える?
珪藻土バスマットの表面は、ナノ単位の小さな穴なのでカビ菌糸の侵入を防いで、抗菌作用もあるんです。
けれど、珪藻土バスマットの表面ににカビが生えることはあります。
珪藻土は、室内が湿気っているときは除湿してくれるし、乾燥している時は、湿気を吐き出してくれます。
湿気のある場所に珪藻土バスマットを置きっぱなしにしておけば、湿気を吐き出すことがないため、ずーっと内部に水分がこもった状態になってしまいます。
そこに、人間の皮脂や汚れが付着したままになると、それらを栄養源にして、珪藻土バスマットの表面にカビが繁殖してしまうんですね。
もし珪藻土バスマットの表面にカビが生えても、すぐに処分する必要はありません。
紙ヤスリやサンドペーパーで表面をこすることで、カビを除去できる可能性があります。
家族の水虫はうつる?
家族に水虫がいる場合、同じ珪藻土バスマット使って、大丈夫かなって思いますよね。
私も夫が水虫の時、最初すっごい悩みました(笑)
けれど、皮膚科の先生の説明では、水虫菌は足裏に付着しても、24時間以内に石鹸などで綺麗に洗えば、感染しないんです。
24時間以上経過すると、水虫菌が皮膚の内側に入り込んで水虫になるんですね。
また、水虫菌は乾燥が苦手なので、すぐに乾燥する珪藻土バスマット上では、長時間生きることができないんです。
実際、うちは2年近く、家族4人で一つの珪藻土バスマットを利用していますが、誰も夫の水虫をうつされていません。
衛生面で安心なお手入れ方法
水虫やカビなどの心配なく珪藻土バスマットを長期間使うなら、定期的にお手入れするのが一番です。
お手入れといっても、とっても簡単なんです。
日々のお手入れ
家族みんなお風呂から出たら、バスマットは床に置きっぱなしにせず、壁などに立てかけます。
倒れると珪藻土バスマットが割れる原因にもなるので、倒れにくい場所を選んで立て掛けましょう。
こうすることで、表面だけでなく、裏面からも乾燥させることができます。
珪藻土バスマットを立てるスタンドも売られています。
↓我が家は、洗面台と洗濯機の隙間に立てかけて、倒れないようにしています。
定期的なお手入れ
すごーくたまにで大丈夫なので、日中、直射日光の当たらない風通しのよい日陰で、数時間程度干します。
直射日光が当たるところで天日干しをすると、珪藻土バスマットが曲がってしまいます。
実際、我が家の珪藻土バスマットを直射日光に当たるところに置いたら、歪みが生じてました。
歪んだら元に戻すのは難しい、というか不可能に近いです。
ただ、大きく歪んだけでもないので、そのまま問題なく使い続けています。
水分を吸わなくなった時の対処法①
我が家は、宇部興産の『なのらぼ足快バスマット』を使用しています。
メーカーで紹介されている対処法として、珪藻土バスマットの表面をクレンザーとスポンジで洗うのが、紹介されています。
実際、クレンザーで洗ってみたら、吸水性が復活しました。
たわしとか硬い素材だと、珪藻土バスマットの表面を傷つけてしまうので、柔らかいスポンジがおすすめです。
水分を吸わない時の対処法②
珪藻土は表面に無数の穴が開いていて、そこから水分が吸収されます。
この小さな穴が皮脂やほこりなどで詰まってしまうと、水を吸わなくなってしまうんですね。
もし、珪藻土バスマットが水分を吸わなくなったら、紙やすりやサンドペーパーなどで表面を削ると、吸水力が戻ります。
削るのは、表面全体をわずかに擦る程度で充分ですよ。
珪藻土バスマットの寿命
我が家は、なのらぼ(宇部興産)の足快バスマットを愛用しています。
なのらぼの公式サイトには、『2年間程度を目安にしてもらっている』といった記載がありました。
※メンテナンス次第で、もっと長く使用することもできるそうです。
確かに我が家の足快バスマットは、2年近く使っていて、??って思うことがでてきました。
使い始めたばかりの頃は、足跡がスーッと消えたのが、しばらく残っていたりとか。
でも、1度クレンザーで洗ったら、また吸水性が復活しました。
中には、サンドペーパーで表面を擦ったら、持ち直したなんて話も聞きます。
サンドペーパーで表面を磨いたり、クレンザーで洗浄しても、吸水力があがらない場合、寿命と考えるといいと思います。
古くなった時の捨て方
過去にアスベストを含んだ珪藻土バスマットが見つかったことで、ゴミの捨て方は厳しくなっています。
私が住んでいる地域は、『珪藻土製品は収集停止中』です。
アスベストを含んでいる製品かどうかの判断が難しいということで、一律禁止になっています。
私が住んでいる町の隣の市では、
- アスベストを含んでいてメーカー自主回収対象商品は、メーカーや販売者に回収してもらう
- それ以外の珪藻土製品は、市が指定した業者に持ち込むこと
となっています。
住んでいる自治体で対策がかなり違うので、お住いの地域の役所で確認するといいですよ。
なのらぼ『足快バスマット』は、虫・カビ・水虫菌に強い
うちで使っている、なのらぼ『足快バスマット』は、使い始めて2年近く経ちます。
はっきり言って大したメンテナンスやお手入れなんてしていないけれど、カビも生えず、水虫もうつらず、よく水分を吸い取ってくれます。
通常のお手入れは、
- 使わないときは立て掛けておく
- 時々、濡れたタオルで表面を水拭き
だけでOK。
また、色々優れた面もたくさんあります。
- 製造最終段階で180℃以上で5時間以上の製造工程で虫類は死滅
- 2-50ナノの微細な穴は、虫・カビ・水虫菌が入り込めないことが試験で確認されている
- アスベストは使用していない
- 珪藻土の原料は国産(秋田県産)
- 全ての工程を日本国内の工場で行っている
市販の安い珪藻土バスマットに比べると、値段は高いけれど、簡単なメンテナンスで、長く安心して使うことができますよ。
まとめ
珪藻土バスマットは、正しく使えば不衛生にはなりません。
お手入れをきちんとすることで、カビや水虫菌の心配もありません。
でも、もし珪藻土バスマットに不安があるなら、値段は高くても、国内産の安全な珪藻土バスマットを使うことをおすすめします。
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