幼稚園役員で下の子は免除の対象になるか。子連れの役員の大変さとは

生活の知恵
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幼稚園に入園するのに、気になることの一つと言えば、役員決めではないでしょうか。

幼稚園によって、役員の決め方や作業内容はバラバラですが。
実は、私は上の子が年長さんの時に、下の子連れて、役員活動に参加しました。

もしかしたら、同じように下の子連れでの役員活動で悩んでいる方もいるのではと思いまして。
下の子が役員の免除対象になった場合、ならなかった場合、下の子連れで役員をしたときの大変だったことについてです。

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幼稚園役員は下の子がいると免除される?

下の子つまり未就園児がいると、幼稚園の役員が免除されるかどうかは、幼稚園の決まりによります。
私は二つの幼稚園を経験しましたが、この二つの幼稚園、役員体制が全く違ったんですね。

娘が通った幼稚園は、代表役員三役がいて、その他の保護者は必ず一つ係をになる決まりがありました。

免除対象は一切なしで、小さい弟や妹がいる家庭は、家でできる係や一度だけ幼稚園に出向くだけの係など、比較的、負担の少ない係を選ぶことができました。

全員ができる範囲で係を受け持つということで、不満が出たり、トラブルになったり、ということはなく、円満だったなと思います。

 

息子が通った幼稚園は、代表役員三役がいて、その下に各クラス役員3名が付くというタイプ。
こちらの幼稚園も、仕事、育児、介護一切の免除はなしだったのですが。

なにせ役員3人で、一年間全部の行事や活動全てをこなすため、時間がとられることが多かったんです。

免除はないけれど、小さい兄弟姉妹がいる家のお母さん達は、『下の子抱えて無理!』という保護者がほとんど。

最悪、くじ引きで当たり(この場合はずれ?)をひいてしまった場合、小さい子を抱えながらの役員生活となります。

 

ちなみに、周りの幼稚園に通うママ友に話を聞いたら、

下の子がいる家庭は免除される、という幼稚園もありました。

 

下の子がいるという理由で、役員を遠慮したい場合、幼稚園で小さい兄弟姉妹の育児が免除対象になっていれば、問題はないですよね。

私の息子が通っていたような、乳幼児の育児が免除対象にならない幼稚園の場合、

  • 他の人が役員を引き受けてくれる
  • くじ引きやじゃんけんに勝って、役員を免れる

この二つなら、影で不満を言われることなく役員から逃れられます。

 

あ、そうそう、もうひとつ、知人の子供が通う幼稚園の話ですが、

免除対象ではないのですが、役員を引き受けることができない理由の優先順位があるそうなんです。

年度初めに、役員を引き受けるかどうかのアンケート用紙が配られ、役員を引き受けられない理由が優先順に書かれていて、該当する理由に丸を付けます。

その理由の優先度が低い人から、役員の打診を受けるというシステムらしく、場合によっては、小さい子をもつママに役員の打診が回ってくることもあるんだそうです。

幼稚園によって、下の子がいる家庭への対応は様々で

  • 免除対象にはならない
  • 免除にはならないけれど優先対象にはなる
  • 免除対象になる

もし、これから幼稚園選びを始めようと考えているなら、幼稚園に役員決めのシステムについて確認しておくといいですね。

 

私の息子が通っていた幼稚園は、息子が卒園した翌年度から、『未就園児がいる家庭は役員免除の対象』となったんです。

『行事によっては、未週園児に事故の危険があったり、衛生的に問題が生じるおそれがある』との理由。

役員活動中に、事故でもあったのか、お餅付きでなにかやってしまったのか、保護者からの意見なのか・・・分かりませんが、途中で制度が変わることもあるから、確認する際は、新年度に変更する予定がないかも確認しておくといいかもしれません。

もし下の子の免除がないなら、念のために役員活動の内容についても聞いておくと、いざというときの心構えにはなるかなと思います。

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幼稚園役員で大変なこと

全員で係を分担するなら大変ではない

娘の幼稚園のように、一人一係制だったら、そんなに負担はないと思います。

私が受け持った係は、幼稚園のお当番バッジ作り。
フェルトを2枚合わせた中に綿を入れて縫うだけ(しかも6個だけ!)だったので、子供が寝ている間に終わらせることができました。

他にも、年度末のお掃除当番だったり、運動会の進行係、おもちつき当番、おもちゃ掃除係などなど、いろんな係があり、大変でも、どれも1日で終わるものばかり。

それでいて、みんながなにかしら係活動に参加するから、後ろめたさも不公平感もなかったです。

クラス役員は拘束日時は多い

問題は、息子の通った幼稚園。
クラス役員3人が活動の全てを引き受けるとあって、本当に大変でした。

実は私、息子が通う幼稚園では役員を2回しています。
というのも、娘が幼稚園生のときに引越しをしており、年長で転園したんですね。

だから、一年だけ娘は転居先の幼稚園に通い、続いて息子が同じ幼稚園に入園したという流れなんです。

 

新しい環境で一から始める娘、私が役員になれば、知り合いの輪も増えるかな、娘の不安も減るかなと思ったこと、いつまでも立候補の手があがらなかったこともあり、思い切って役員に立候補したんです。

なかなか手があがらなかった理由は、後でよーく分かりましたよ笑

とにかく拘束時間が長い、やることが多い。
クラス役員3人で一年間の幼稚園活動や行事全てに携わるので、しょっちゅう幼稚園に出向いていました。

下の子とはいっても乳児、幼児いろいろなので、大変さも変わってきます。
今回は、うちの息子(2歳10カ月の頃)の話になるのですが。

  • 椅子に落ち着いて座っていられない
  • とにかく動き回る
  • なんでも触ってみたくなる
  • まだ自分の感情をコントロールできない

ようは、目が離せない年齢ということです。

月1の会議

毎月1回、三役、園長、事務職員、各クラス役員3名が幼稚園に集まり、午前中に会議を行います。
議題によっては1時間以上かかることもあり、となれば、3歳児は飽きてきます笑

毎回、会議中に静かにしていられるよう、色んなグッズを準備してでかけました。
おかげで騒いだり、暴れたり・・・ということはなかったのですが、毎度、息子対策の準備が毎回大変だったかも笑

買い出し

行事ごとのおやつは、クラス役員が買うんです。
小さい子を連れてのスーパーは結構大変・・・なのは、みなさんもよく御存じかと思います笑

息子の機嫌がよくて聞き分けがいい時もも、もちろんあるけれど。
息子の機嫌が悪くて、ほんのちょっとの買い出しすら、子供につきっきりでうまくできずなんてことも。

買い出しは、他の役員さんにお任せして、我が子の対応につきっきりということもありました。

運動会

運動会中は、園児につきっきりなので、下の子の面倒はほとんど見られないのですが、パパやおじいちゃん、おばあちゃんが面倒みてくれるので、意外と大変ではなかったです。

おもちつき

園児がついた餅を一口サイズに丸めて、あんこやきなこで味付けしていくのですが、うっかりすると、息子が洗っていない手で餅を触ろうとしたり、あんこに指をつっこもうとしたり、とにかく目が離せない^_^;。

限りある時間の中で、大量のお餅をひたすら丸める中で、下の子の行動も監視する、という心身ともにヘトヘトになりました。

でも、いいこともあって、園児達と一緒におもちつきに、息子も参加させてもらえたんです(^-^)

お餅を食べるのも、園児と一緒にテーブルで食べたのは、とっても楽しかったようですよ。

バザー準備

バザーの準備は、なんども打ち合わせを行い、お店に出向いて、調査・買い出し。
我が家は両実家とも離れているし、バザーの準備は平日なので、主人の手も借りられず。

正直いうと、このバザー期間が一番大変だったかもしれないです。

 

なにが大変って、毎度の打ち合わせにだんだん息子が行くことを嫌がり(←行っても面白くない)。

買い出しでは長時間、車の中でじっとしていないといけないし、飽きてグズグズになることもありました・・・。

それでも、よく付き合ってくれたなと感謝なんですけれどね(^_^)

 

人数が必要ないときは、『行かなくてもいいよ』と言ってもらったり、下の子がいることで考慮してもらったこともたくさんあります。

代わりに家でできる作業を引き受けたりして、対処しました。

バザー本番は土曜日だったので、主人に子供のお世話はお願いしました。

夏休みの特別保育

夏休みには、夕涼み会やスイカ割り、園内プールなど、色んな行事がありました。

夕涼み会以外は、息子は観ているだけなので、飽きてしまうだろうということで、参加は免除してもらいました。

もし下の子と一緒に参加したら、暑いし、みんなが楽しんでいるのを見ているだけだし、飽きてぐずったかもなぁと思います。

卒園対策

年長の役員だったので、卒園関連の計画・準備、謝恩会の計画・準備は常に下の子が一緒。

この時期は、しょっちゅう幼稚園に出向いたり、クラス役員で打ち合わせしたり、買い出ししたり、飾り付けを作ったり、日中、私の行動に付き合わせることが多かったなと思います。

軽くですが色々見返してみると、土日は主人に子供の面倒をお願いできたのですが、平日はすべての役員活動に息
子も連れて行くという感じの一年でしたね。

それでも、先生のとりはからいで、

お姉ちゃんのクラスで工作などの活動に一緒に参加させてもらったり
お弁当を一緒にのテーブルで食べさせてもらったり
お姉ちゃんのクラスの園児たちから、可愛がってもらったり

いい思い出もたくさんあります。

仲良くなったママ友にから、ママ友のお子さんが『ママ(私のことです)と弟がいっぱい幼稚園に来てくれて羨ましい』と言っていたと聞いて、嬉しくなったこともあります。

うちの子は幼児ですが、乳児連れのママで常におんぶや抱っこで、役員活動している人がいました!


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幼稚園役員をする上での下の子対策

ありきたりですが、下の子を連れての、役員活動には、こんなグッズを常にカバンの中に用意していきました。

  • お菓子
  • お絵かき道具
  • トミカ
  • 音の出ないおもちゃ
  • 迷路など読まなくていい絵本
  • お気に入りの図鑑(我が家はウルトラマン)

どれもありきたりですが、幼稚園では、だいたいこれらのグッズで、飽きずに遊んでくれました。

ただし、毎回同じでは飽きてしまうので笑

  • 絵本もトミカもお菓子も、種類は変えたりしました。
  • お気に入りのウルトラマン図鑑は鉄板でした笑

 

お菓子は、

  • 床にボロボロこぼさない
  • 手や服が汚れない
  • なるべく個包装

のものを選んで、幼稚園に迷惑がかからないようにしました。

それに、園児達の手前、目の前でぼりぼりお菓子を食べることがないよう、行事に参加するときは、チョコやラムネなど一口でお口に入るものを選んでいました。

やっぱり目の前でパクパク食べるのを見せるのは、申し訳ないなと^_^;

お菓子は最終手段でしたけれど、会議が長引いて『お腹が空いた』なんて時にも役立つので、毎回ちょっと多めに準備しておきました。

結構、お菓子代はかかりました。
あと、ときどき頑張ったご褒美の食玩^_^;

行事への参加も大変だったけれど、実はこのお菓子代が一番大変だったかもしれません笑

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まとめ

下の子に負担をかけてしまうことも少なくなかったけれど、親子で楽しかったこともたくさんあります。

下の子が役員の免除対象になるかは幼稚園の規定によります。
もし、免除にならない幼稚園に通われる場合には、役員を引き受ける可能性もあります。

少しでも、この記事が役員を引き受ける際の心づもりのお手伝いになったらいいなと思います。

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