海老の頭を食べるかどうかは、食感や味などによって好みは分かれるところです。
生で食べるより、しっかり加熱した方が、食感や風味がよくなるし、安全性に食べられますよ。
また、海老の身にはない栄養が頭には含まれていることで、好んで食べる人もいます。
海老の頭は調理方法によって、美味しく食べることができますよ。
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<h2>海老の頭って食べるものなの?</h2>
海老の頭を食べるかは、食感や好みによって結構分かれるところです。
けれど、調理の仕方によっては、バリバリと頭から美味しく食べることもできるんですよ。
また、エビの頭は、エビの身にはないアスタキサンチンやキチンという成分が含まれているんです。
- アスタキサンチン・・・強力な抗酸化作用を持ち、老化対策
- キチン・・・水溶性の食物繊維として、腸内環境の改善やコレステロールの低下対策
その他にも、カルシウム、ミネラルやビタミン12などの栄養が豊富なんですよね。
ただし、海老の頭を食べる場合には気を付けた方がいいポイントがあります。
<h2>海老の頭は生では食べない方がいい</h2>
生食で、海老のミソを楽しむ人もいますが、海老の頭には、寄生虫や細菌が潜んでいる可能性があるんです。
細菌等に感染すると、食中毒や体調不良の症状が起こる可能性もあります。
また、生の海老の頭は硬くて食べづらいんですよね。
そのため、海老の頭を食べるときには、下処理が大切。
しっかり洗って加熱してから食べると安心ですよ。
また、海老の頭を加熱すると、香りや味わいが増すというメリットもあります。
<h2>海老の頭の食べたかは?</h2>
海老の頭をそのまま食べるなら、よく洗った後、水気をしっかり拭き取って、油であげたり焼いて食べると、サクサクして美味しいですよ。
食べる時に、塩やレモン汁を書けると、風味がアップします。
<h2>海老の頭はどんな味なの?</h2>
海老の頭は、海老の身とは異なる独特の風味があります。
海老の旨味が凝縮されていて、焼いて食べると強い香ばしさもあります。
食感が硬いから、海老の種類によっては、そのまま食べられないタイプもあります。
<h2>海老の頭の使い道や料理方法</h2>
海老の頭を食べずに捨ててしまうのは、もったいないですよね。
海老の頭を使った調理方法について紹介しますね。
海老の頭の唐揚げ
海老の頭を水洗いして、水分をしっかり拭き取ります。
海老の頭に小麦粉と塩をまぶして、熱した油で揚げます。
揚げたら、キッチンペーパーで油を切ります。
海老の頭は揚げるとカリッと香ばしくなります。
レモンやポン酢などでさっぱりと食べるとおいしいです。
海老の頭の塩焼き
海老の頭は塩をふって焼くだけで、シンプルに海老の風味を楽しむことができます。
焼く前には、海老の頭を水洗いして、水分をしっかり拭き取ります。
海老の頭に塩をふって、フライパンやグリルで両面を焼きます。
焼き色がついたら、レモン汁をかけて食べるとさらにおいしいです。
海老の頭の味噌汁
海老の頭を煮ると、濃厚で美味しいだし汁ができます。
海老の頭でだしを取った味噌汁は、海老の風味が香る美味しい味噌汁になりますよ。
海老の頭を水洗いして、水分をしっかり拭き取ります。
鍋に水と海老の頭を入れたら、中火で沸騰させます。
沸騰したら、アクを取り除き、味噌を溶いて、好みの具材を加えます。
再度、煮立ったら火を止めます。
海老の頭はそのまま食べたり飾ってももいいし、取り出してしまっても大丈夫です。
海老の頭のビスクスープ
海老のビスクスープは、フランス料理店で出てくるエビの旨味がぎゅっと詰まった濃厚なスープです。
海老の頭を使えば家庭でもビスクスープが作れます。
海老の頭を水洗いして、水分をしっかり拭き取ります。
鍋にバターを溶かして、海老の頭を炒め、香りと色が出たら、玉ねぎや人参などの野菜を加えて、さらに炒めます。
水や牛乳、コンソメなどの液体を加えて弱火で煮たら、ミキサーにかけて、なめらかにしたあと、塩やコショウで味を調えます。
生クリームを加えると、よりリッチな味になりますよ。
アメリケーヌソース
まずエビの頭と殻を焼いて、ブランデーと白ワインで風味を引き出します。
次に、炒めた玉ねぎ・にんじん・セロリ・ニンニクを、エビと合わせて煮詰めます。
最後に、ソースをこして、塩とこしょうで味を調えれば完成です。
アメリケーヌソースは、お魚や鶏肉のソテーにかけたり、牛乳と合わせてスープにしたり、パスタソースにするなど便利に使えますよ。
<h2>まとめ</h2>
海老の頭って、捨てたり残すのが、もったいなく感じます。
だから、そのまま食べられたり、料理で再利用できると、海老を全部使い切った満足感も生まれてきます。
栄養も豊富だし、この機会に海老の頭も無駄なく使って、美味しさだけでなく豊富な栄養分も摂取できるといいですよね。
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