ツワブキの花が咲き終わったら、花茎は切りとしましょう。
耐寒性・耐暑性がある植物なので、冬越しのお手入れは特にはなくて大丈夫です。
ツワブキの株を増やす場合、種は植えてから2年程度かかるので、株分けの方が早く開花も楽しめてラクチンですよ。
ツワブキの花が終わったら
ツワブキの花が咲き終わったら、花茎を摘み取りましょう。
種を取りたい場合は、花茎を摘み取らず、枯れた花をそのままにしておけば、タンポポの綿毛のような種がたくさんできますよ。
ただし、種の成長に株の養分が使われるため、ツワブキの株が弱ってしまう場合もあります。
また、見栄えの問題もあるので、種が目的でなければ、早めに花茎を取り除くのがいいですよ。
葉っぱも枯れてくるので、その都度取り除くと、見た目がすっきりしますよ。
ツワブキの増やし方
ツワブキは、株分けと種植えで簡単に増やすことができます。
種は植えてから成長するまでに、2年位かかるから、すぐに大きくしたいなら株分けで増やす方が簡単です。
株分けの時期と方法
株分けの時期は、気候が暖かくなる3月~4月位に行うのがいいですよ。
株分けは簡単です。
一度ツワブキを掘り起こします。
なんとなく根っこに節が付いているので切り離してください。
目安としては、一株に対して2,3本程度の茎がついていればOKです。
後は、新しい鉢植えや庭に植え付ければ植え替え終了です。
つわぶきの植え替え
鉢植えで育てているなら、1年に1回~2回程度、植替えを行いましょう。
植え替えの時期は、春(4~5月)と秋(9~10月)がいいですよ。
地植えの場合は、5,6年程度はそのままでいいのですが、丈夫で増えやすい植物です。
もしも増えすぎたな~と思ったら、一度掘り出し、株分けや植え替えを行うとすっきりしますよ。
つわぶきの冬越し
ツワブキは、耐暑性・耐寒性ともに高い植物です。
花後に特別な冬越しは必要ありません。
ツワブキの食べ方
食べられる時期
ツワブキは、九州での収穫が1月位から始まります。
食べ頃となる旬の時期は、3月~4月頃です。
食べられる部位
ツワブキの茎は、『きゃらぶき』としてスーパーで見かけますが、葉っぱ、花、蕾も食べられるんですよ。
若葉は、天ぷらや炒め物に適しています。
花や天ぷらは、天ぷらなどで食べると美味しいですよ。
もちろん茎も天ぷらとして食べられるし、和え物、煮物などで食べることもできます。
ツワブキを食べる時の注意点
ツワブキには、『ピロリジンアルカロイド』という難しい名前の成分が含まれており、体に悪い影響を与える可能性があります。
安全に食べるために、しっかりアク抜きをして、多食は避けるのが無難です。
アク抜きの方法
軽く茹でて皮を剥き、重曹で10分程茹でた後、冷水に20分程度さらしてから、調理に使用しましょう。
蕾や花は、軽く茹でてから調理に使用するようにしましょう。
まとめ
ツワブキは海の近くで育つため、丈夫で育てやすい植物です。
何年も楽しめる植物なので、花後はなるべく早く花茎を取り除いて、株の養分を貯めるようにしましょう。
コメント