学校給食パートを辞めたい。辞める前の対策や退職方法について解説

パート勤務
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『給食のパートが辛くて辞めたい』けれど言えない場合、退職願を言う勇気がない、職場環境を配慮している、勤務日数が浅い、収入の不安などがありますよね。

まだ続けられそうなら、『あと1ヶ月を期限を決める』『ご褒美を考える』『目標を作る』などの対策をとってみたらどうでしょうか。

でも無理をしてを体調を崩す前に、辞めるという決断も必要です。

私が働いた給食調理室でも人間関係から作業の悩みまで、最短当日~退職する人もいたし、それでも給食に支障が出たことは一度もなかったです。

退職の意向は2週間前までに伝えることがベストですが、体調不良などやむを得ない場合は即日の退職も可能です。

希望日に退職できるよう、強い気持ちで、はっきり退職希望日を伝えましょう。

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学校給食パートを辞めたいのに辞められない

給食の調理補助って、スピード勝負だし団体戦だから、自分がミスをするとその後の作業全体に影響が出たりするので、体力的だけでなく、メンタル的にもハードな職場です。

そこに、辛い人間関係が絡んでくると、もうメンタルは傷だらけになったり・・・。

たぶん、今、この記事を読んでくださっている方は、

  • 給食のパートを辞めたいけれど、職員や会社側の出方が怖くて『辞めます』の一言がなかなか言えない
  • 現場の大変さを分かっているだけに、自分が辞めてしまうと、他のパートさんや社員さんに負担がかかって、迷惑をかけてしまう
  • 人手が足りない状況
  • やめたら収入や家計に響く
  • 勤務日数が浅くて言い出しづらい
  • 年齢的に次の仕事がみつかるか心配
  • 次の仕事場が今の職場よりひどかったらどうしよう

といったことを悩んでいる方なんじゃないかなと思います。

辞めたい、けれど、辞められない・・・このジレンマで悩んで、ネットを検索されているのではないでしょうか。

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学校給食の仕事を辞めたいと思う理由

私が給食パートをしていた時に、実際に辞めていったパートさん達の辞めた理由を紹介します。

パートさんたち、みんなそれぞれ辞める理由も辞め方も違いますが、現場の雰囲気や人と合わないということが一番多かったです。

①他の給食調理員のきつい口調が怖くて退職

もともと私が欠員補充で入社するきっかけになった方なのですが、なかなか仕事が覚えられず、厳しい口調で注意されることが怖くなってしまったそうです。
次の人が入るまでという退職条件だったようで、私にバトンタッチして退職しました。

②作業が覚えられず退職

限られた時間内にスピーディに大量の作業をこなすのが難しく、同じことを何度も聞きづらい雰囲気ということで、入社して1ヵ月程で退職しました。

③職場の雰囲気に馴染めなかった

スピード勝負の給食の仕事、忙しい時には殺伐とした雰囲気にもなるし、語気が荒くなる従業員の方もいました。
職場の慌ただしい雰囲気に馴染めず、同時期に体調を崩したこともあって、退職しました。

④パート同士のけんか

パートさん同士で喧嘩になったことが原因で、人間関係が悪化し、入社期間が浅い方のパートさんが退職。
給食長ではなく、本部に退職理由を伝えて、1ヵ月後に退職しました。

⑤転職

家計の事情で、時給、勤務時間が条件に合う会社に転職するために退職しました。
夏休み前の最終給食日までの2,3カ月間勤務してから辞めました。

⑥パート同士のトラブル

④と同じパートさんの理不尽な言動に反論し、春休み前の最終給食日に退職しました。
給食長ではなく、本社の担当に直接、直接退職希望を伝えました。

⑦子供関係の休みが取りづらかった

面接や採用の段階では、『学校行事や子供の体調不良などのお休みは大丈夫』と言ってもらっていたのに、いざ休みを取ろうと相談したら、嫌な顔されたり、嫌みを言われたり。
これからも休みを取るたびに嫌な思いをするのが嫌になり、1か月後に辞めました。

⑧文句や嫌がらせが辛くてその場で退職

使用済みの器具を洗浄していたら、洗い方や作業手順での嫌味や嫌がらせがひどく、なんと、その場で『辞めます』と帰った人がいました。

⑨就職してみたら、自分の想像以上にきつかった

体力を使う仕事であることは承知の上で入ったが、作業の内容や覚えることが想像以上で心が折れてしまった人がいました。入社から数日でしたが、その日のうちに退職しました。
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人が減っても職場はなんとかなっている

みなさん、退職理由は様々で、辞めるまでの期間や時期もバラバラです。

辞めた後は、すぐに新しいパートの人が入ってくることもあれば、しばらく欠員のままのこともありました。

給食の献立によっては、人数が足りずに、めちゃくちゃハードだったときもありました。

けれど、給食室が回らなくなることはなかったし、他の業務委託先の給食室に余裕があれば、応援にも来てもらえるし、どうにかなってました

なかには、『雇用契約上の辞める旨は1ヵ月前に伝える』という契約はお構いなしに、突然辞めてしまう人だっていました。

けれど、やっぱりどうにかなっていたんです。

だから、辛いことが続いて、辞めたい気持ちが強くなったら、給食室やパートさん社員さんの心配ばかりでなく、自分のことも優先してみてください。

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給食調理の仕事が辛いかどうかは人による

私が働いていた学校給食の現場では、何年も働いている人もいました。

性格のいい人もいれば、ちょっと怖い人もいたので、『強い人が続く』というわけではないと思います。

仕事の向き不向きはあるし、職場の同僚との相性もあります。

だから、勤務開始から日が浅いのに辞める、とか、人手がないのに辞める、ことが人としてどうなの?ってことではないと思います。

もちろん、続けてみる努力ができるなら、もう少し働いてみるという選択もありますよね。

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学校給食の仕事を辞める前にできる対策

①期限付きでもう少し続けてみる

私は仕事が辛いなと感じたときは、期限を設けてみました。

あと1ヶ月頑張ってみよう、今週は続けてみよう、1週間ならいけるかな、など働く期限を決めました。

期限を迎えたとき、状況が改善されていれば、そのまま働けばいいと思います。

また、状況が変わらない、悪化しているというのであれば、辞める選択をしてもいいと思います。

②ご褒美をつくる

こちらも期限付きになりますが、今月頑張ったらご褒美にあれを買おう、とか、旅行行こう、奮発して高級ステーキを食べに行こう、みたいな感じです。

仕事は辛くても、モチベーションがあがります。

続けることで、人間関係が良くなったり、仕事を覚えて作業効率がアップしたり、体力がついて体が疲れにくくなる、という効果も期待できます。

③目標を決めて頑張ってみる

調理師免許とれるまでは働く、覚えたことをノートにまとめ直して作業に取り組んでみる、苦手な人に好かれるよう行動を変えてみる、など目標を決めたり、悩みを改善する対策をたてて、仕事に臨んでみる方法があります。

人間関係や仕事の悩みが解決されれば、勤務を続けることもできますよね。

④辞める

心身のバランスを崩す前に、辞めるという決断も必要です。

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調理補助パートを辞めるならしっかり伝えよう

大切なのは体調を崩さないこと

別の現場で給食の調理補助のパートをしていた知人と

『仕事は大変でも、一緒に働く人次第だよね。どんな職場もヒトに恵まれたら続くよね』

とよく話していました。

せっかく入った職場だから、長く続けられるのが一番いいことなんですよね。
それは分かってるんです。

でも、無理が重なって、体調や心のバランスが崩れてしまってからでは遅いと思います。

子供や旦那さんや、兄弟や親や友達にとって、替えのきかない唯一無二の存在が、あなたです。

きれいごとかもしれないけれど、でも、それが事実。

なので、給食のパートを辞めたいと思っている今、自分の心の中に正当な理由があるなら、給食のパートを辞めることを選択するのも悪いことではないと考えています。

退職を伝えて嫌な思いをする場合もある

きっと、辞めると伝えてから辞める日までの間、嫌な思いをする可能性もあります。

でも、そこを乗り越えなければ得られないものも必ずあります。

①一時の怖い期間を越えずに数カ月~数年単位で今の葛藤を続けるのか
②一瞬辛い時期に身を置くけれど、その後辞めてすっきりするのか

どちらを選択することもできます。

退職時期は強い気持ちでしっかり伝えよう

私は②の選択をして辞めることを決意してから、辞めますと給食長に伝えるまで、時間がかかりました。

毎日、給食長が一人になり、なおかつ話せる余裕があるタイミングを狙い(他の人に聞かれたくなかったので)、数日待って、そのタイミングが訪れた瞬間に、今しかない!と思い切って、調理補助のパートを辞めたい旨を伝えました。

給食のパートを辞める旨を伝えるときに大事なのが、辞める時期をしっかり伝えること!

私の場合ですが、1月上旬に調理補助のパートを辞めたいことを伝えたのですが、人員の補充も考慮して、3月の給食最終日までの勤務でお願いしたんですね。

それならあと2カ月は勤務できるし、春休み~4月の給食開始まで1カ月ほどありますから、計3カ月もあれば、給食パートの募集や補充も余裕を持ってもらえるかなと考えたのです。

でも返ってきた返答は『次の人が決まるまでは無期限で続けてください』というものでした。

本当は

  • 退職の申入れの日から2週間を経過すれば終了することができる
  • 体調不良などやむを得ない場合、その日で退職することもできる

だったんです。

でも、そのときの私は、確かにそうだよな・・・と思ってしまったんですね。

だって、ギリギリの人数でギリギリの作業を日々こなしていることは知っていますから、一人抜けるだけだって、結構大変です。

3カ月あっても次の人が決まらない可能性もある→他のパートさんや社員さんに迷惑がかかる→自分は無責任

そう判断して、次の人が決まるまで続ける、ということでその時はOKしてしまったんです。

結局、辞める旨は伝えたものの、いつ辞められるのか分からないまま働く形になってしまいました。

しかも辞めることを伝えたことで、一部の方達からの風当たりも余計に強くなってしまい・・・どうしようか悩んでいたら、仲のいいパートさんが言ってくれた言葉で、また行動をおこすきっかけが生まれました。

『次の人なんて、すぐには来ないよ。一番大事なのは自分の身体だよ。』と言われたんですね。

また、『一人抜けた状態だと迷惑をかけてしまう』ということを告げたら、

『入れ替わり多いけれど、いままで給食の提供ができなかったことは一度もないよ。あなた一人いなくても回るから』

と言われたんです。

もちろん迷惑をかけることには変わりないのは重々承知の上なのですが・・・

その言葉に後押しされて、やはり体調的に無理なことを伝え、春休みに入る前の給食最終日での退職希望を強く伝えて、無事了承してもらいました。

たぶん、このパートさんの言葉がなかったら、いつ来るか分からない後任の人を待ちながら、しばらく働いていたと思います。

なんども交渉するというのは本当に大変なので、私のように流されないよう、退職日はしっかり決めて、辞める旨を伝えましょう。

辞める日が決まれば、後は退職日までしっかり仕事をこなすのみです。

もしかしたら、悪口や陰口、嫌みを言われたり、嫌な思いをすることもあるかもしれないですが、期限付きのことなので、気にしないようにしましょう。

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退職理由の例

『辛いから辞めたい』などの曖昧な理由では、退職を納得してもらえない可能性があります。

また、なるべく事を荒立てずに退職するためには、退職理由に不平不満は言わない方がいいです。

実際に辞めたパートさん達が使った退職理由、それから過去に私が使った退職理由を紹介します。

①家庭の事情でもっと収入が必要になった

家庭の事情で、給食パートで最大限得られる金額以上の収入が必要になったから転職するという理由

②介護をすることになった

急に実家の両親の介護をすることになったから、急遽やめたいとの理由

③夫に仕事を辞めるように言われた

夫が働くことに理解を示してくれず、辞めざるを得ないという理由。旦那さんに『俺を悪者にしていいから』と言ってもらったそうです。

④資格取得のための勉強・スクールに通うなど

取りたい資格ができ、最短で受かるための勉強時間を確保するため、退職を希望。

勉強のためスクールに通うことになり、退職したい。など

⑤体調不良

体調不良で医者に安静と言われたなど。

私の場合、症状があまり良くなく、病院の先生に『退職理由のための診断書書いてあげようか』と言われました。(書いてもらうことはなかったですが)。

⑥職場の上司ではなく、本部や本社の担当者に本心を話す

現場の上司では話がうまくまとまらない場合、本音を言いたいけれど言えない場合、本部や本社の担当者に、辞めたいと思った本当の理由を話して、退職の旨を伝えられる場合もあります。

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給食のパートを辞めたいときのまとめ

仕事を辞めたいと思ったら、対策を講じて続けてみるか、思い切って辞めるか、のどちらかです。

続けてみることで、なにか解決策が見えたり、反対に辞める意思が固まることもあります。

ただし、心身に不調が出ている等、よくない状況になっている場合には、自分の体を一番に考えるようにしましょう。

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