スーパー精肉のきつい作業・楽しい作業。いじめはある？スライサーは危険？

スーパーで働こうと考えた時、レジを始め、青果、鮮魚、総菜など部門は沢山あります。

精肉部門は、きついイメージを持たれる方も多いですが、精肉の仕事自体は、きつくはありません。
きついのは、立ちっぱなしで足が痛いことや冬場の作業が冷たくて寒いという環境です。

ですが、お肉についての知識が付き、お客様からのお肉の疑問に対応できるとやりがいや楽しさが感じられます。

スーパー精肉のきつい作業

精肉部門は、スーパーで仕入れたお肉をお客様に食べやすく提供するため、お肉のカット、味付けなどの作業をして商品化し、売り場へ陳列する仕事になります。

売り場へ陳列後も、商品の品質、賞味期限のチェック、お客様からの質問があれば対応するなど仕事内容は幅広いです。

精肉部門はきつい作業と思われますが、実際はどうなのか勤務経験者の話からリサーチしてみました。

きついのは、立ちっぱなしの作業が多く、足が痛くなるということです。
ただ、これは慣れが関係しているので、２週間くらいで慣れるようです。

冬場は、冷たくて辛いということがあります。

お肉は冷蔵ですし、冷凍のお肉を加工する作業もあり、ビニールやゴムの手袋はしていても、冬はかなり厳しいです。

その分、夏はひんやりと涼しくて快適でしょう。

このように精肉の仕事自体は、ハードではなく、冬の寒さや立ちっぱなしの環境がきついということです。
これは慣れるしかないとしか言えないでしょう。

精肉部門の作業は、お肉を加工したり、並べたりと様々あり、楽しいと思う作業は人によって違いがあります。

よって、やりがいという点で考えてみましょう。
精肉部門は、お肉についての知識、技術が自然と身につくのが働くことの醍醐味ではないでしょうか。

また、精肉部門の作業はバックヤードだけではなく商品を陳列する際は、売り場でも作業があります。

仕事を次々覚えていくと、お客様にお肉の調理方法や上手なカットの仕方など、アドバイスすることもできます。

常連のお客様からは、今日のおすすめを聞かれたり、このお肉はどんな料理ができるかなど聞かれたりすることもあるでしょう。

そうしたお客様の交流で、身についた知識が役立ち、やりがいを感じられお客様とのコミュニケーションも働く楽しみになるのではないでしょうか。

ちなみに店舗によっては、消費期限が近い商品は割引で販売することがあります。

割引シールを貼る時間になると、お客様から注目が集まるかもしれません。

お肉についての専門性が高まり、働きながらお肉についての知識や調理法が学べるので、お得な仕事だとも言えます。

だからこそ、精肉部門で働く方は、いつか飲食店のキッチンで働きたいというような目標を持つ方もいます。
夢を持って働きたい人にもおすすめの職種です。

いじめの話をリサーチしてみると、精肉部門に限らず、スーパー内の職場のいじめが起きることはあります。

従業員の多くが女性で、女性は細かくグループを作る傾向があるため、派閥やいじめ、一部のパート従業員の立場強い等が起きやすいということは言えます。

けれど、スーパーの経営者や精肉コーナーの担当社員の考え方や、従業員に対する対応しだいで、職場の雰囲気は全く違うものになります。

ミスをしたときの対応や、普段からのパート従業員への気配りでも、転職先の職場の人間関係に恵まれ、いじめや理不尽な叱責などがない、皆とても仲が良い環境で働くける場合もあります。

一概にスーパーや精肉コーナーの人間関係が良くないわけではないんですね。

精肉部門はお肉を扱うため、パートでも包丁やナイフで加工する作業が多少はあります。

社員の場合、包丁を使う作業は頻繁にあるのでケガをする頻度は上がります。

ですが、もちろん注意をして作業することで、事故やけがの可能性は減らせます。

パートでもまれにケガをする方もいますが、会話に夢中になってしまったなどの不注意からによるものです。

包丁やナイフ以外にも精肉部門は、スライサーを使う作業もあります。

一昔前は、スライサーやミンチ機を使って大けがを負うことがあったことは事実です。

しかし、現在のスライサーには、ストッパーが付いていて誤って指や手が切らない設計になっていますから、安心して作業ができますよ。

刃物を使うので一見危険だと思われがちですが、注意をして無駄話をせずに行えば安全に使うことができます。

スーパーの精肉部門は、仕事そのもの自体がきついというより、立ち仕事や冬場の寒さなどの環境が厳しいということがあります。

きつい仕事は、精肉部門だけではなく、どんな仕事でもきつい部分があるのが仕事というものです。そして、どんな仕事も慣れることで乗り越えていくものでもあります。

精肉部門は、やりがいや楽しさという点に着目すると、お肉に詳しくなってお客様からのお肉の疑問に答えることや、調理法を提案もできるでしょうし、普段の生活でもお肉の目利きができることで、プラスになることが多いのではないでしょうか。