うちの庭には、8年間地植えしているクリスマスローズがあります。
毎年、5月くらいから、葉先が黒い?茶色い?枯れているような葉が出てくるんですよね。
全体的に茶色く枯れるわけでもなく、もしかしたら病気なのかな?
でも、薬品使ったり、掘り起こしてうんたらかんたら~・・・なんてことになるのは、ちょっとやっかいじゃないですか。
そこで近くのでっかい園芸店に行って話きいたら、めちゃんこ簡単に解決したっていう話です。
クリスマスローズの葉が変色したら病気?対策は?
葉の変色が黄色の場合
葉っぱが黄色く変色するのが、寒い時期なら、問題はありません。
春先になって暖かくなると、新芽が生えてくるので、黄色く変色した葉っぱは取り除いてしまいましょう。
茶色く変色
クリスマスローズの葉が茶色く変色する場合、いくつか原因が考えられます。
寒い時期に苗を植え付けた
寒い時期に苗を植えると、充分に根をはれずに冬を迎えてしまうことも。
しっかり土中に根を伸ばせないと、寒さに耐えきれず弱ってしまい、葉が茶色く変色してしまうんですね。
他の葉が元気なら、これ以上弱らないように、冷たい風や霜、雨や雪に当たらず、日当たりのいい場所に移動して、様子をみましょう。
水も最低限でいいので、土の表面が乾いてから、与える程度で充分です。
直射日光が当たる
クリスマスローズは、直射日光が苦手です。
日陰で風通しが良い場所が適しています。
直射日光が当たると、うまく水分を管理できずに、枯れて葉が茶色く変色してしまいます。
直射日光に当たらない場所に移動するか、日よけで対策しましょう。
根っこが弱っている
水や肥料のやりすぎにより、根腐れをおこすことがあります。
根腐れを起こすと、土中の水分・養分を吸い上げることができなくなるため、葉が茶色くなり枯れてしまいます。
病気
湿度が高い環境では、カビが繁殖しやすく、ベト病や灰色カビ病などの可能性もあります。
灰色カビ病・ベト病ともに、殺虫剤や薬剤があるので、治療することができます。
黒く変色
葉っぱの表面が、黒いすす状の粉末で覆われたようになっている場合、菌が原因ですす病にかかっている可能性があります。
すす病にかかったら効果的な薬はないので、予防対策をとるしかありません。
軽度なら、すす状の粉末を拭きとって解決できることもあります。
クリスマスローズの葉先が黒いのを発見
いつ頃から気になるようになったのか定かではありませんが。
気づくと、クリスマスローズの葉先というか葉の縁が黒くなっているんですよね。
それに、葉の先っぽだけは、茶色く枯れたようになってる・・・。
▼過去の5月上旬に気づいたときの葉
↑縁が黒くなっている葉はこの1枚だけ。
6月にもなると、3分の1程度が茶色く枯れたような状態になってます。
▼過去に撮った6月上旬のクリスマスローズの様子
↑葉っぱが地面に垂れ下がり腐敗している感じ。
それでも放置しておくと、また次の春には青々とした葉っぱと白い花が咲くんですよね。
基本面倒くさがりな私は、その状態を何年も放置してきちゃったのですが・・・
毎年毎年、『なんで葉先が黒くなるんだろ~』と悩むことが面倒になり、近所の園芸店でミニトマトの苗を買うついでに、クリスマスローズの葉っぱについて聞いてみたんです!(←2019年5月の話です)
クリスマスローズの葉先が枯れる理由
えーとですね、園芸店に行って気づきました・・。
スマホで写真撮ってくるのを忘れたと・・・。
実物は無理だけど、せめて画像を見てもらえば、はっきりしたことが分かるかもしれないのに!!!
と思った面倒臭がり屋の私は、そのまま口頭で、クリスマスローズの葉の状態を、お店の人に伝えることにしました。
近所だったら家帰って撮ってくればいいじゃん!って話なんですけれどね(笑)
その往復すら面倒だったんですね・・・(^-^;。
園芸店の店員さんには
・葉先がうす茶色(蛾とかとろろ昆布みたいな色してると伝えた)
・おかしいのは一部の葉っぱだけ
というようなことを伝えました。
実物を見ていないから、確実なことは言えないけれど、症状的には、私が心配していたブラックデス(黒死病)・炭疽病・ベト病なんかの病気とは思えないとのこと。
よかったーーー(^^♪
ネットで調べた限り、病気の種類によっては、対処が大変だったり、植物だけでなく土にも影響が出るみたいだから。
じゃあ一体なにが原因なんだろうか?
店員さんいわく、実物見てないから確実ではないということなんだけど・・・
変色しているのが新しい葉なのか、古い葉なのかでも診断は変わってくるのだとか。
・古い葉が変色→生理現象や寿命の可能性あり
ちなみに新しい葉か古い葉か見分ける方法ですが、
・古い葉→ぺたぺたしていてカサカサしている
この方法で葉の新しさを見分けることができるそうです!!(^^♪
ミニトマトの苗を買って急いで帰りました。
クリスマスローズの葉が病気じゃなかった時の対処法は簡単だった
家に帰ってクリスマスローズの葉をチェックしてみたら
▼葉先が黒く枯れている葉
▼きれいな緑色の葉
触って比べてみると・・・
確かに!!!
縁が黒く変色している葉はカッサカサのパリパリ。
それに比べて青々しい葉の方は、ふかふかでみずみずしい!!!
どっちも平べったい葉っぱで、ほんとに違いが分かるんかい!!
って思う人もいるかもしれないけれど、わずかな差だけど確かに葉ざわりが違った!!!
ということで、今回のうちのパターンだと古い葉が枯れ始めた可能性が高いってことでいいのかな。
枯れ始めた葉は思い切って取り除いてしまってOKだそうです。
なので、縁取りが黒くなった古い葉が付いている茎の根本から、取り除いてしまいました。
もし葉の一部がうちのクリスマスローズと同じような感じなら、まず一度、葉が古くなっているかどうかチェックしてみるといいかもしれません。
でも、もしおかしな葉っぱが多かったり、花にも黒い筋ができていたりしたら、病気の可能性もあるので、近くの園芸店などに相談してみてくださいね。
▼昨年5月に古い葉の茎を切り落とし、今年の春には、またたくさんのふかふかした新しい葉と花が実っています。
今年も1枚だけだけど、黒い縁取り・先が枯れ始めた葉っぱが1枚でてきました。
クリスマスローズの古い葉には、今まで景観を楽しませてくれてありがとうという気持ちをこめて、そろそろ根元から取り除こうかな。
おわりに
理由を知っちゃえば、なんてことなくて、
このブログを読んで、なんだそんなことかよーー!!って思った人もいるかもだけど。
でもさ、ほんと、『そんなこと』が原因でよかったな~(*^-^*)と一安心した体験でした。
庭のクリスマスローズは10年近く経っていて、そろそろ植え替えにも挑戦してみようかなと思っています。
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