日常生活を送っていると、プライベートでもビジネスでもお土産やちょっとしたお礼にお菓子を頂く機会も意外と多いものです。
直接、相手にお礼を言うのが一番ですが、配送であったり、その場にいなかったりする状況もありますよね。
そんな時、ラインやメール、手紙などでありがとうの感謝の気持ちを伝える場合、どういった言葉、文章が良いのか悩みませんか。
ラインやメールは、基本的に同じような文章で構いません。
感謝の気持ちを伝えると同時に「美味しかった」、「甘いものが好きなので嬉しい」というような感想も一緒に伝えると、より相手に想いが伝わりやすくなりますよ。
手紙は、相手が目上の方の場合、丁寧な印象を与えることができます。
お菓子の気に入った点や美味しく頂いた時の様子も書きます。
そして相手の体を気遣う言葉も添えることを忘れないようにしましょう。
どの連絡手段でも、どんな相手でも、なるべく早めにお礼の言葉を送ることが、とても大事でマナーとされています。
お菓子を頂いたお礼をラインで伝える
普段からラインを使って連絡を取り合う関係であれば、気心も知れていますからラインで気持ちを伝えて大丈夫です。
例としては、「今日はお菓子いただき、本当にありがとう。とっても美味しかったよ。
今度また会いましょうね」など、お礼や味の感想、また会いたい旨などを書くといいですよ。
お礼の言葉と共に、次に繋がるような言葉があれば、お互いが嬉しい気持ちになれるでしょう。
さらに親しい友達であれば、最後にスタンプを押して締めても良いですね。
メールで伝える
メールで送る場合は、件名は「お菓子ありがとうございました」『お菓子のお礼の件』などが分かりやすいです。
友達から頂いた場合は、件名は「お菓子ありがとう」と砕けた感じの方が良いでしょう。
「お久しぶり。お土産のお菓子ありがとう。美味しかったし、パッケージも可愛くて、とても気分も上がったよ。私も近々旅行に行くので、お土産楽しみにしていてね。」
など、相手に感謝の気持ちを伝えると同時にお土産がどうだったかの感想も添えて、今度会う時を楽しみにさせる言葉もあると、さらに好印象になります。
手紙で伝える
お菓子を頂いた相手が目上の方や、お年を召している方であれば、手紙で伝えるのがおすすめです。
お礼状を書けば、受け取った相手は礼儀がしっかりしているというイメージを与えます。
手紙を送る場合は、前文(拝啓から始まり、時候の挨拶、相手の安否を気遣う挨拶)・主文(お土産についてのお礼の言葉)・末文(文を締めくくる結びの挨拶、改行し行末に敬具)・後付け(日付、差出人、宛名と続きます)の流れで書きます。
しかし、このような基本構成に沿った書き方は、ビジネスや恩師など改まった相手に書く場合になります。
友達や親しい相手には「拝啓」など頭語は使わなくて大丈夫。
堅苦しい文章は、違和感を起こしてしまいます。
そんな時におすすめなのは、メッセージカードに書いて送るのもいいですよ。
お礼状のような形式はなく、むしろシンプルな言葉で伝える方が良いので書きやすいのではないでしょうか。
それでありながら、手紙のような丁寧な印象なので好感が持たれるでしょう。
友達や先輩などプライベートで頂いた場合
友達の場合は、LINEでもメールでも堅苦しくないカジュアルな文章でOKです。
「また今度会いましょう」など、次を約束させる文章またはスタンプを使って最後を締めると良いですね。
気の知れた先輩にお土産でお菓子を頂いた場合の例です。
「〇〇先輩、旅行のお土産をありがとうございました。最近気になっているお菓子だったので嬉しかったです。今度お会いできる機会がありましたら是非旅行のお話を聞かせてください。」
というように、先輩には、礼儀正しい文章を意識すると好感を持たれて良いですよ。
お客様やビジネスで頂いた場合
お得意様や取引先の会社など、ビジネスの場でも差し入れやお土産として、お菓子を頂くこともありますよね。
その場を不在にしていて直接お礼が伝えられかった場合は、メールでお礼を伝えましょう。
メールの件名は「お土産のお礼」にします。
本文は、まず相手の会社名、部署、名前を書きましょう。
そして「平素は大変お世話になっております。〇〇会社の〇〇です。」と挨拶から始まり、
「この度はお忙しい中、〇〇の件で弊社にご足労いただき、またお土産まで頂戴しまして、誠にありがとうございます。 お土産のお菓子は、社内のスタッフで美味しくいただきました。 女子社員に特に好評で、あっという間になくなってしまいました。 〇〇様のお心遣いに感謝申し上げます。 メールにて恐縮ではございますが、まずはお礼申し上げます。 今度ともよろしくお願いいたします。」
というようなメールにすると、ビジネスマナーに適した文章になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。お菓子を頂いた時のお礼の例文をラインやメール、手紙などの方法別にご紹介しました。
お礼は、直接伝えることができればベストですが、伝える手段は昔と比べて現在は、様々なものがあります。
手紙は形式があり少し難しいと思ってしまいますが、一番大事なのは、やはり気持ちの部分になります。
少し間違った文章でもお礼の連絡があれば、相手は嫌な気持ちにはならないはずです。
そして最初の方でもお伝えしましたが、どんな連絡手段や相手でも、早めにお礼の言葉を送ることがマナーとされていますので、なるべく早く送るようにしましょう。
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