朝起きると、キッチンのカウンターに、茶色くて小さいアリのような虫がたくさんいました。
アリメツは、置き型タイプの蟻駆除グッズです。
家の中に入ってくるアリの一匹~数匹に、毒エサを巣まで持ち帰ってもらえればいいので、設置も駆除もとても楽ちんでした。
家の中だけでなく、侵入口付近のアリもいなくなったりました。
小さいアリのような虫の正体はアリだった!
茶色くて小さい虫は、ヒメアリでした。
ヒメアリの主な特徴として、次の6つが挙げられます。
- 茶色(黄褐色)のボディ
- 頭や胴体に光沢がある
- お腹の色は黒
- 体長2㎜程度
- 石の下や植物の隙間を住みかにする
- 甘い食べ物や乾物が好み
家の中に入ってくる小さいアリの種類として
- イエヒメアリ
- ルリアリ
もいます。
ただし、主な特徴を比較すると
イエヒメアリの特徴
- ボディは全体的に茶色
- 体に光沢が無い
- 体長2㎜程度
- 服などに穴をあけることもある
- 雑食性でなんでも食べる
ルリアリの特徴
- ボディの色は黒
- 光沢あり
- 体長3㎜程度
- 電化製品の中に入り込む
など、ヒメアリの特徴とは違い、我が家に侵入したのは、特徴が一番近いヒメアリと分かりました。
蟻は毎日侵入してくる
蟻は、一度餌の在りかを発見すると、仲間に知らせてどんどん侵入してきます。
前日までは、全く音沙汰なしだったのに、朝起きたらキッチンのカウンターが蟻だらけ。
とりあえず、全部退治して様子見ることにしたんですけれど、次の日も朝起きたら、やっぱりカウンターに蟻だらけの状態!
どこから入っているのか気になって、キッチンカウンターの下の引き出しを全部中身を出して、調べたのですが、砂糖などの調味料をしまう引き出しはおろか、引き出しの奥も含めて、中には蟻が一匹も見当たらりませんでした。
侵入経路はキッチンカウンター内には見当たりませんでした。
アリは壁も移動するし、どんどん増加する
最初の頃は、数匹うろちょろしているだけだったのに、どんどん数が増えてきました。
潰してもつぶしても、後から後からヒメアリが出てくるんですね。
しかもよく見たらキッチンカウンターだけじゃなくて、壁を移動しているアリの姿もよく見かけるようになりました。
冷蔵庫のパッキンにも蟻が!
冷蔵庫のパッキンにも蟻の姿をみるようになりました。
冷蔵庫の中ではさすがにアリの姿を見なかったけれど、やっぱり冷蔵庫に蟻が付いているのはいい気持ちがしません。
蟻は低温に弱いので、冷蔵庫の中に入る可能性は低いです。
また、冷蔵庫の中の食べ物の匂いが外に漏れることは少ないと思うんですけれどね。
うちの冷蔵庫は十数年動いていて古くなっているのか?、たまに飼い猫が冷蔵庫の引き出しの境目に鼻をくっつけて、フンフンと匂いを嗅いでいるんです。
もしかしたら、冷蔵庫が古くなってくると、人の鼻では感じられない程度の、微小な匂いが漏れている可能性もあるのかもしれません。
台所の蟻の侵入経路と原因を突き止めた!
朝起きたら蟻を退治せずに、じっと蟻の動きを観察してみました。
うじゃうじゃアリがいる中、アリの動きを見ていたら、一匹キッチンカウンターから離れて、壁を伝っていく蟻が出ました。
そうしたら、同じようにカベを伝ってキッチンのカウンターの方に行くヒメアリとすれ違いました。
おお!?と思って、蟻を目で追っていくと、なんと部屋の掃き出し窓の隙間に潜りこんだんです。
蟻が毎日のように大勢入り込んできた原因は、ありの道でした。
よく観察してみると、アリたちは、広い壁の側面を一本の線の上を移動するかのように、同じあたりを歩いているんです。
掃き出し窓を開けて足元を見たら、窓枠(サッシといういんでしょうか)の部分に、同じ茶色い小さい蟻が、何匹も動いていました。
ここから侵入してきたのか・・とちょっとほっとしたような、気味が悪いような・・・
じゃあ、この窓枠の蟻はどこからきたんだろうと思って、窓から顔を出して、下を覗きこんだら・・・
なんと、ちょうど窓枠の下あたりに、飴の食べかけが!!!
飴には茶色い小さい蟻が、うじゃうじゃと群がっていました(>_<)
これだ!これに違いない!!って確信しました!
まずは庭に出て、すぐに飴を回収しました。
それから、飴が落ちていた周辺を観察してみたら、石陰にたくさんの蟻が出入りしている場所を発見しました。
そう、ヒメアリの特徴の1つ『石の下や植物の隙間に巣を作る』・・・いつの間にか掃き出し窓の下にある沓脱石/靴脱石(くつぬぎいし)が、ヒメアリの巣になってしまっていたんです。
キッチンの蟻の駆除対策
- 原因→子供が食べ残した飴
- 侵入経路→リビングの掃き出し窓
原因と侵入経路が分かり、原因は取り除けたので、後は駆除するのみです。
今回のありの対処法には、アリメツを使って駆除することができました♪
ネットの口コミでは、なかなか薬の餌に寄り付かない・食べてくれないなんて意見もあったので、ちょっと不安もあったのですが。
我が家の場合、アリメツを沓脱石/靴脱石(くつぬぎいし)の上に設置したら、さっそく翌日には、キッチンでヒメアリがいなくなりました。
掃き出し窓の外でも、前日までの蟻の賑やかさがうそみたいに、蟻の姿をみることはなくなりました。
まとめ
蟻が餌の在りかを見つけ、仲間に知らせるために作った蟻道は、なかなか落とすことができません。(そもそも見えない)
なので、アリの侵入経路を見つけるなら、台所から離れていく蟻を追ってみるといいですよ。
↓ハウスメーカーの人には、次のことを教えてもらいました。
- 家の造りで蟻が入り込めないスペースはほとんどない
- ありの侵入を完全に遮断することは困難
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