掛け布団のカバーは、最近ではボタンのタイプもありますが、昔ながらの紐つきタイプの場合、カバーの着脱が、手間ですよね。
布団はいつも清潔な状態にしたいものですが、取り替えるのが億劫になってしまいます。
そこで楽なのは、紐なしの布団カバーを使うことです。
しかし、ずれ防止の紐がついていないので布団のずれが起きます。
特にお子さんが使う場合は、寝ている間に体がコロコロと動くので、どうしてもズレが起きてしまいます。
ずれる対策としては、布団用のクリップで固定をすることや、ニトリのずれにくい布団カバーのNグリップなどがおすすめです。
また100円ショップの商品にも解決するグッズがありますよ。
布団カバー紐なしがずれる原因
布団カバーは、どうしてずれてきてしまうのでしょうか。
それは寝返りが大きく関わっています。
寝返りは、一晩で20~30回ほど繰り返して、特にお子さんの場合は、寝ている間に寝返りどころか反対の向きになるなど、大人が思う以上に忙しく動き回っています。
布団と布団カバーには寝返りという振動が加わることによって、だんだんとずれが生じてしまいます。
紐のタイプの布団カバーでしたらしっかり結んだはず紐がほどけてしまうほどですので、紐なしの布団カバーは、さらに振動の影響を受けることになります。
そのずれが起きた状態で、寝ている間にカバーの端を引っ張って、自分の体に布団をかけたり、また寝返りをしたりすることで、ずれはさらにひどくなります。
布団カバーがずれない付け方
布団カバーがずれないようにするには、やはり布団カバーに紐をつけることが一番ですが、それが出来ない紐なしカバーですから、別の対策が必要になります。
ネットでは、布団のずれを防止するクリップが、いくつかのメーカーから販売されています。
その中で口コミの評判がいいのが、OUNONAの布団限定のクリップです。
使い方は、簡単で、布団の四隅をクリップするだけで布団カバーが固定されるんですね。
手順は、布団カバーと布団の隅の方をぴったりと重ね合わせます。
そして、位置を四隅に合わせて調整します。
布団と布団カバーを重ねて、上から突起があるパーツを下に押し当てます。
その後に布団を裏返し、リングパーツを突起の部分にカチッと止まるまで押し込みます。
しっかり四隅を固定できて、しかも安全ピンのような針ではないので、家族皆が安全に使えるずれない布団カバーのつけ方ではないでしょうか。
100均にズレ防止アイテムはある?
100円ショップにズレを防止するアイテムとして使えるグッズも売られています。
それは「ネームリボン」という商品です。
本来は、子供のカバンや袋などの直に名前が書けない物、書きたくない物にスナップで付ける便利なアイテムになります。
ネームリボンの両側にスナップリボンがついており、ボタンを留めて輪ができます。
1袋に4本入っている場合が多いですから、布団の数だけ買ってもかなりコストを抑えられますね。
簡単にスナップで止め外しができて時間もかかりません。
まずは、そのネームリボンを布団カバーに取り付ける必要がありまう。
その方法はいくつかありますが、効果が一番あるのは、ネームリボンを布団カバーに縫い付ける方法です。
布団の紐の根元にネームリボンの真ん中を合わせて縫うと固定され安定感があります。
縫うのが面倒であれば、布団の紐でネームリボンを括りつけてしまっても良いですよ。
つける位置は、縫った場合と同じくらいです。
ニトリのずれない布団カバーの使いやすさは?
ニトリには、Nグリップ(ひもなしらくらく掛布団カバー布団)という布団カバーの商品があります。
Nグリップは、テイジンが開発したナノフロントのという滑り止めによって、摩擦力が大きくかかり中の布団をずれにくくするものです。
Nグリップの特徴は、なんといっても布団カバーの着脱が楽ということです。
裏返しにしたカバーを布団にかけ、四隅にある角の穴に腕を入れて布団を引っ張るだけで装着できます。
普通の布団カバーを取り換えるより半分の時間で終わるので、家事の時短に繋がりますね。
綿100バーセントなので肌にも優しいことも嬉しいポイントです。
ネットで使った人の感想をみると、「カバーの着脱が簡単で家事の負担が減った」、「想像以上にずれず快適」、「カラーのバリエーション豊かで選ぶ楽しさがある」などの声が上がっていました。
ただ良い評価だけではなく、「説明書を読んでもつけ方が分からない」、「布団がカバーの中でずれて気になる」、など思っていたのと違うという声もありました。
Nグリップのつけ方がわからない場合は、ニトリのサイトの動画でつけ方の紹介があるので、一度チェックしてみるといいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。紐なしの布団のカバーがずれる対策や原因、ずれないつけ方などをご紹介しました。
Nグリップなら簡単で時短になるのでラクチンです。
また、買い替えをしなくてもズレ防止グッズを使って、試してみるとコスパ的に良いですね。
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