バーベキューの網に、魚や焼肉がくっつくのは熱凝着という現象のため。
熱凝着を起こりにくくするには、お酢を網に塗るのが効果的です!
また、網が赤くなる位しっかり加熱(10分程度)してから、食材をのせてくださいね。
お酢は熱で酸化するので、網の上の食材に匂いが付くことはないです。
焼くのに時間がかかる食材は、網や食材の表面が焦げ付く原因になります。
焼き台の中の炭の量を調整し、高温・中温・低温の3つの段階を作ります。
高温の場所で表面を焼いたら、中温・低温部分で、中までじっくり熱を通すと、肉や魚の表面が焦げずに焼けますよ。
バーベキューグリルメッシュなら、油やお酢を引かずに、焼き台の網の上に乗せるだけ。
肉は網にくっつかず、魚は身崩れを防げるので、網の焦げ付きを防げます。
パパっと残りカスを掃って、水洗いするだけなので、遊び疲れた後の後片付けが楽になります。
バーベキューの網に肉や魚が張り付く原因
肉や魚などの食材が網にくっついて取れにくい原因は次の3つ。
- 下準備の不足
- 網の加熱不足
- 火力不足
焼いた肉や魚が網にくっつく現象を熱凝着といいます。
熱で変化した動物性のたんぱく質が、金属に反応して起こる現象なんです。
そして、この熱凝着の可能性を減らしてくれるのが、お酢なんです!!
バーベキューの網にくっつかない方法
網に食材がくっつかない為のポイントは次の2点。
- 網に酢を塗る
- 網をしっかり加熱する
酢を塗る
キッチンペーパーや刷毛を使って塗ってもいいし、スプレーボトルに入れてシュシュっとスプレーする方法もあります。
酢を塗ると、肉や魚のたんぱく質が金属に反応しにくくなります。
お酢は熱によって酸化するため、食材にお酢の臭いは付きません。
お魚のグリルにも使える方法なので、ぜひ試してみてくださいね♪
バーベキューに酢を持っていくことって少ないと思うので、しっかり持ち物に加えておくようにしてくださいね。
網の加熱
バーベキューで重要なのが炭の火熾(おこ)しです。
炭に火が付くと安心して、さぁ焼くぞ!!と、すぐに食材を網の上に乗せていたのですが、それは間違いでした。
家庭で調理する場合、フライパンや鍋を充分に熱してから食材を入れますよね。
また焼き肉屋では、食材が運ばれてくる前に、お店の方が火を点けていませんか?
あれは食材が運ばれてくるまでの間に、網を加熱する意味があるんです!
だから、肉や野菜を乗せてもくっつかないのです!
バーベキューでも同じです。
炭に火が付いたら、まずしっかり時間をかけて網を加熱しましょう。
網が赤くなるくらい熱してもOKなので、10分程度は加熱してほしいですね。
途中で網を変える場合も、必ずしっかり加熱してから食材を乗せましょう。
バーベキューの網で焦げ付かない焼き方
熾したての青い炎では焼かない
食材が網にくっつかない準備が整ったら、あとは焦がさずに上手に焼くだけです。
炭に火を熾(おこ)したら、炭の状態をよく確認してみてくださいね。
熾(おこ)したばかりの火は青い炎が出ています。
青い焔の状態だと、火力が強く、その上に食材を置くと外はコゲコゲ、中身は生という状態になりやすいんです。
炭火調理は、近赤外線、遠赤外線を利用して調理をするため、炎は必要ないのです。
バーベキューの焼き台で、火力調節しよう!
家庭での調理を例にとりますが、調理の段階で強火、中火、弱火を使い分けて料理をしますよね。
バーベキューでも同じです。
コンロの端から炭の置く量を調節し、高温、中温、低温と3段階の火力の場所を作ります。
なかなか火が通りにくい食材は、高温で表面を焼き、中温や低温で熱を通すなど、焼き位置を変えると、焦げずに中まで火を通すことができます。
弱火の場所には、炭がほとんどない状態になりますが、赤外線効果で、しっかり熱を受けることができます。
弱火の場所には、網の下にアルミホイルやアルミ皿などをおいて、肉の油を受け取るようにすると、コンロのお掃除も楽になりますよ。
焦げやすいものは、最初から中温や低温でじっくり熱を通すのもおすすめです。
食材によって、置く位置を変えて調節してみてくださいね。
まとめ
美味しくバーベキューを楽しむためには、じっくり待つ、これが大切です。
バーベキューの準備をする際は、酢をお忘れなく。
ちょっとの工夫で、バーベキューの食材を一層美味しく食べられること間違いなしですね。
バーベキューの網の焦げ落とし方。汚れ掃除にはアルミが便利
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