アサリの中の小さいカニの正体。カニの赤ちゃんではないが食べられる?


アサリの酒蒸しを家族で食べていたら、主人と娘のお皿に盛ったアサリの中から、小さい小さいカニが出て来ました。

食べられるの?なんで入ったの?

子供ながらに、色んな疑問が湧いてきたので、いい機会と思い、アサリの中にいる小さいカニの正体についてまとめました。

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アサリの中の小さいカニの正体

小さいカニの正体

アサリの中の赤い物体に、娘が気付きました。

アサリを避けてみたら、小さいカニ!

貝の中にみつかる小さいカニは、節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目カクレガニ科Pinnotheres(ピンノテレス)に属するカニの仲間です。

よく見ると、ハサミもあります。

日本では、

  • カクレガニ
  • ピンノ(←ピンノテレスを略した呼称)

などと呼ばれています。

ピンノって、なんだか可愛らしい名前ですよね~。

せっかく可愛い俗称があるので、ここからはピンノと呼ばせてもらいますね。

 

ピンノには種類があって、

  • オオシロピンノ
  • カギヅメピンノ
  • クロピンノ

などの種類があるんですね。

 

今回、我が家のアサリに見つかったのは、オオシロピンノという種類なんです。

アサリによく入っているから、アサリピンノと呼ばれることもあります。

呼び名がたくさんですね~笑

アサリに食べられたカニ?

アサリの内側にいるから、一瞬、アサリに食べられたのでは?という考えに陥る人もいますが、アサリの食べ物はプランクトンですから、オオシロピンノをエサとして、食べたわけではありません。

ピンノは、実は寄生型のカニなんですね。

アサリの他にも、ハマグリ、ムール貝、牡蠣などの二枚貝に住みつくのが有名なんですが、中にはサザエに住みつくサザエピンノという種類もいたりします。

ピンノの種類によって、住みつく二枚貝も違うみたいです。

 

ピンノが住み着く場所は大体決まっていて、アサリの外套腔(がいとうこう)という部分にいることが多いです。

オオシロピンノの雌は一度アサリの中に入ったら、産卵、孵化もアサリの中で行い、一生をずーっとアサリの中で過ごします。

エサは、プランクトンでいいので、アサリの食べ残しで充分なんですね。

ピンノのオスは、メスを探してアサリを出たり入ったりして、自由に動き回ります。

ピンノは二枚貝の暗い内部で、安全に守られているため、殻はぷよぷよして柔らかいし、目も退化していてあまり見えていません

いつから住んでいるのか?

アサリの中で孵化したオオシロピンノの赤ちゃんは、アサリの出水管を通って、外に出ていきます。

小さいうちはエビのような形をしているので、海水の流れに沿って海の中を移動します。

脱皮を数回繰り返すことでカニの形に変態し、アサリの入水管を通って、貝の中に入り込みます。

あさりの中に入っているのはカニの赤ちゃんではない

とっても小さいから、うちの子供達は、カニの赤ちゃんだ!と騒いでいましたが、実はこれは成体(大人)なんです。

オオシロピンノのメスは、成体で10~15mm程になります。

オスなんてもっと小さくて、成体で3mm程度しかないんです!

もしアサリの中に雄がいたとしても、肉眼で見つけるのは難しそうですよね~。


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あさりのカニは食べられる

オオシロピンノは、火を通して食べることができるんです。

体はとっても小さいですが、しっかりカニの味がします。

生臭さとかもありません。

が、見た目の問題なのか・・・子供達には食べられませんでした笑

一応カニなので、アレルギーがある人などは食べない方がいいと思います。

 

もちろん、オオシロピンノが寄生していたアサリも問題なく食べることができます。

ただでさえ狭い空間の一部を、ピンノという居候に占拠されるわけなので、アサリの成長が妨げられて、身入りが悪い状態なので、オオシロピンノが寄生したアサリが当たって、ラッキーかアンラッキーかは、人それぞれでしょうね。

うちの家族は、アサリの中にカニがいた!と喜んでました笑

まとめ

アサリの中の小さなカニの正体、分かってホッとしました?

中には、見つけたピンノを家で買おうと挑戦してみる人もいるみたいです。

うちも今度アサリを買ったら、殻を開けて生きたピンノを見つけてみたいなと思います。

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