アサリや貝の中にいるカニは寄生蟹ピンノ。食べても大丈夫?寄生虫になる理由や育て方も紹介

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アサリの中に入っている小さなカニはピンノと呼ばれ、日本ではカクレガニともいわれている(寄生虫)寄生ガニです。

とてもちっちゃいカニですが、立派な成体(オトナ)なんですよ。

 

ピンノが入っているアサリも、ピンノも食べても大丈夫ですが、必ず熱を加えてから食べるようにしましょう。

甲殻類のアレルギーがある方は、食べない方が無難です。

 

魚介類が好きな方は、自己負担2000円で美味しい魚介が食べられます。

2000円以外は税金の控除額にもなります。



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アサリの中のカニは寄生虫(寄生蟹)

ピンノの正式名称

アサリからカニが出てきたら、びっくりしますよね。

貝の中にみつかる小さいカニは、節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目カクレガニ科Pinnotheres(ピンノテレス)に属するカニの仲間です。

よく見ると、ハサミもあります。

また、見た目はカニですが、れっきとした寄生虫の一種です。

 

 

日本では、

  • カクレガニ
  • ピンノ(←ピンノテレスを略した呼称)

などと呼ばれています。

 

ピンノって、名前も見た目もかわいいですよね~。

せっかく可愛い俗称があるので、ここからはピンノと呼ばせてもらいますね。

ピンノの種類

ピンノには種類があって、

  • オオシロピンノ
  • カギヅメピンノ
  • クロピンノ

などの種類があるんですね。

 

今回、我が家のアサリに見つかったのは、オオシロピンノという種類なんです。

アサリによく入っているから、アサリピンノと呼ばれることもあります。

 

あさりの中にカニがいるのは貝に寄生しているから

アサリの中の赤い物体に、娘が気付きました。

アサリを避けてみたら、小さい蟹!

アサリの内側にいるから、一瞬、アサリがカニ食べるの?と思う人も多いと思います。

けれど、アサリの食べ物はプランクトンですから、オオシロピンノをエサとして、食べたわけではありません。

 

ピンノは、実は寄生ガニなんですね。

アサリの他にも、ハマグリ、ムール貝、牡蠣などの二枚貝に住みつくのが有名なんですが、中にはサザエに住みつくサザエピンノという種類もいたりします。

ピンノの種類によって、住みつく二枚貝も違うみたいです。

 

ピンノが住み着く場所は大体決まっていて、アサリの外套腔(がいとうこう)という部分にいることが多いです。

オオシロピンノの雌は一度アサリの中に入ったら、産卵、孵化もアサリの中で行い、一生をずーっとアサリの中で過ごします

エサは、プランクトンでいいので、アサリの食べ残しで充分なんですね。

ピンノのオスは、メスを探してアサリを出たり入ったりして、自由に動き回ります。

ピンノは二枚貝の暗い内部で、安全に守られているため、殻はぷよぷよして柔らかいし、目も退化していてあまり見えていません

貝の中にいるカニはいつから住んでいるのか?

アサリの中で孵化したオオシロピンノの赤ちゃんは、アサリの出水管を通って、外に出ていきます。

小さいうちはエビのような形をしているので、海水の流れに沿って海の中を移動します。

脱皮を数回繰り返すことでカニの形に変態し、アサリの入水管を通って、貝の中に入り込みます。

あさりの中の小さいカニは、赤ちゃんではく大人

ちっちゃいカニを見た子供たちは、『かにの赤ちゃんだ!』と騒いでいましたが、実はこれは成体(大人)なんです。

オオシロピンノのメスは、成体で10~15mm程になります。

オスなんてもっと小さくて、成体で3mm程度しかないんです!

もしアサリの中に雄がいたとしても、肉眼で見つけるのは難しそうですよね~。

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ピンノは食べても大丈夫

ピンノの食べ方

だしをとるのは難しいけれど、オオシロピンノは、火を通して食べることができるんです!

食べ方の例としては、

  • 火を通したあさりの中からでてきたピンノをそのまま食べる
  • 炒めて食べる
  • 揚げて食べる

などがあります。

見た目の問題なのか・・・子供達には食べられませんでした笑

もちろん、オオシロピンノが寄生していたアサリも問題なく食べることができます。

甲殻類にアレルギーがある場合は注意が必要

小さくてもカニなので、アレルギーがある人などは食べない方が無難です。

ピンノに寄生する寄生虫もいる

貝に寄生するカニ『ピンノ』に寄生する寄生虫もいるんです。

その寄生虫の名前は、エビヤドリムシフクロムシです。

エビヤドリムシ

ピンノの体の一部がコブのように丸く膨らんでいる場合、エビヤドリムシが寄生しています。

グソクムシやダンゴムシなどと同じ等脚類。

オスは2㎜位の白いダンゴムシのような見た目、メスは1㎝位の丸い卵型の見た目をしています。

エビヤドリムシは、雌雄セットでピンノに寄生しています。

フクロムシ

繁殖の時期になると、カニのお腹の褌から、袋状の生殖器の一部を出します。

ピンノのお腹に白やオレンジの袋状のものがついていたら、フクロムシの生殖器です。

フクロムシに寄生されたオスのピンノは、メス化しちゃいます。

食べても大丈夫だが見た目は気になる

エビヤドリムシもフクロムシも、人間に寄生することはなく、害などの影響はほとんどありません。

なので、寄生されたピンノを食べても、問題がないことがほとんどです。

実際、このフクロムシを食している人もネット上で見かけるのですが、見た目がとにかく気になります(笑)(私は無理でした・・・)

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ピンノは飼うことはできるが飼育が難しい

あさりの中の小さいカニを取り出す方法

あさりの味噌汁など調理済みの料理の中で、火が通ったピンノの姿を見つける場合、多いですよね。

 

生きたピンノを取り出したいなら、

  • 二枚貝をこじ開ける
  • 砂抜き用の塩水の塩分濃度をあげる

といった方法で、生きているピンノがあさりの中から取り出すことができます。

ピンノの飼育は難しい

ピンノの飼育に挑戦している人もいますが、なかなか難しいみたいです。

我が家でも、生きたピンノを見つけたとき、水槽で育ててみたのですが、1か月も生きることはできませんでした。

 

ピンノはアサリの中に取り込まれたプランクトンを食べて生きています。

プランクトンを入手するのは難しいし、ピンノの飼育に適した食材がなかなか見つからないんですね。

 

▼飼育してみたときのこともまとめたので、よかったら参考にしてみてください。

ピンノは海に帰すことも難しい

『飼育することができないなら、せめて海に帰してあげよう』と思うかもしれません。

けれど、あさりの中に再び寄生できるとは限りません。

そして、あさりの中に入れなければ、海の中で他の魚に食べられてしまう可能性が高いです。

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まとめ

アサリにとっては、ただでさえ狭い空間の一部を、ピンノという居候に占拠されるわけなので、アサリの成長が妨げられて、身入りが悪い状態になります。

オオシロピンノが寄生したアサリが当たって、ラッキーかアンラッキーかは、人それぞれ。

 

手軽にアサリを料理に使いたい場合、砂抜き済・加熱済の冷凍アサリが楽ですよ。

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