日本の三大神社は伊勢神宮と出雲大社あと1つはどこ?大神神社?鹿島神社?どちらを先に参拝するべきか、関係性も紹介。もうひとつ選ぶなら?

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、日本三大神社とよく聞きますが、三大神社というような明確な定義はありません。
ただ、日本三大神宮や日本三大大社という、神社の中で細かい分類をしたものはあります。

例えば、日本三大神宮については、日本書紀の記載によれば、「伊勢神宮」、「出雲大神宮(出雲大社)」、「石上神宮」の3つの神宮です。

日本書紀の中では、日本三大神宮という言葉で記載されていませんが、この3つが三大神宮と呼ばれています。

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また延喜式神名帳という平安時代の歴史書物による日本三大神宮は「大神宮(伊勢神宮内宮)」、「鹿島神宮」、「香取神宮」の3つが記されています。

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日本の三大神社は伊勢神宮と出雲大社あと1つはどこ?

伊勢神宮と出雲大社の次に三番目の神社を挙げるというと、実は明確な決まりがないんです。

なぜなら、実際に「日本三大神社」という正式なリストは存在しないからなんです。

しかし、日本三大神宮、日本三大大社、日本三大稲荷、三大天神、三大八幡宮といった、より具体的なカテゴリーに分けられた様々な「日本三大」リストがあります。

これらの中でも、特に格式が高く、名声がある神社が「日本三大神宮」と「日本三大大社」に選ばれています。

今回は、日本三大神宮について詳しく紹介しますね。

日本三大神宮を決める方法は大きく分けて2つあります。

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祀られている神様で決めるなら?

祀られている神様で決める方法で一つ神社をあげるなら、伊勢神宮と出雲大社の祭神と繋がりがある伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)があります。

伊弉諾神宮は、兵庫県淡路島にある日本最古の神社とされ、格式は、「神宮」、神格は一品、社格は官幣大社という由緒正しき神社です。

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日本三大神社の所説で選ぶなら?

そもそも神社と神宮の違いはなに?

所説の前に、神宮と神社の違いを説明します。

神社は、神様を祀るところの総称で、神社の中に神宮と言う分類があると考えます。

神宮は神社の中でも、『天皇を祀る天皇家と同じ一族を祀る神社』の称号となっています。

日本書紀が由来の説

神宮についての最初の記載は、奈良時代に書かれた日本書紀にあり

  • 伊勢神宮
  • 出雲大神宮(出雲大社)
  • 石神神宮

が記載されていて、この3つが三大神宮です。

延喜式神名帳が由来の説

また、平安時代の歴史書物「延喜式神名帳」には

  • 大神宮(伊勢神宮内宮)
  • 鹿島神宮
  • 香取神宮

の3つの神宮が記載されています。

共通するのは伊勢神宮

どちらの説でも上がったのは伊勢神宮のみなので、日本三大神宮の候補は、全部で5か所になります。

諸説でいうなら、伊勢神宮は日本書紀と延喜式神名帳、どちらにも名前があがっているので、日本三大神宮の1つに入れてもいいですね。

各神宮の特徴

簡単に各神宮の特徴について紹介します。

伊勢神宮

伊勢神宮は日本の神社の中でも特に重要な位置を占め、「神宮」と正式に称されています。

内宮(皇大神宮)には天照大御神が、外宮(豊受大神宮)には豊受大御神が祀られており、14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社も存在します。

出雲大神宮(出雲大社)

京都に位置する出雲大神宮は、縁結びの神様として親しまれており、丹波国一宮に数えられます。

国の重要文化財にも指定されている本殿は、毎年4月18日には出雲風流花踊りが捧げられる場所です。

石神神宮

奈良県天理市に鎮座する石上神宮は、布都御魂大神を主祭神とし、物部氏によって祭祀された日本最古級の神宮です。

国宝にも指定されている拝殿をはじめ、多数の歴史的価値のある神宝が収められています。

鹿島神宮

東国三神社の一つである鹿島神宮は、武甕槌大神をお祀りしており、創建は皇紀元年に遡るとされています。

社殿は重要文化財に指定されており、境内の森は県の天然記念物としても認定されています。

香取神宮

千葉県香取市にある香取神宮は、経津主大神をお祀りする神社で、全国に約400社ある香取神社の総本社です。

東国三社の一つとして、本殿や楼門は国の重要文化財に指定されています。

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伊勢神宮が特別視される理由

近代社格制度により、神社は官社、諸社、無格社の三つのカテゴリーに分けられましたが、伊勢神宮はこれらのカテゴリーには属さず、独自の特別な地位を有しています。

他の神社とは一線を画す存在として、伊勢神宮は全神社の中で最も尊い場所とされているんですね。

伊勢神宮は、日本の皇室にとって氏神であり、内宮には天照大神、外宮には豊受大神を祀り、日本の国の成り立ちと深い関わりを持つ神々をお祀りしています。

三貴子、すなわち天照大神、月読尊、須佐之男は、天津神の中でも特に重要な神々であり、イザナギによって直接生み出された最も尊い神々です。

伊勢神宮がこれらの神々、特に天照大神を祀ることにより、他の神社とは異なる特別な位置づけをされています。

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伊勢神宮と出雲大社、どちらを先に参拝するべきか、その関係性は?

どちらも参拝する両参りしたい方は多いですし、参拝する順番があるのなら従いたいところですよね。

しかし、どちらから参拝しなければならないということはありませんので、参拝はどちらからでもよいと考えます。

ただ、昔からの考え方では、自宅から近い方の神社からお参りすることがよいとされていますので、気になる方は、近い方の神社からお参りするとよいでしょう。

そして伊勢神宮と出雲大社の関係は、二つの神社の繋がりを示す古事記などの歴史書に記述がなく、お互いの関係性はなかったと言えます。

歴史が長く、格式が高い神社という共通点はあるものの、宗派が違うため、関わることがなかったと考えられます。

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大神神社は出雲大社と深い縁がある

奈良県桜井市にある大神(おおみわ)神社は、島根県にある出雲大社と関係が深いとされています。

大神神社は本殿がありません。

三輪山に住む大物主(おおものぬし)が祈りを捧げる対象で、山がご神体という珍しい神社で、昔から「神の宿る山」と崇められてきました。

古事記や日本書紀では、出雲大社の祭神となる「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」が日本という国を作るのに悩んでいたところ、海の向こうに大物主大神が出現し、「国を造ることを成功させたいなら、私を三輪山に祀りなさい」という成り立ちが明記されています。

大神神社の祭神になったその大物主大神は、因幡の白うさぎを助けたことでも有名です。

参集院の玄関には「なでなでうさぎ」がお迎えしてくれて、この兎をなでると運気上昇やなでた所の身体の痛みをとってくれると言われています。

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鹿島神社は日本神宮の1つに選ばれている

鹿島神社は、社名に鹿島を持っていて、東北や関東を主に全国で約600社あります。

総本社は、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮で、社格が最も高い一の宮です。

その鹿島神宮は、日本神話の「国譲り」で知られる武御雷神(タケミカヅチ)を祭神としていて、武御雷神は、武道の神、決断力の神、旅立ちや出発の意味がある「鹿島立ち」という言葉から交通安全の神でもあります。

千葉県香取市にある香取神宮と関係が深く、茨城県神栖市の息栖(いきす)神社と同じように東国三社の一社となっています。

江戸時代には、この鹿島、香取、息栖の東国三社を伊勢神宮へ「お伊勢参り」した後で「禊(みそぎ)参り」として参拝する風習が生まれました。

日本建国そして武道の神様である鹿島神宮は、地元の人が厚い信仰を寄せると共に、近年では東国三社を地図の上で結ぶと、直角二等辺三角形になることから、パワースポットとして再び注目されています。

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まとめ

いかがでしたか。伊勢神宮や出雲大社、その他有名な三大神宮などをご紹介しました。
日本には歴史のある素晴らしい神社が沢山あるんですよね。

個人的には伊勢神宮に最近、初めて行くことができ、ずっと行きたかった憧れの神社でした。

伊勢神宮は、やはり本当に神秘的で気持ちが洗われて、自信を持っておすすめできる神社です。

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