うちの子供達が夏休み前に小学校から持ち帰ってきた朝顔は、二つとも花を咲かせたので、それが普通だと思っていたら・・・
近所の女の子(小1)が持ち帰ってきた朝顔が、8月になっても全く咲かないと・・・
このままじゃ観察日記が書けないと悩むママ友から、どうしよう~と相談を受け、調べた結果、無事に朝顔の花を咲かせることができた話です。
小学校の朝顔が咲かない原因
我が家の子供達は、よくも悪くも適当な性格なので、大して朝顔の世話をしなかったのに、朝顔の花はふつうに咲きました。
なのに、近所のAちゃん(仮)の朝顔は、まっっったく咲かないんだとか。
ママ友と2人で、朝顔が咲かない原因について調べてみたら、結構出てきました、朝顔の花が咲かない環境。
- 夜も光のあたる場所に置いてある⇒10時間程度、しっかりと暗いところにおいておかないと、日光をあびても咲かない
- 肥料をたくさんあげている⇒朝顔の花が咲かない=栄養状態が悪いではなく、葉っぱや茎ばかりが成長してしまう
- 昼間の暑い時間に水やりをしている⇒水がお湯になってしまい、根腐れをおこす可能性がある
- そもそも種がダメだった⇒Aちゃんがもらった種が朝顔ではなかった、または先祖がえりをおこしていた
- 東の方角で日当たりのいい場所に朝顔をおいておく⇒太陽は東から昇るため、早い時間に開花を迎えてしまい、早くしぼんでしまっていた
などが、見つかりました。
というわで、Aちゃんの朝顔の状況と原因を照らし合わせてみることに。
夏休みに朝顔が咲かないならどうする
上にあげた原因について、なにがいけないのか、簡単に説明すると・・・
①夜も光のあたる場所に置いてある
朝顔は短日植物なので、日照時間(日の当たる時間)の長さが、開花のカギなんです。
夜もライトなどが朝顔に当たっている状態だと、つぼみができなかったり、咲かなかったりしてしまうんです。
②肥料をたくさんあげている
肥料といっても、色んな種類があって、花の成長にいい肥料や、葉の成長に適した肥料など様々。
窒素系の肥料をあげると、葉やつるばかりがどんどん成長して、つぼみができない、花が咲かない、というパターンになってしまうんだとか。
あさがおには、あまり栄養を与えなくても大丈夫みたいですが、もしあげるなら、花を成長させるリン酸が多く含まれる肥料を少しあげるといいです。
③昼間の暑い時期に水やりをする
朝顔の水やりは、基本的には、朝晩計2回か、朝1回で大丈夫です。
あげるときに、たっぷりあげるのがコツ。
昼間の暑さでは、水がお湯になってしまい、根っこにいい影響がないんですよね。
④そもそも種がだめだった
1年生が育てた朝顔の種を次の1年生が使って、そこでできた種をまた次の1年生にあげて・・・・・って、代々使っていることって多いと思います。
うちの子供もそうでした。
で、こうやって同じDNAの種を使い続けていると、種が劣化(先祖がえり)して、成長が悪くなってしまうことがあるんです。
それから、本来子供達が育てる種類の種ではなく、別の種類(西洋アサガオとか)の種が紛れ込んでいた、なんていうパターンもあるそうです。
⑤東の方角で日当たりのいいところに置く
東の方角から太陽が昇るので、朝顔の開花もそれだけ早く開花します。
朝顔が開花すると、次第に花びらが乾燥してしおれます。
近年の夏の異常な暑さで、早く花びらが乾燥してしおれてしまう可能性があります。
この5つの原因の中で、Aちゃんの朝顔に当てはまったのは、
①夜も光のある場所に置いてある
⇒朝顔が置かれている玄関は、道路に面している為、人や車が通るたびに、自動感知で玄関の灯りが灯ってしまう
④そもそも種がだめだった
⇒朝顔を全体的に観察してみたところ、葉っぱの形が違ってました。
⑤東の方角で日当たりのいいところに置く
朝顔がおいてる玄関は、東を向いているので、太陽の光を一番に浴びるし、直射日光も半端ない。
小学校でもらってくる朝顔の葉は、3つに分かれているもの(三尖葉)だと思います。
でも、Aちゃんのあさがおの葉っぱは、ハート型!
調べてみたら、Aちゃんの朝顔は西洋朝顔というタイプで、8月の終わりから11月初めまでが開花時期!
ということで、今回のAちゃんのアサガオが咲かなかったのは、④そもそも種がダメだった(違った)でした。
そりゃ、咲かないわな~・・・
ということで、ママ友は一切の対策をとることなく、そのまま・・・夏休みが終わって9月に入ったころ、『朝顔の花がさいたよ~!』と見せてもらい、アサガオ問題は終了しました。
朝顔が咲かない原因を取りのぞく
今回のAちゃんの朝顔は、開花時期が違う西洋朝顔だったので、特に対策は必要なかったですが・・・
簡単に対策を紹介したいと思います。
- 夜は灯りが当たらない場所に置く
- 肥料はあまり与えなくて大丈夫
- 水やりは朝か晩、土の乾燥次第では、朝晩両方
- つるがどんどん伸びている場合は、つるを途中で切って、朝顔の開花を促す
などの方法があります。
置き場所がないから移動は無理、という場合は、大きいダンボールを上から被せてもいいですよ。
伸び続けるつるを切ると、つるの成長が緩やかになって、朝顔の花の成長に刺激を与えられます。
まとめ
朝顔が咲かない原因、どれか当てはまるものはあったでしょうか。
原因が分かって、朝顔の花が開花するといいですね。
朝顔は日光が好きだけれど、近年の気温の高さと強い日差しは、朝顔にはちょっとキツイので、午後は日陰に移してあげるといいですよ。
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