タチアオイの花が終わったら。種の取り方・花後の剪定・冬越し・植え替え方法などの育て方を紹介。

植物の管理
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タチアオイ(ホリホック)の花が終わったら、どんどん花がら摘みをしましょう。(※種をとる場合は花がらは残します)

一年草タイプは種をとって終了です。

二年草・多年草タイプは、種とりのあと、切り戻し、株分け、冬越しをして、来年の開花に備えましょう。

 

タチアオイは寒さに強い植物ですが、霜には弱いので、腐葉土や藁などのマルチング、園芸用の不織布で覆うなどの霜除け対策をするといいですよ。

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タチアオイの花が終わったら

花がら摘みをしよう

タチアオイ(ホリホック)の花は、6月~8月くらいまで、次々にきれいな花を咲かせてくれます。

花が咲き終わったら、どんどん花がらを摘み取りましょう。

咲き終わった花が残ったままだと、茎や葉にくっついて、カビが生える原因になります。

 

ただし、種を取りたい場合は、花柄を残しておかなければいけません。

咲き終わりの頃の花柄は残して、種ができるのを待ちましょう

切り戻し

一年草タイプのホリホック

種も取り終えたら、1年草タイプは終わりなので、切り戻しは行いません。

二年草、多年草タイプのホリホック

切り戻しをしよう

二年草タイプ、多年草タイプなら、翌年も花が咲くのを期待できます。

切り戻しや冬越しをして、来年の開花に備えましょう。

 

種を取り終えたら、切り戻しは、根元からバッサリ茎を切ります。

根元から新芽が出ている場合、切り取らずにそのまま成長を見守りましょう。

来年、綺麗な花を咲かせてくれますよ。

 

もし種をとらないなら、一番上の花が咲き終わった時点で切り戻しを行いましょう。

株分けをしよう

二年草、多年草タイプのホリホックは、種まきのほか、株分けで増やすこともできます。

株分けに適した時期は、花後の9月~11月のほか、開花前の3月~5月でも大丈夫です。

株分けの目安として、一つの株に芽が3~5個付くように分けましょう。

多年草タイプは植え替えも考えて

鉢植えの多年草タイプの場合、2,3年に1回植え替えをしてあげると長持ちします。

気を付けたいのが、タチアオイの根っこです。

タチアオイの根っこは、根元からまっすぐ下に向かって成長するので、深く掘る必要があります。

タチアオイは、根っこを傷つけないように掘り出してくださいね。

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タチアオイの種の取り方

花が咲き終わったあと、しばらくすると、花茎の中に種ができます。

花茎部分が茶色く乾燥したら、種がはじけ飛ぶ前に採取しましょう。

 

種を植える時期ですが、

  • 1年草→春まき(3月~4月)
  • 2年草・多年草→秋まき(9月~10月)

を目安にしてくださいね。

 

タチアオイの種は、光好性(こうこうせい)です。

種を撒いたら薄く土を被せて、日光が当たるようにしましょう。

タチアオイの種は、こぼれ種でもよく成長しますよ。

同じ場所に咲かせたいなら、種を取らずに放っておくと、こぼれ種から発芽するのも期待できます。

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花後の剪定

タチアオイの剪定は、6月~8月の開花期にせんていを行いながら成長させます。

伸びすぎた茎や、育ち過ぎて葉が混みあっている部分を剪定して、風通しをよくしてあげます。

全ての花が咲き終わった後は、ばっさり茎を切り戻し、その後の剪定は必要ありません。

冬になると葉っぱは枯れていきます。

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冬越しのやり方

タチアオイは、比較的寒さに強い植物です。

関東より西の部分なら、比較的温暖なので、冬を越せることが多いです。

日当たりを好むので、鉢植えやプランターの場合、日当たりのよい場所において、土の表面が乾いたら水もあげてくださいね。

 

寒冷地の場合、霜除けとして株元に腐葉土や藁などでマルチングして、防寒対策をたてましょう。

もちろん関東などでも、霜が降りるようなら霜対策はとってくださいね。

株元をマルチングする以外にも、園芸用の不織布や新聞紙で包むのも効果ありますよ。

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植え替えの方法

タチアオイは、あんまり植え替えを好まず、同じ場所で咲き続けるのを好む花です。

でも鉢植えの場合は、2,3年に一度、植え替えてあげないと根詰まりを起こします。

 

植え替えを行う時は、根を傷つけないように深く掘りましょう。

植え替えと同時に、株分けを行うといいですよ。

株分けした株を同じプランターや花壇に植える場合は、株間は30㎝程度空けるようにしましょう。

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まとめ

タチアオイは、比較的育てやすいので、花が終わった後のお手入れも楽です。

植え替えだけは気を使うので、ゆっくり丁寧におこなってくださいね。

来年もきれいな花をさかせてくれるといいですね。

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