きゅうりが萎れるのは、根から充分な水分が摂取できていないから。
土の乾燥・気温上昇・根の傷み・病気などが原因になっています。
土の乾燥や気温上昇なら、たっぷり水やりをすることで回復する可能性もあります。
水やりをして、夕方になっても回復しなければ、根腐れなどが原因なので、復活は難しいです。
水やりをしても回復しない場合、秋キュウリに挑戦してみるのもおすすめです。
夏場に植えれば、晩秋まで収穫を楽しむことができますよ。
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▼苗からだと初心者も育てやすい
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きゅうりが萎れる原因
きゅうりは、日当たり・風通し・水はけがよい土を好みます。
ただし、乾燥にとても弱いので、水やりを失敗すると、キュウリは病気や乾燥で萎れてしまいます。
きゅうりが萎れてしまう原因は、水分が吸収できなくなっているから。
水分がうまくとれない原因は、次の4つの可能性が大きいです。
土の乾燥
土が乾燥していると、根から水分を吸収することができません。
乾燥に弱いきゅうりは、どんどん水分を蒸発させて、キュウリはしぼみます。
根が傷んでいる
肥料の量が多すぎたり、水をあげすぎると、土の中は栄養過多・過湿状態になり、根が傷んでしまいます。
根が傷んだり弱くなれば、水分の吸収率が悪くなり、乾燥に弱いきゅうりは萎んでしまいます。
気温の上昇
急激に気温が高くなると、水分の蒸発量が増えるので、キュウリ内部の水分も減ってしまいます。
病気
キュウリがかかりやすい病気はたくさんあります。
中には、根に悪い影響を与えたりする病気もあります。
きゅうりの成長が止まって、先の方から枯れだすのは、過湿や根詰まりのせいで、根が水分を吸い上げられないことが原因です。
きゅうりにとって、水の管理はとっても大切なことなんです。
しおれたきゅうりの苗は復活するの?
水切れは復活の可能性あり
土の乾燥や気温の上昇などで、胡瓜が一時的に水分不足になっているだけの場合、たっぷり水やりをすることで、しおれたきゅうりが回復することがあります。
復活しない症状
たっぷり水やりをしても、胡瓜が萎んだままの場合、根の痛みや病気の可能性があります。
根っこからの水分の吸収が難しいので、萎れたきゅうりが元気になるのは難しいです。
きゅうりは枯れ始めると、復活するのが難しい野菜なんです。
キュウリが昼間にしおれるのは病気の可能性あり
昼間になると、きゅうりが萎れる病気があります。
①つる割れ病
フザリウム糸状菌・フザリウム・オキシスポラムという菌が原因です。
根っこにできた傷から菌が入り込み、導管で繁殖するため、水を吸い上げられず、きゅうりに水分が行き渡らないんですね。
そのため、元気に育っていたきゅうりが晴れた日中に急に萎れてしまいます。
根が傷つく原因としては、肥料過多・過湿があげられます。
②ネコブ線虫
乾燥する砂地できゅうりを育てている場合、ネコブ線虫に寄生されている可能性があります。
ネコブ線虫の初期の症状は昼間にしおれ、水分の蒸発が少ない夜に回復するので、朝はまた元気になっています。
けれど、太陽が出て気温があがると、再びしおれてきます。
始めは1株だけにこの症状がでるのですが、他の株にも同じ症状が出始め、最後は枯れてしまいます。
ネコブ線虫は根っこにコブがたくさんできるのが特徴です。
有機物不足な環境を好むため、腐葉土などの有機物堆肥をたくさん使うのが解決策です。
梅雨に萎れる原因
梅雨は湿気が多い為、病気が蔓延しやすいんです。
きゅうりが梅雨にかかりやすい病気は、ベト病・灰色カビ病・うどん粉病・炭そ病・斑点細菌病などです。
ベト病は高温多湿を好みます。
灰色カビ病は日照不足が原因です。
小さいきゅうりが萎れているのは、日光が当たらず光合成不足だから。
雨などで冷えるのも苦手です。
しおれた小さいきゅうりを見つけたら、病気を防ぐために摘みとってしまいましょう。
これらの病気を防ぐ予防薬として、カリグリーンやサンボルドーなどがありますよ。
まとめ
きゅうりは一度萎れると復活が難しい植物です。
一度ダメになったキュウリは、残念ながら元気になる可能性は低いですが、秋キュウリなら、梅雨明け後に植え付けて秋まで収穫が楽しめるから、これから育てるのもまだ間に合いますよ。
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