セーターなどの衣類やバック、スーツ、などについた歯磨き粉は、ゴシゴシ水ぶきすると、繊維の奥に歯磨き粉の粉末が入り込みます。
水で洗っても、乾くと白いシミのようになっているのは、このためなんです。
歯磨き粉が付いたら、ざっくり取り除き、乾燥させます。
指に輪ゴムを巻きつけ、歯磨き粉が付いた部分をこすると、歯磨き粉が取れてくるので、一度試してみてくださいね♪
ただし、シルクのような繊細な素材は、力を加えることで、生地表面をダメにしてしまうこともあるので、気を付けてくださいね。
※ネクタイもおすすめしません。
畳の場合、歯磨き粉が付いたのが縁(へり)か畳の目かで、対処方法が変わってきます。
本文では、ブラウスなど衣類やバッグ、畳や床、ナイロン製品、時間がたってカピカピに乾いた歯磨き粉の取り方について、詳しく説明しているので、よかったら参考にしてくださいね♪
スーツなど服についた歯磨き粉をきれいに取る方法
水洗いでは落ちにくい
服に歯磨き粉が付着したら、ティッシュなどで拭き取ったり、水洗いしてもあまり効果はありません。
乾くと、白いシミのような状態になっていることがあります。
これは、歯磨き粉に含まれる研磨剤などが繊維の隙間に入り込んでしまうからです。
取れない歯磨き粉に効果的な道具は輪ゴム!
繊維の奥に入り込んだ歯磨き粉を取り除くために必要なのは、
歯磨き粉の落とし方も簡単です♪
- 歯磨き粉をざっくり取り除く
- 指に輪ゴムを巻き付ける
- 歯磨き粉が付いた部分を、輪ゴムを巻いた指で擦る
※時間に余裕があるなら、ドライヤーで歯磨き粉を乾かしてから、輪ゴムで擦るとより取れやすくなりますよ。
輪ゴムの粘着力によって、繊維の隙間に入り込んだ歯磨き粉を取り除いてくれるんです♪
輪ゴムを使う時の注意点
輪ゴムで歯磨き粉の汚れを取るときに、注意してほしいのが次の2点です。
- 指に輪ゴムをきつく巻き付けすぎない(※うっ血の原因になります)
- あまり強く衣類を擦りすぎない
綿など丈夫な素材なら大丈夫なのですが。
例えばシルクなど繊細な生地の場合、強く擦ることで、生地を傷めてしまう可能性があります。
ネクタイは、裁断が特殊だし、生地によっては、ヨレヨレになってしまうので、輪ゴムはおすすめできません。
他にもジーンズやコート、セーター、スカート、ブラウスなど、特殊な生地を使っている場合は、少しずつ試しながら落としてみてください。
大事な衣類で、生地を傷ませずに歯磨き粉の汚れを取りたい場合、シミ落としの専門店に頼むのが安全です。
床についた歯磨き粉の落とし方
歯を磨いているときに、うっかり床に歯磨き粉を垂らしていることありますよね。
歯磨き粉を取り除いたのに、フローリングが白っぽくなっている場合、床が白化している可能性があります。
床のワックスは
- 水分
- 湿気
- アルコール成分
に対して化学反応をおこし、ワックスが劣化したり、剥がれたりして白化することがあります。
歯磨き粉を固まらせないために湿潤剤が入っています。
磨いている途中に口から洩れた歯磨き粉には水分が含まれています。
液体歯磨きには、エタノールというアルコール成分が含まれています。
拭いても床の白いシミが消えないなら、部分的にワックスはきれいに落として、再度ワックスを塗り直すことで、白いシミを消せることもあります。
畳についた歯磨き粉の落とし方
畳は目が細かいので、歯磨き粉を拭きとった時に、目の隙間に入り込んでしまいます。
畳に歯磨き粉が付いた場合、畳の縁(へり)か、畳の目かで、落とし方は変わってきます。
畳の縁に歯磨き粉が付着した場合
用意するものは、
水を浸けて、歯磨き粉が付いた部分をトントンして落とします。
時間がかかるため、気長に根気よくトントン叩く必要があります。
畳の目に入ってしまったら
用意するのは
- 掃除機
- 歯ブラシ
まず、畳の目に入り込んだ歯磨き粉を乾燥させます。
乾燥した歯磨き粉を掃除機で吸い出します。
畳の目に沿って、歯ブラシで乾燥した歯磨き粉の粉末を書き出します。
ナイロンの服やバッグについた歯磨き粉
ナイロン製品は、洗濯機で洗うと型崩れの原因になります。
また熱に弱く、生地が縮んで、やはり型崩れの原因になります。
ナイロンの衣類や鞄に歯磨き粉が付いた場合、ざっくり拭き取って、自然乾燥させてから、
- 輪ゴムを絡ませた指で優しくこする
- 消しゴムで優しくこする
といった方法を試してみてください。
時間がたった歯磨き粉の取り方
時間がたってカピカピに固まった歯磨き粉は、水で濡らさない方がいいです。
もし、
歯磨き粉が塊で落ちていて、水で濡らさないと、ガチガチで取れない!
とうい場合は、最低限湿らせて歯磨き粉の塊を取り除き、残りは乾燥させてから取り除くと、奥に入り込んだ歯磨き粉の粉末も取れるようになります。
まとめ
付着した歯磨き粉を取るときには、歯磨き粉を乾燥させると、取り除きやすいです。
取り除くときには、輪ゴムを使って試してみてくださいね。
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