カンパニュラの花が咲き終わったら、花柄摘みをして、切り戻しをします。
夏の暑さに弱いから、日当たりのよく風通しがいい日陰で管理します。
乾燥気味を好むので、土の表面が乾いたら水やりをし、11月くらいまで1000倍~2000倍に薄めた液体肥料を週1程度で与えます。
耐寒性が強いので、根っこが凍らなければ、冬越しは可能です。
寒さに当てないと、花芽が育たず、花が咲かないので気をつけてください。
根っこは休眠しているので、水やりは控えめ、肥料はお休みしましょう。
これが、カンパニュラの花が咲き終わってから、翌年の開花までの流れになります。
カンパニュラの花が終わったら
- 夏越し
- 花柄摘み
- 切り戻し
- 植え替え
- 冬越し
をすることで、翌年も開花を楽しむことができます。
(※品種によっては、一年草や二年草のタイプもあります。)
花が咲き終わったら、直射日光に弱いので、日当たりが良く風通しの良い日陰で管理します。
カンパニュラは、乾燥気味が好きな植物なので、土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
肥料は、週に1回程度、液体肥料を1000~2000倍に薄めたものを11月頃まで与えます。
(※冬場は肥料がいらないので、11月位を目途に肥料はお休みします。)
カンパニュラは、日本の暑さがとっても苦手なので、高温多湿の環境に耐えられずに、枯れてしまうことも多いんですね。
夏場の置き場所、肥料、水やりには気を付けてあげましょう。
花がら摘み
カンパニュラはたくさんの花を咲かせてくれます。
咲き終わった花を見つけたら、すぐに花がら摘みをしましょう。
枝から切り取るのだけではなく、花首から花を取り除きます。
古い花がなくなると、新しい蕾がどんどん開花して、1株で300輪以上の花を咲かせてくれます。
けれど、種を取りたい場合は、花がらは取らないようにしましょう。
花柄を残しておくと、少しずつ茶色くなって種ができますよ。
種ができると、開花期間が短くなるので、気を付けてください。
切り戻し
全ての花が咲き終わったら、切り戻しをします。
株の2/3~1/2程度をバッサリ切ります。
切り戻しをすることで、涼しくなった秋口にも花を楽しむことができます。
また、カンパニュラは湿気が苦手なので、切り戻しをしてあげることで、風通しを良くして、蒸れを減らす効果もあるんですよ。
カンパニュラの種の取り方
種を取りたい場合は、絶対、花がらは摘まずに残しておいてください。
枯れた花の中に、たねが入った丸い形の袋ができるんですね。
袋ができたばかりの頃は緑色をしているけれど、日数が経つと成熟して枯れた状態になります。
袋がはじけて種が飛び散る前に、袋ごと収穫して、中の種を取り出してください。
収穫した種は、冷蔵庫など冷暗所で保存しておきます。
植え付け時期は、9月~10月。
冬の寒さに当てることで、花芽を付けて開花することができます。
※一年草は8月下旬~9月中旬、二年草は5~6月頃がタネ植えの時期です。
冬越し
カンパニュラは耐寒性が強く、冬の寒さに株を当てないと、花芽がつかず、開花できなくなってしまうんですね。
冬も外で育てることができますよ。
暖かい室内に取り込んでしまうと、開花期に花が咲かなくなってしまうので、気を付けてくださいね。
カンパニュラは、根っこが凍らなければ冬を越すことができます。
霜や雪だと、凍ってしまう可能性があるので、雪が降るときは軒下に移動する、地面にビニル袋を置いて、その上に鉢植えを置くなどの対策をとるといいですよ。
冬の間は根っこはお休みしているので、肥料はいりません。
また、お水も最低限で大丈夫なので、土の表面が乾いていることを確認してから2,3日後に、水やりすれば大丈夫です。
葉が枯れたらどうする?
花だけではなく、葉っぱも枯れてしまったら、植物が弱っている証拠です。
茶色く枯れた葉は全部取り除き、様子をみます。
根が生きていれば、新しい芽が出てくる可能性もあります。
土の表面が乾いていれば、水やりも忘れずに行いましょう。
土の水はけが悪い、肥料過多などにより、根っこが腐ってしまうと、枯れる原因になります。
まとめ
カンパニュラは、高温多湿に弱いので、夏を越せずに枯れてしまうことも多いんですね。
花が咲き終わった後は、切り戻し、置き場所、水やり、肥料に気を付けて、充分にお休みさせてあげてくださいね。
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