8月に桔梗の花が終わったら、根元から30㎝ほど切り戻してあげると、脇芽が出て2番花を咲かせてくれますよ。
2番花が終わった後は、株の力を蓄えるため花ガラは摘み取ってしまいましょう。
もし種を取りたい場合は、花ガラは残しておいて大丈夫ですよ。
桔梗は宿根草の為、11月を過ぎると地表部が枯れてしまいますが、根っこは生きているので、来年にはまた新芽が出てきますよ。
桔梗の花が終わったら
キキョウの花は、初夏に咲き始め、7月~8月頃に一度、花が咲き終わります。
その際、根元から30㎝程度の部分で花茎を切り戻すと、脇芽が伸びてきて、2番花を咲かせてくれますよ。
2番花が10月頃に咲き終わったら、花がらを取り除きましょう。
10月以降は、来年の新芽が出る2月、3月頃まで特別なお手入れが必要ないので、桔梗は育てやすいんですよ。
花がら摘みはした方がいい?
花ガラを残したままでは、桔梗の栄養が、種を作ることに使われてしまい、無駄に栄養を使ってしまうんですね。
もし、種を採取したいなら、花ガラは残した方が良いのですが、そうでなければ来年の開花の為にも、花ガラは摘んでしまいましょう。
植え替えの時期とやり方
鉢植えの桔梗の植え替え
鉢植えの桔梗の場合、2年に一度程度の割合で植え替えした方がいいです。
白い根っこが鉢の底でとぐろを巻いて、養分や水分を充分に吸収できなくなってしまいます。
植え替えに適した時期は、2~3月の生長期、10月の花が咲き終わった頃のどちらかに行ってくださいね。
鉢から根っこごと抜き出し、土を落としたら、長く伸びた根っこを切り詰めます。
一回り大きな鉢に新しい土を入れて、植えてあげましょう。
地植えの桔梗の植え替え
地植えの場合、植え替えは気にしなくて大丈夫ですが、3~5年程度に1度を目安に、株分けするといいです。
株分けすると、株が若返るんですよ!
株が自然に分かれている部分があるので、2,3芽位ずつ分けて、それぞれ植え付けます。
株分けは2月~3月頃に行いましょう。
冬越し方法
桔梗は冬に強い花
桔梗は、割と寒さに強い植物です。
また日本の植物で宿根草なので、日本の気候に適応して成長するので、冬越しのお手入れは比較的楽なお花です。
私が住んでいる関東ならば、地植えはそのまま、鉢植えは風に当たらない場所に移動する、程度で充分に冬を越してくれます。
強い霜に当たるのは避けたいので、その可能性があれば藁や腐葉土などでマルチングしておくといいですよ。
桔梗はオーソドックスな宿根草なので、11月を過ぎると地表部は枯れてしまいます。
が、根っこ部分は生きて休眠しているので、安心してくださいね。
霜の影響を受けなければ、2月頃に新芽が出てきますよ。
水やりはほとんどいらない
冬の間、地表部は枯れてしまっているし、根っこは休眠して力を蓄えています。
最低限の水分で越冬するので、土が乾ききっていたら、ほんの少し土が湿る程度に与える程度で充分です。
水を与えすぎると、根腐れの原因になるので、気をつけてくださいね。
土が凍るのも根っこが傷む原因になるため、水やりは暖かい午前中に済ませましょう。
肥料もいらない
休眠期なので肥料もいりません。
肥料を与えてしまうと、根が傷んでしまうので、ゆっくり休ませてあげましょう。
休眠明けの桔梗の育て方のポイント
桔梗の花は、日光が大好きですが、乾燥は苦手な花です。
休眠期が終わり新芽が出始めたら、水やりも開始してくださいね。
鉢植えの桔梗は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。
地植えの場合、特に意識的にあげる必要はありません。
まとめ
桔梗は冬の寒さよりも、夏の暑さの方が苦手です。
夏場にきれいな花を咲かせるためにも、水やりと日当たりの調整はとても大切です。
来年もきれいな花を咲かせてくれるといいですね。
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