幸福の木の育て方で枯れる原因と復活の方法。室内・外・冬のお手入れ、挿し木の方法を紹介

植物
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幸福の木が枯れる原因で多いのが、水不足・水のやりすぎ・湿気・日光不足・寒さです。

その他にも、根詰まり・直射日光・病気・害虫も枯れる原因になります。

  • 水不足や日光不足→水やり、日光浴
  • 水のやりすぎ・湿気→水やりをストップ・日当たりや風通しの良い場所に置く
  • 寒さ→8℃以上の場所に置く
  • 根詰まり→植え替え

などで回復するか試します。

 

枯れた部分は剪定によって取り除くことで、養分や水分を生きている部分に流すことができます。

全体的に枯れてしまっているなら、生きている部分を20~30㎝程度切り取り、挿し木にする方法もあります。

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幸福の木の育て方で枯れる原因

幸福の木が枯れる原因は主に8つあります。

水不足

幸福の木は乾燥気味を好むけれど、水が少なすぎても枯れてしまいます。

  • 成長期→土の表面が乾いたらたっぷり水やり
  • 休眠期→土の表面が乾いてから数日(2~4日)したら水やり

休眠期の水やりは、鉢の置き場所の気温や環境によって変わってくるので、土の乾き具合はこまめにチェックしましょう。

水過多や過湿

水不足もだけだけれど、水が多すぎるのも幸福の木にはよくないんですね。

 

水やりの回数や量が多いと、土が常に湿った状態になります。

乾燥気味を好む幸福の木にっとて、湿った状態はよくありません。

根腐れの原因になります。

 

また、風通しがよくない場所に置くのも、湿気がこもって根腐れの原因になりますよ。

 

根腐れ状態になると、

  • 幹がフカフカ、ぷにぷにした状態
  • 土から臭いニオイが漂う
  • 土は湿っているのに、枝葉の元気がなく弱っている

などの症状が現れます。

 

まず水やりをストップして、日当たりのいい場所でよく日光にあててみてください。

これで回復しないようなら、植え替えする必要があります。

植え替えは成長期にした方が回復は早いです。

※休眠期である冬場に植え替えするなら、枯れる覚悟をもって行ってくださいね。

根詰まり

鉢植えで幸福の木を育てる場合、定期的に植え替えを行う必要があります。

鉢の中で育ち過ぎて行き場のなくなった根っこが、土の中でとぐろをまいてしまうんですね。

 

根詰まりを起こしていると

  • 根が鉢底から出ている
  • 鉢から根がはみ出している
  • 株だけが大きく成長している
  • 水やりしても土に浸み込まない

などの症状が出始めます。

 

2年に1回程度のペースでいいので、一回り大きい鉢と新しい土を用意して、植え替えをしましょう。

植え替えにピッタリの時期は、成長期の5月~7月頃です。

株の数が減る場合は、鉢植えはひとまわり小さくするといいですよ。

株に対して土の量や体積が多いと、土が湿った状態が続く原因になります。

日光不足

日光大好きな幸福の木は、日光浴ができないと葉が萎れて枯れてしまうこともあります。

葉がぐったり元気がない、ひょろひょろした葉が生えている、などの場合、日光が足りていないかもしれません。

 

特に室内で育てている場合、日光不足になりやすいので、可能ならベランダとか日当たりのいい場所に、日中出してあげてください。

 

毎日じゃなくて大丈夫!

週4日、1日5時間くらい日に当てるのを目安にしてみてください。

ただし日光不足で弱っている状態なら、回復するまではできるだけ日光浴させてあげてください。

  • 直射日光が当たらない
  • 風通しがよい
  • 日当たりがよい

この3つが叶う場所においてあげてくださいね。

直射日光による葉焼け

幸福の木は日光大好きですが・・・直射日光はあまりよくないんです。

寒い冬の間、室内で育てていて、暖かい春になったから外に出そう!と、急に日光にあてると、葉焼けしてしまいます。

 

葉焼けすると、色が変色してしまい、元には戻りません。

けれど、焼けてしまった葉を取り除けば、後から直射日光に強い葉が生えてきますよ。

 

日の当たらない場所から、日向に移動するときには、少しずつ日当たりの強さを調節しながら、移動するといいですよ。

 

また、夏場の直射日光は強いから、葉焼けを通り越して枯れてしまうこともあります。

室内ならカーテン越しにするとか、外なら日よけ対策をするとか、直射日光対策はした方がいいです。

寒さ

幸福の木は、耐寒性(寒さに耐える性質)が弱いです。

寒いのが苦手です。

最低でも5℃を切る場所には置かないようにしてください。

できれば8℃以上の場所で育てるのがいいです。

外で育てている場合でも、冬場は室内に取り込んだ方がいいです。

害虫

幸福の木によくつく虫は、

  • カイガラムシ
  • ハダニ
  • アブラムシ

などです。

カイガラムシ

養分を吸って株を弱らせてしまいます。

成虫になってしまうと、身体を覆う殻で薬剤が効きにくくなるし、足が退化して葉にピッタリくっついてしまう、面倒な害虫なんです。

なるべく幼虫のうちに歯ブラシなどを使って取り除きましょう。

カイガラムシの排泄物は蟻を引き寄せて、病気を誘発する原因になるので、見つけたらすぐに駆除しましょう。

ハダニ

葉の裏について、養分を吸い取る困った虫です。

放置しておくと、どんどん幸福の木の養分を吸い取るし、大量発生にもつながります。
みつけたらすぐに駆除しましょう!

アブラムシ

葉の裏側にくっついて養分を吸います。

早期発見・駆除が対越なので、葉の裏にアブラムシを見つけたら、すぐに駆除しましょう!

アブラムシはどんどん増えるし、ウイルスを介して病気を誘引するので、早めの対策が肝心です。

病気

軟腐病(なんぷびょう)

土中の細菌が植物内に入り込み、腐らせる病気です。

葉っぱが腐ってべとついたり、臭いニオイが漂う場合は、軟腐病の可能性があります。

立枯病

糸状菌(カビ)が原因で起きる病気で、茎が褐色になって腐り、最後は倒れて枯れてしまいます。

下の方の葉から黄色く変色したら、立ち枯れ病の疑いがあります。

春から秋にかけて、また湿度の高い時に発生しやすい病気です。

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剪定と挿し木で回復の可能性はある

枯れ始めている幸福の木を復活させる方法として、剪定と挿し木があります。

剪定

剪定をする理由

枯れている幹や枝を取り除きます。

こうすることで、養分や水分が元気な枝葉に回るので、株全体が回復しやすくなります。

 

もし広範囲にわたって枯れている状態なら、思い切って切れる部分は切り取ってしまいます。

新芽が生えてくれば回復し始めている証拠です。

剪定するときには、消毒した鋏を使い、切り口には癒合剤で保護してあげましょう。

葉っぱ全体が枯れている場合

枯れている葉をそのままにしておくと、病気や害虫が発生する原因にもなるので、取り除いた方がいいです。

見た目も綺麗になりますよ。

葉先だけが枯れている場合

葉っぱの先端だけが枯れている場合は、枯れている場所だけを切り取ります。

そして、先っぽを葉っぱの形に切り揃えてあげれば、切り口が目立たなくなります。

挿し木

剪定しても復活が見込めない場合、ほとんど枯れている場合、挿し木するという方法があります。

挿し木は、もともと株を増やすためにする行動で、成長期に行います。

 

みずみずしい部分があれば、20~30㎝位の長さに枝や幹を切り取ります。

切り口の断面がきれいなほど、挿し木の成功率は上がります。

園芸用の専用鋏など、鋭利な道具で切り取りましょう。

 

切り取った枝を土に埋めて、風通しのよい半日陰で管理をして、1ヶ月くらい経つと、芽がはえてきます。

芽が生えてきたら、植木鉢などにうつして育てましょう。

 

挿し木で回復させるなら、

枝の切り口を3時間程度、水に浸けてから埋めると、芽が出るのも少し早くなりますよ。

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室内で気を付けるポイント

室内で育てる場合、日当たりが悪くなりがちです。

電球の光は日光とは別なので、週4日、1日5時間くらいは日光浴させてあげてください。

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外で気を付けるポイント

外で育てる場合、直射日光に当てないようにしましょう。

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冬の越し方と注意点

冬の育て方で気を付けたいのが、水と寒さです。

寒さで枯れることは多い

幸福の木は、寒さで枯れてしまうことも多いです。

冬は8℃以上の室内で育てるのがいいです。

 

気を付けるのは水の温度も同じです。

ハイドロカルチャーで働いている場合、ハイドロ自体が冷たくなっています。

冬場の水道水もキンキンに冷えているから、根っこには冷たすぎるんです。

水やりするときは、なるべく常温のお水を与えるようにしてくださいね。

日当たり

薄暗い室内で育てると枯れてしまうので、

  • 日中はベランダなど日の当たる場所で日光浴させる
  • カーテン越しに日が当たる窓辺に置く

などの対策で、たくさん日光浴させてあげてください。

夕方以降は窓辺は冷えるので、部屋の中心などに移動してあげましょう。

冬の水やりは難しい

冬は休眠期に入るので、あまり水分や養分を吸収しないんですね。

成長期と同じように水やりをしていると、土が湿った状態が続いて根腐れを起こす原因になります。

けれど、乾燥気味にしようと水やりを減らし過ぎて、枯らしてしまうパターンも多いんです。

 

寒い冬の間は、土がサラサラに乾いてから2~4日経ってから、水やりをする程度で大丈夫です。

どれくらい間隔を空ければいいかは、育てる環境や温度によって違うので、水やりをしながら、調整していくしかないです。

水やりの間隔が難しいという場合、水やりチェッカーを使うのもいいですよ。

 

冬場に根腐れを起こして植え替えをしても、そのまま枯れてしまう可能性があるので、冬場の管理はとても大事です。

 

室温だけではなく、水の温度も大事ですよ!

ハイドロカルチャーで育てている場合、冬の寒さで根が浸かっている部分が冷えていることがあります。

あと冬場の水道水もキンキンに冷えて冷たいですよね。

葉水もあげよう

エアコンが効いた部屋だと空気が乾燥するため、葉っぱが乾燥します。

暖かい時間帯に、葉に直接水を与えて保湿してあげましょう。

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まとめ

幸福の木は、水・日光・寒さの3つに気を付ければ、育てやすい観葉植物です。

成長期なら植え替えや剪定、挿し木などで回復する可能性は大きいです。

けれど、休眠期の場合、そういった対策は逆に負担になってしまい、そのまま枯れてしまうことも多いです。

冬越しの管理には特に気をつけてくださいね。

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