ティーツリーの育て方で枯れる原因と復活法。育てやすい種類・挿し木や剪定の方法・苗からのお世話を紹介。

植物
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ティーツリー(メラレウカ)が最も枯れやすい原因は、水切れです。

乾燥や暑さに強いと言われて、水やりを少なくしてしまうパターンが多いです。

土がカラカラに乾いているなら、鉢底から水が滴り出る位たっぷり水やりして、様子を見てください。

幹や枝が元気なら、枯れた葉は元に戻りませんが、葉が落ちた後から新芽が出てきますよ。

それでも回復しない場合は、強剪定で切り戻しする方法もあります。

 

ティーツリーは、冬の寒さに弱く、枯れてしまうこともあります。

植え替え、植え付け、切り戻しは行わず、水は控えめでゆっくり休ませてくださいね。

また、南関東より北の地域では室内で育てる、下の地域ではマルチングなど防寒対策をするといいですよ。

ティーツリーが枯れる原因はそのほかにも、水のやりすぎ、根詰まり、害虫(カイガラムシ)があります。

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ティーツリー(メラレウカ)の育て方で枯れる原因と復活の対策

ティーツリーの特徴

ティーツリー(メラレウカ)は、

  • 暑さに強く寒さに弱い植物
  • 乾燥気味でも湿り気があっても大丈夫
  • 水は大好きだけどジメジメは嫌い

といった特徴があります。

枯れる原因と対策

水やりが少ない

ティーツリーが枯れる原因で、すごく多いのが『水切れ』です。

乾燥や夏の暑さに強いから~、と水やりの回数を減らして枯らしてしまうことがあるんですね。

ティーツリーが枯れていて、土も乾いているなら、鉢底から水が滴るくらい、たっぷり水をあげて様子をみてください。

 

一度枯れた葉は、復活しません。

幹や枝が枯れていなければ、そのまま放っておくと、枯れた葉が落ちた後から、新芽が出てきます。

 

水やりをしても復活しないようなら、幹や枝の上部をばっさり切り戻すと、養分が修復に使われるため、復活することもありますよ。

 

乾燥の度合いですが、

地植えの場合、土が乾燥でひび割れても、幹内部に水分を蓄えているので、すぐには枯れないです。

鉢植えの場合、水分や養分の量が限られているので、水切れを起こしやすいです。

 

特に夏場は水やりは朝、夕、行うといいです。

地植え、鉢植え共に、土の乾き具合はマメにチェックするといいですよ。

 

葉の表面が乾かないように、葉水をするのもいいですよ!

水やりが多すぎる

ティーツリー(メラレウカ)は、もともとオーストラリアの湿った土地で育っている植物なので、湿った環境でも成長します。

けれど、あまりじめじめした環境は苦手で根腐れを起こすこともあります。

鉢植えの場合、排水性が悪いと、長期間ジメジメすることもあります。

冬は休眠期に入るし、寒さに弱いので、水やりは少な目で大丈夫です。

植え付け時期が違う

ティーツリーは、夏の暑さには強いけれど、冬の寒さにはめっぽう弱いです。

休眠期に植え替えを行うと、根張りもできてないし、負担もかかって、枯れる原因になります。

 

植え付けは、3月~6月の生長期なら、株に負担をかけることもないです。

植え付け時期が遅れると、冬までに根付かず、枯れる原因になるので、早めに植え付けるといいですよ。

根詰まり

ティーツリー(メラレウカ)は、生長が早い植物なので、根っこもぐんぐん伸びます。

  • 葉が枯れ始めている
  • 水やりしても土が水を吸わない
  • 根が鉢底から出ている

などの症状がみられるときは、根詰まりの可能性があります。

 

根詰まりを起こしている場合は、一回り大きな鉢と新しい土を用意して、植え替えをしましょう。

植え替えは、生長期である3~6月頃に行います。

寒さ

ティーツリーは冬の寒さに弱く、12月~3月の間は休眠期に入ります。

南関東より北のエリアで育てるなら、冬場は室内で育てるのがいいです。

南関東より南のエリアで育てるなら、冬の間は、根元に腐葉土などのマルチングするなど、寒さ対策をしっかりしましょう。

 

植え替えや切り戻し、剪定などは行わず、ゆっくり休養を取らせます。

水も少な目で大丈夫なので、鉢植えの土の表面が乾いたら、水をあげる程度で大丈夫です。

肥料は与えなくて大丈夫ですよ。

土が合っていない

ティーツリーを育てるなら、排水性のいい土が合っています。

赤玉土、腐葉土、軽石を混ぜて自分で土を作る人も多いですが、初心者の人とか、土作りが面倒な人は、草花用の培養土も使用できます。

野菜用の土は保水性が高いのでおすすめしません。

害虫

ティーツリーは殺菌力のある植物なので、あまり害虫や病気にかかることはないのですが。

カイガラムシがつくことはあります。

 

カイガラムシは幼虫のうちなら取り除きやすいのですが、成虫になるとやっかいなんです。

▼カイガラムシの成虫

足を退化させて葉っぱにくっつくから取りずらいし、殻のせいで薬剤も効きづらいんです。

カイガラムシは葉から吸汁して、葉をからしてしまうので、見つけたらすぐ駆除しましょう。

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ティーツリー(メラレウカ)で育てやすい種類

レボリューションゴールド

細かいお手入れは必要ないから普段のお世話が楽です。

特に厳しい寒さには弱いので、霜が降るようなエリアでは軒下や室内に取り込んで、世話をしてあげましょう。

スノーインサマー

ティーツリーは、暑さに強く寒さに弱いといわれています。

スノーインサマーは、他の品種に比べると、寒さにも比較的強い品種です。

メディカルティーツリー(アルテルフォニア)

スノーインサマーと同様、他の品種に比べて寒さに強いのが特徴です。

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挿し木の方法

4月~9月間に、枝や幹の元気な部分を10㎝程度切り取ります。

上の葉2,3枚程度を残して葉を取り除き、土に埋めるか、水に浸けるかします。

1ヶ月ほどすると、根が生えてくるので、地植えや鉢植えにしましょう。

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剪定方法

ティーツリーは強い植物なので、強剪定でばっさり刈り込んで大丈夫です。

生長が早くて、すぐボサボサになってしまうんですよね。

 

ボサボサのままだと見た目が悪いだけじゃなくて、株間が蒸れたり、害虫の発生にもつながります。

伸びてきたなーと思ったら、ティーツリーの健康のためにもバッサリ切ってあげましょう。

 

ティーツリーの剪定は、5月~7月頃に行います。

7月過ぎると、花芽がつくので、その前に剪定しましょう。

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苗と種どちらが育ちやすい?

ティーツリーは種から育てることもできるのですが、ある程度の大きさまで生長するのに、半年くらいかかります。

苗から育てる方が、早く大きくなります。

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まとめ

ティーツリー(メラレウカ)は、水切れで調子が悪くなったり、枯れることが多いです。

鉢植えは多少の乾燥でも水切れになることがあるので、土の乾燥具合はこまめにチェックしましょう。

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