100円には、「１００の縁」があるといわれているので、人間関係、学問、仕事などのご縁を大切に思う方に合う金額でしょう。
100円に15円を足すと、115円(いいご縁)になるので、よりいい語呂合わせになります。
５円玉や50円玉は、穴が開いているので、運が通りやすく、見通しが良いとされるため、効果の組み合わせによって、いい語呂合わせがいくつもできます。
反対に10円玉は、『遠縁』という意味合いで、ご縁が遠のくという縁起が悪いイメージがあります。
他の効果と合わせる方が、お賽銭として使いやすいです。
お賽銭を100円にする意味
日本で一番投げ入れやすいとされる１００円硬貨には、「１００の縁」という意味合いを持っています。
人同士との繋がりだけではなく、物やどんな場面の運にも、縁はとても大事なものです。
この「１００円の縁」をさらに強くしたいと思うなら、１００円に１５円を足して１１５円にすると、「いいご縁」といった意味にすることが出来ますよ。
縁起がいい金額
お賽銭として縁起がよいという点では、５円玉は人気ですね。「ご縁」を実際に表しているのでお賽銭向きです。
５円硬貨は、穴が開いているので、運が通りやすく、見通しが良いとされ、同じ穴が開いた硬貨では、５０円硬貨も同じ意味で縁起がいいとされています。
５円硬貨を何枚か複数入れて、「重ねてご縁がありますように」という意味合いもあります。
逆に１０円硬貨は、「遠縁」という（とおえん）意味があり、縁が遠のく意味になり縁起が悪くなります。
しかし、１円を足して１１円にすれば、「いいご縁がありますように」という意味合いになり、割りきれない金額なので、恋愛運によいとされていますよ。
他にも１５円は、「十分なご縁がありますように」、２０円は、「二重に縁がありますように」、２５円は、「二重にご縁がありますように」など、語呂合わせから来る縁起がいい金額は、沢山あります。
語呂合わせで金額を決めるなら
語呂を合わせることで、お賽銭の縁起を担ぐことができます。
例えば１０００円で見てみましょう。
１０００円そのものには、特に意味は持っていませんが、そこに１２９円を足してみると「いい福」と表現できます。
このように、お札の１０００円と硬貨を合わせることで語呂がよく縁起を担ぐことができますね。
ただし、５００円硬貨には、「効果がない」というような、マイナスの意味になってしまいます。
５００円を２枚で１０００円をお賽銭に入れることは、しない方が無難でしょう。
ですが、根拠がない語呂ばかりにとらわれるのは、あまりよく思わない神社も存在します。
お賽銭には決まった金額はありませんから、自由な金額を入れても大丈夫ですよ。
お賽銭の投げ方
なんとなく、賽銭を投げている方が多いと思いますが、賽銭箱の前に立ち、下がるところまでの動作には基本があります。
まずお賽銭箱の前に立ち、控え目に一礼します。
お賽銭を投げ入れて、姿勢は正しましょう。
賽銭箱に鈴または鐘があれば、音で祓い清めるために鳴らします。
そこから二礼をします。９０度の角度に腰を曲げて、頭を下げる動作を２回することです。
そして、両手を胸の高さほどに合わせたら、右手を少し引き、２回手を叩きます。これが二拍手です。
右手を戻して、両手を胸の高さまで合わせたらお祈りをしましょう。
手を下ろして、初めの動作と同じように頭を下げ、一礼します。
最後にまた小さく一礼をして下がります。
お賽銭は電子マネーやキャッシュレスもあり？
飲食店、アパレルのお店などでは、電子マネーやキャッシュレス対応のお店は、数多く普及している時代ですが、最近では、そのキャッシュレス化の波が、神社やお寺ににまで押し寄せています。
電子マネーでお賽銭を納められる神社やお寺では、賽銭箱に設けられているQRコードをスマートフォンに読み取り、希望する額を納められるシステムがあるんですね。
利便性などや盗難などの安全面から、今後もお賽銭にキャッシュレス決済を導入する神社や寺は、増加していく傾向にあるでしょう。
お賽銭がキャッシュレスとなると、感覚的に馴染まないような気はしますし、意見が真っ二つに分かれそうですね。
しかし、小銭がないという時や、現金を持ち歩かない方には便利だといえます。
まとめ
いかがでしたか。お賽銭の金額には、こんなにも色々な語呂を合わせや、縁起を担ぐものがあることが分かりました。
ここでは紹介しきれないほど語呂合わせは他にも沢山あるんですよ。
ただ、お賽銭として使う場合に、あまりにも、語呂合わせを気にし過ぎてしまうのもよくありません。
金額も大事ですが、参拝の気持ちがこもっていることが一番大切なことです。
それでも知識として持っていると楽しいですから、知って損はないでしょう。
初詣で長く並ぶような神社で、参拝待ちの時に話のネタになって面白いかもしれませんね。
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