冷凍庫アイス溶ける原因と対策。冬と夏では凍らない理由が違う⁉柔らかいアイスは食べれる?

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冷凍庫の中に入っているアイスが、溶けていたことはありませんか。一緒に入れていたアイス以外の食品は溶けていないのに、なぜ?と思ってしまいますよね。

冷凍庫のアイスが溶けてしまう原因として、考えられることは2点あります。
元々、アイスが溶けやすい性質であることと、冷凍庫の温度が高くなってしまったことです。

 

アイスは原料に牛乳、卵、生クリームが主に使われており、凍る前は、液体であったため、他の食品に比べて、かなり溶けやすい性質の食品です。

よって、何らかの理由で、冷凍庫の温度が高くなってしまった時に、アイスだけが溶けてしまったと考えることができますね。

アイスを保存するのに適している温度は、-18度以下にすることです。さらにその温度を保ち続けることがポイントになります。

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アイスだけ溶けるのは融点の関係

冷凍庫のアイスだけが溶けることは、融点の関係があり、融点は食品により違いがあります。

融点とは、個体が液体に変わる温度のこと。

アイスクリームの融点はマイナス18度です。

冷凍庫の温度が、他の食品が凍るには充分でも、アイスにとっては暖かい温度なため、柔らかく溶けてしまうんですね。

 

また、同じアイスであっても、アイスの種類が違えば、融点が違う場合があります。
アイスの種類は、乳個形分の割合によって分類されます。

 

乳固形分が最も高い15%以上がアイスクリーム、乳固形分10%以上がアイスミルク、乳固形分3%以上がラクトアイス、乳固形分がほとんどないものが氷菓というように分けられます。

その乳固形分の割合によって融点が違い、乳固形分が多くなる程、下がります。
ですから、冷凍庫は、色々な食品に合った温度管理が大事になってくるといえますね。

 

また溶けやすいアイスがさらに溶けやすくなる原因としては、冷凍庫に温かい食材を入れてしまった場合があります。

例えば、ラップに包んだ小分けしたご飯を温かいまま、アイスの隣に置いてしまったら、その熱がアイスに伝わり溶けてしまう可能性があります。

アイスを入れている時は、近くにこれから冷凍させるものを置くことはやめましょう。

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アイスが固まらない時の対策

アイスが固まらない場合、冷凍庫のドアの開け閉めを最小限までに減らすことをしてみましょう。

冷凍庫は、頻繁に開け閉めを繰り返していると、冷凍庫の中の食品が外気の温度の影響を受けやすい状態になってしまいます。

アイスの置き場所についても、開け閉めの影響があるドアポケットは、温度が上がりやすので、ドアポケットには入れないようにしましょう。

 

冷凍庫の冷気の吹き出し口は、奥にあることが多いですが、そこが食品などでふさがっていると、冷気の通り道が無くなってしまいます。

ふさがれたことで温度が下がらなくなって、アイスが固まらない原因に繋がりますから、吹き出し口はふさがらないよう注意してくださいね。

 

さらには、霜が冷凍庫の中で、たまっている状態だと冷却機能が落ちてしまいます。冷凍庫の中は、いつもキレイに掃除をしておきましょう。

上記のような対策を色々とやっても解決しない場合は、根本的な問題として、冷蔵庫自体が故障していて、冷凍庫の温度が正常に保てていないことがあります。

冷蔵庫の温度感知センサーが故障の場合も、正常な冷却機能ではなくなってしまいますから、その場合は、修理に出すことや買い替えを考えましょう。

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冬と夏で温度設定を変えよう

秋から冬の季節は、冷凍庫の温度を弱めの設定にしても構いませんが、暑さが厳しい夏は、強めの設定に変えてみましょう。

夏はやはりアイスをよく食べる時期ですから、その分、冷凍庫を開ける機会が多くなるので、強めが良いでしょう。

冷凍庫の温度設定は、季節によって見直しをして、-18度以下の状態を維持できるようにすることが大切です。

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柔らかい溶けたアイスは食べられる

一度溶けてしまったアイスは食べられないことはありませんが、おすすめは、できません。

アイスが液体となってしまったら、今までひとつになっていた絶妙なバランスの組織がバラバラに分離されます。再冷凍を試しても、その組織は分離した状態なので、美味しさまでバラバラです。

氷の結晶が大きくなることが原因で食感が悪くなり、アイスクリームらしいあの滑らかさは無くなってしまい、それはもうアイスとは言えないものになってしまいます。

 

そして、味と食感以外におすすめできない一番の理由として、溶けてしまったアイスは、見た目では分かりませんが、細菌が増殖している可能性があり、衛生的に見ても、おすすめできません。

アイスは、溶けてしまう前に食べることが一番美味しくて安全ですね。

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まとめ

冷凍庫のアイスが溶ける原因や対策、季節によって冷凍庫の温度変更や、溶けたアイスは食べられるかなどの問題をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

アイスは、元々液体であったため、他の食品より溶けやすい性質ということが分かり、改めてアイスは、とてもデリケートな食べ物ですよね。

そして、何度も冷凍庫のドアを開けたり閉めたりしてしまうことや、アイスの近くに温かい食品を置いてしまうことは、わが家もよくやっていたので反省です。

 

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