ティファールの鍋やフライパンの内側の焦げ付きの場合、コゲが被るくらいの水に中性洗剤または重曹を入れて、煮沸します。
外側や底なら、一回り大きいフライパンなどに水と中性洗剤(又は重曹)を入れ、焦げ付いた部分を浸して煮沸します。
ただし、重曹などのアルカリ性のものは、ティファールの説明書では、なるべく避けるよう書かれています。
腐食の可能性もあるので、重曹を使って焦げを落とした後は、しっかり洗い流してくださいね。
コーティング力が弱くなって、何度も焦げ落やすくなってきたら、思い切って買い替えるタイミングかも!
サーモスの鍋やフライパンは、安いのに、テフロン加工で焦げ付きにくいです。
油なしでも焦げ付きを気にせずに、料理を楽しめますよ。
ティファールの焦げの落とし方
ティファールの取扱い説明書には、こびりついた汚れを中性洗剤を使って落とす方法が記載されています。
と書かれています。
もう、この方法は試されましたか?
もし、試したけれど、焦げ付きが落ちないという場合、重曹を使って、こげを落としましょう。
ティファールの焦げ付きには重曹が有効
お鍋の焦げを落とすには、重曹は有効です。
けれど、ティファールの取扱い説明書では、お酢などの酸性のものや、重曹などのアルカリ性のものはなるべく避けるよう、記載されています。
腐食の原因になるため、焦げを落とした後は、しっかり洗い落としてくださいね。
ティファールの鍋やフライパンのコゲ落としには、重曹を用意しましょう。
用意するのは、
- 重曹
- 水
のみ。
準備もすごい簡単で、重曹を入れた水を沸騰させるだけなんです。
重曹の成分は、炭酸水素ナトリウム。
炭酸水素ナトリウムに熱が加わると、分解して炭酸ガスになります。
発生した炭酸ガスで、焦げを浮き上がらせるんですね。
使用する重曹の量は、
焦げの量や、こびり付き具合によって、重曹の量は調整してみてください。
※必ず、火にかける前の水の段階で重曹を入れてください。
沸騰してから、重曹を入れると吹きこぼれる可能性があり、危険です。
では、鍋やフライパンの内側、外側、外とこげが付いた部位別に焦げの落とし方を紹介していきますね。
内側の焦げ落とし
内側の焦げを落とすには、
- 焦げ付いた鍋やフライパン(ソースパン等)のコゲが隠れるくらいの水を入れます。
- 適量の重曹を入れて、火にかけます。
- お湯が沸騰したら、5~10分程度、弱火で加熱
- 火を止めて数時間、放置(浸け置き)します。
- お湯が冷めたら、柔らかいスポンジなどで洗います。
たわしなどは、フッ素加工に傷を付ける恐れがあるので、使わないでくださいね。
外側を復活させる方法
鍋やフライパンの外側には、フッ素加工はされていません。
けれど、ティファールの外側の塗装が傷ついたりしたら嫌ですよね。
外側の焦げ落としにも、重曹を使って、焦げを落とします。
- 焦げ付いた鍋やフライパンよりも、一回り大きい鍋やフライパンを準備します。
- 一回り大きい鍋・フライパンに適量の水と重曹を入れ、焦げ付きの気になる鍋やフライパンを浸します。
- ※水の量は、焦げ付きが浸る程度入れてください。
- お湯を沸騰させて、10分程、中火で煮沸します。
- 火を止めたら、数時間放置(浸け置き)
- お湯が冷めたら、メラミンスポンジ(激落ちくんなど)やスポンジなどで汚れを落とします。
もし、落ちが悪い場合、重曹ペーストを作って、焦げた鍋などを復活させる方法もあります。
重曹ペーストでコゲ付きを落とす方法は、下↓の『底の焦げ付きの取り方』で紹介しているので、参考にしてくださいね。
もし、外側のひどい焦げで落としきれない場合、
ナイロンたわし・クレンザー・たわし、研磨剤の入った洗剤などで磨いて落とせることもあるのですが、表面に細かい傷がつく可能性もあります。
テフロン加工がされている調理面には、絶対使わないようにしてくださいね。
底の焦げ付きの取り方
基本的には、↑上で紹介した『外側を復活させる方法』と同じ落とし方で大丈夫です。
お鍋やフライパンを煮沸できる大きめの鍋が無い場合や、なかなか焦げ付きが落ちない場合、重曹ペーストで焦げを落とす方法もあります。
・水50ml
お鍋の大きさや重曹ペーストを塗る面積に応じて、作る量は調節してくださね。
- 重曹と水を混ぜ合わせたら、焦げとりしたい場所に塗ります。
- 上からラップを被せて、パックしたら1時間程度放置します。
- スポンジなどで焦げ付いた部分をこすり、綺麗になったら洗い流します。
焦げ付きにくい状態にするには
空だきはしない
空だきをすると、フッ素加工が傷んでコーティング効果が薄れてしまいます。
食材を焼いているときでも、食材の一部がフライパンや鍋から離れている状態だと、その部分は空焚き状態になります。
なので、食材を動かしながら、調理しましょう。
強火にかけない
強火にかけて、高温状態が続くと、せっかくのコーティングが気化して剥がれてしまいます。
ティファール製品は、弱火~中火で充分加熱できます。
金属製の調理器具の使用を減らす
金属製のフライ返しなどは、表面のコーティング面に傷を付ける可能性があります。
金属製の調理グッズなら、角が丸まっているものを使用したほうが、表面を傷めません。
また、できたらシリコーン製や木製の調理雑貨を使うと、表面を傷める心配がありません。
調理後の食材を長時間入れっぱなしにしない
調理済みの料理を鍋やフライパンに入れっぱなしにすると、表面が腐食してコーティングの効果が減る可能性があります。
まとめ
重曹は、焦げ落としにいいけれど、フッ素加工の劣化も考えると、重曹を使う頻度は多くない方がいいです。
その為にも、強火にしない、必要な場合は油をひく、など焦げ付き対策をとりましょう。
鍋などの外側は、調理中に跳ねた食材や油が原因です。
調理後はなるべく早く洗うようにすると、焦げがつきにくくなりますよ。
長い間使って、焦げ付きが頻繁にあるなら、この機会に、焦げ付きで悩まないフライパンへの買い替えを考えてみてはいかがでしょうか。
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