カーネーションの花がおわったら、花ガラをこまめに取り、株全体の開花が終わったら、切り戻し・植え替えを行い、次の開花シーズンに備えます。
切り戻しは、5月、10月と、花が咲き終わったら行いますが、植え替えは年に1回でいいんですね。
5月に植え替えを行った場合、10月は切り戻しのみで大丈夫です。
水やりは1年中行いますが、肥料は夏場と冬場はあげないようにしましょう。
カーネーションの花が咲き終わったら行うこと
カーネーションの花が咲き終わったら、花ガラ摘み、切り戻し、植え替えを行います。
花ガラ摘みに関しては、花が咲き終わって萎んだら、すぐ摘み取ってしまいましょう。
見栄えもよくなるし、株の栄養を無駄遣いされずに済みます。
切り戻しは、春咲き(5月頃)も秋咲き(10月頃)も、どちらも花が咲き終わったら切り戻しをしてください。
植え替えは、5月頃が10月頃かどちらか1回行えば大丈夫です。
鉢植えの切り戻し
切り戻しの時期
切り戻しですが、春の場合は、梅雨に入るまでに済ませてください。
秋の場合は、10月頃には済ませて、寒い冬に備えましょう。
剪定する位置
切り戻す位置ですが、根元から半分程度でバッサリ剪定してしまって大丈夫です。
切り戻す位置の目安ですが、茎をよくみると新芽が出ているので、新芽の上あたりで剪定してください。
新芽が生長すれば、次の開花時期にたくさん花を咲かせてくれます。
挿し木で増やせる
切り戻していらなくなった枝を使って、カーネーションを増やすことができます。
挿し木の時期は、切り戻しと同じ時期で年2回行うことができます。
- 茎を10~15㎝程度に切る
- 枝の葉っぱは3枚程度残して、全て取り除く
- 枝の切り口を、数日(2~3日程度でOK)水に浸け置きする
- 新しい土を入れた植木鉢に、水に浸した方の切り口を挿す
- 1ヶ月程すると、新しく根が生えてくるので、他の植木鉢や庭に植え替える
という流れが、挿し木の手順になります。
カーネーションは日光が大好きですが、当たりすぎもよくないので半日陰で育てるといいですよ。
植木鉢や庭に植え替えるタイミングですが、発根してすぐはまだよわっているので、ある程度根が生えて丈夫になったら、植え替えを行いましょう。
年1回は植え替えしよう
カーネーションの切り戻しをしたら、植え替えも行います。
年に1回行えば大丈夫ですよ。
一回り大きい植木鉢を用意して、新しい土を入れたら、根っこの土をほぐしたカーネーションを植え付けます。
夏越しと冬越しのポイント
夏越し
カーネーションは、高温多湿の環境が苦手です。
真夏の暑さと湿気で夏を越せないこともあります。
外で育てることはできますが、梅雨の時期は雨ざらしにならない場所、真夏は直射日光が当たらない半日陰に鉢を移動しましょう。
水やりは土の表面が乾いていたら、たっぷりあげます。
できたら目視ではなく、ちゃんと土の表面を触って、乾燥具合をチェックしましょう。
肥料は与えなくて大丈夫です。
冬越し
カーネーションは、比較的、寒さには強い植物ですが、霜には弱いです。
できたら冬は室内で育てると、冬越ししやすいですよ。
ただし、カーネーションは日光が大好きなので、日中の暖かい時間は外で日光浴させてあげるといいです。
日当たりのいい窓辺においてもいいのですが、夜になると冷え込む為、株が弱る原因になります。
日中は窓辺でも、夜は部屋の真ん中に置くなど、寒さを考えて置き場所をかえてください。
水やりは土の表面が乾いたら、たっぷり与えましょう。
肥料はあげなくて大丈夫です。
まとめ:カーネーションの花後は切り戻しと植え替えが大切
カーネーションは切り戻しと植え替えを行い、快適な環境で育てれば、株はどんどん大きくなって丈夫になります。
また花付きも良くなって、たくさんの花を咲かせてくれます。
次の開花シーズンも、綺麗なカーネーションを見られますように。
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