牛すじ以外で、おでんに入れると美味しい肉として、
- ウィンナー
- ロールキャベツ
- スパムミート
- 厚切ベーコン
- 手羽先や手羽元
- 豚バラ
- 鶏団子
- 牛肉
などがありますよ。
肉系の具なら、博多で人気の餃子巻もおすすめですよ。
魚の白身で餃子を巻き込んで揚げたおでん種で、おでんのマンネリ化対策にぴったりですよ。
子供も大喜び |
おでんの肉、牛すじ以外のおすすめ具材
ウィンナー
ウィンナーは、わが家でもよく入れる具材です。
粗びきウィンナーの方がパリッとジューシー感が味わえて人気です。
ロールキャベツ
ロールキャベツは、野菜がお肉を包み込んで、おでんによく合います。作るのが手間なら、市販の冷凍品を使うのも手です。
わが家でも冷凍ロールキャベツを使って時短してます。
厚切ベーコン
厚みのあるベーコンを一口サイズの大きさに切って串に刺す食べ方の他、玉子くらいの大きさにぶつぎりにして煮込む方法があります。
ベーコンて洋風なイメージがあると思いますが、実はベーコンの旨味はおでんのつゆに合うんです。
鶏団子
鶏団子は鍋なら、なんでも合う万能食材です。
もちろん、おでんにもピッタリだし、手作りしなくても冷蔵・冷凍食品があるので、簡単に用意できます。
串に3~4個刺して、お団子状にすると見た目もかわいいです。
スパムミート
おにぎりなどの具材に使われるスパムは、韓国ではチゲ鍋の具材としても使われています。
おでんとの相性もばっちりで、ウィンナーやベーコンのように旨味が出て美味しさが増します。
おでんに入れると美味しい肉
手羽先や手羽元
手羽先や手羽元を入れると、おでんの見た目が豪華になりますよ。
ひと手間ではありますが、先に酒と水を沸騰させて手羽先と手羽元を下茹でしておくと、余計なアクや脂分が抜けて、より美味しく食べられますよ。
30分くらい、おでんのつゆで煮込むと、柔らかい味の浸み込んだ手羽先・手羽元ができあがりです。
牛肉
カレー・シチュー用の一口サイズの大きさなら、牛串にして食べます。
塊なら食べやすい大きさにカットして投入すれば、豪華なおでんになります。
牛肉は表面を焼いて旨味を閉じ込めてから、おでんのつゆで30分くらい煮込むと美味しくできます。
豚バラブロック
豚バラブロックは、食べ応えがありお腹いっぱいになります。
作り方は、まず適当な大きさに切った豚バラブロックを、フライパンで焼きます。
表面が焼けたら、水から肉を茹でます。
強火から茹でて、煮立ってきたら火を弱めにして20分~1時間程度、茹でます。
時間がかかってしまいますが、その分柔らかくい豚バラ具材ができあがります。圧力鍋を使うと時短になりますよ。
豚バラブロックに味を充分浸み込ませるために、下茹でで柔らかくしたら、おでんのつゆで1時間以上煮込むといいですよ。
豚バラ
豚バラブロックは手間がかかって困る、という場合は、薄切りの豚バラ肉でもおでんの具材になります。
豚バラ肉2,3枚重ねて、くるくる丸めて串に刺すだけなので、簡単です。
他にも鶏皮のように蛇腹に挿していく方法もあります。
ボリュームが足りない場合は、ねぎを豚バラ肉でくるくる巻いて、串に刺すとボリュームアップになります。
おでんの具に肉を使う時の下ごしらえの方法
下茹で
豚肉や鶏肉は下茹ですることで、余分な脂やアクを落として、さっぱり食べることができます。
このひと手間で、肉入りのおでんが美味しくなりますよ。
豚バラブロックの下ごしらえは、脂を丁寧に落とすことがとても大事です。
脂を落とさなければ、カロリーが高すぎてしまいますから必ず行いましょう。
やり方は、豚バラブロックを食べやすい大きさに切ります。
酒を少し入れた多めの水を沸騰させて、20分茹でたら水で洗いましょう。
手順は、鶏手羽をしっかり水から茹でて、3分程沸騰させてから水に取ります。
流水で気になる血やアクを落とします。
表面を焼く
牛肉は表面を焼いてから、おでんに投入すると旨味が閉じ込められて美味しくしあがります。
豚バラブロックも、表面を焼くと香ばしくなります。
ただし、豚バラブロックは下茹でしたほうがいいので、表面を焼く+下茹でをして方が美味しくしあがります。
おでんに肉系の具材を入れる時のポイント
時間がかかる食材から煮込んでいこう
おでんの基本は、煮えにくいものや味がしみ込みにくいものを先に入れます。
肉は、その肉の種類、部位などで入れるタイミングが変わってきます。
煮込み過ぎないようにしよう
骨から出汁が出る鶏の手羽先や手羽元は、煮すぎてしまうと、グチャッとした感じになってしまうので、練り物を入れるタイミングで入れると良いでしょう。
またウィンナーを入れる場合も同じくらいのタイミングで大丈夫です。
ウィンナーは最初から入れても、煮崩れしなくて良いのではと思いますが、煮込みすぎるとうま味が汁に流れてしまいますから、練り物と同じタイミングが良いです。
豚バラを使った具材
豚バラは、比較的どんな具材にも相性が良いです。
豚バラブロックとして使う場合、味がよくしみ込む大根やキャベツとの相性は良いです。
豚バラをブロックとして使うのも良いですが、一枚ずつにした豚バラ肉を2枚分、キャベツの葉一枚の上に乗せて、豚バラのキャベツ巻き(ロールキャベツ風)にするのはいかがですか。
おでんに合うお肉として、すでにご紹介していたロールキャベツですが、ロールキャベツは作ろうとすると手間がかかりますし、市販の冷凍品に抵抗があるなら、この豚ばらのキャベツ巻きはおすすめです。
ミルフィーユ鍋というものがありますから、やはりキャベツと豚バラの相性はかなり良いと言えるでしょう。
手羽元を使ったレシピ
手羽元のお肉が主役になる、おでんのレシピをご紹介します。骨付きで食べ応えがあり、煮汁のうま味が感じられますよ。
こちらは2人分のレシピです。
手羽元の水気をふき取ります。大根は厚さ2㎝の輪切りにして、10分程やわらかくなるまで下ゆでをします。
こんにゃくは、格子の切り目を入れて、4等分の三角形に切り、ちくわは半分に切ります。
湯を沸かした鍋に手羽元を入れて、また煮立ってきたら引きあげます。
鍋に水を5カップ、しょうゆとみりんを大さじ2、和風だしの素6g、塩小さじ1/2を入れて火にかけます。
手羽元と大根、こんにゃくを入れ15分弱火で煮ます。
ちくわ、ゆで卵を加えてさらに10分煮ます。
火を止めて味を含ませましょう。そこから3~4時間置くと良いでしょう。
日本全国、ご当地おでんの具を紹介
日本各地には、ご当地おでんがあります。
自分の地域では当たり前の具材も、他の地域では珍しかったりします。
普段食べない具材を入れると、おでんに新鮮味が増してきくるんです。
肉系ではありませんが、通常のおでんでは見かけない具材を紹介しますね。
ホタテやツブ貝、バイ貝などの貝類
貝をおでんの具に使う時は、新鮮さを重視して、きちんと下ごしらえするといいですよ。
ホタテはそのまま使えるのですが、バイ貝は毒素が含まれている可能性があるから、しっかり下処理するのが大事です。
タラの白子
湯通ししてから加えると、おでんのだしを吸って風味が増しますよ。
なると
なるとは練り物なので、他のおでんの具材と相性がいいです。
車麩
子供がお麩が大好きな為、試しに入れてみたら、おでんの出し汁を吸って、とっても美味しかったです♪
豚のもつ
豚もつは独特の食感と風味があり、おでんのだしをよく吸ってくれます。
そのため、豚もつを使ったおでんは、深みのある味わいがあるんです。
カニ面
『カニ面』は、金沢おでんの具で、香箱ガニの甲羅にカニの身などを詰めたものです。
『カニ面』は11月6日から12月29日までの期間限定で、おでんの出汁に浸して食べたり、甲羅酒にする金沢の冬の風物詩です。
海老芋や里芋
海老芋は、おでんのだしが染みやすく、独特な食感を楽しめます。
また、里芋は、ねっとりとした食感に、あっさりとした出汁が染み込んで、美味しく食べられます。
レンコンシュウマイ
レンコンを使ったシューマイです。
レンコンをすりおろしてひき肉に混ぜたり、レンコンの輪切りにひき肉をのせる作り方があります。レンコンのシャキシャキ感と、ひき肉のモチモチ感が美味しいんですよ。
餃子巻
魚のすり身で餃子を包んで揚げたおでんの具です。
餃子巻はおでんの出汁に浸して食べるのが美味しいのはもちろん、餃子の皮がトロトロになって、ワンタンのような食感を楽しむことができるんです。
手羽先餃子
手羽先餃子とは、手羽先の骨を抜いて餃子の具を詰めた料理です。
手羽先餃子は、揚げて食べるのが一般的ですが、焼いたり煮たり、おでんに入れたりする方法もあるんです。
竜眼
長崎を中心に食べられている、魚のすり身にゆでたまごが丸ごと1個入ったおでんの具材です。
東京では「バクダン」や「玉子巻」とも呼ばれ、ゆでたまごと魚のすり身の相性が抜群で、子どもから大人まで人気があります。
揚げ蒲鉾のような食べ物で、そのまま食べても美味しいんですよ。
豚足
下茹でした豚足を、沸騰したおでんのつゆに入れて、30分程煮ると、味が染みて美味しいです。
まとめ
いつものおでんに飽きた時は、具材を変えると、新しい味を楽しめます。
肉の脂分が多いと、他の具材の味やおでんのつゆの味を損ねてしまうこともあるので、お肉は下処理してから使うといいですよ。
↓届いたら、解凍して、おでんにいれるだけなので、とっても簡単です。
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