ミモザの育て方で枯れる原因と復活方法。夏、冬で理由は違う?植え替えで枯れることはある?

生活の知恵
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ミモザは、一度枯れると復活が難しい植物です。

枯れる原因としては、寒さ・害虫・水不足・植え替えの失敗・剪定時期が違う・根っこのトラブル・日当たりなどがあります。

水不足や日当たりが原因の場合、復活する可能性もありますが、根気や時間は必要です。

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ミモザの育て方で枯れる原因

ミモザが枯れる原因にあげられるのが、寒さ・害虫・水不足・植え替えの失敗・根っこのトラブル・日当たり・剪定時期の間違いが挙げられます。

それぞれの原因について説明しますね。

寒さ

ミモザは寒さが苦手

ミモザはオーストラリアやアフリカ原産の植物なので、寒いのが苦手です。

関東より北の地域では、冬の寒さや雪にやられてしまうことも少なくないです。

また関東より南の地域でも、寒波や雪の対策不足で枯れてしまう場合があります。

-5℃を目安に冬場は室内に移動する

関東以北の場合、冬場は鉢植えを暖かい室内で育てる方がいいです。

また、関東以南でも、雪や寒波がくるなら、やはり室内に移動しましょう。

室内に置けない時は、寒冷紗や園芸用不織布で覆ったり、簡易的なビニル温室を準備するなどの対策があります。

地植えのミモザの場合

地植えの場合は、株元に布や段ボールなどを巻き付ける、根元に腐葉土やビニールなどでマルチングをする、枝が折れないように支柱で支える、などの対策はとりましょう。

害虫

ネキリムシや黄金虫の幼虫が土の中にいると、土と一緒にミモザの根っこも食べてしまいます。

ミモザの根っこは繊細なので、傷つくとミモザは枯れ始めます。

水不足

ミモザは、土に植えてから1年程度の間は、土が乾いたらたっぷり水やりをします。

1年過ぎて根がしっかり張れたら、基本的には雨水のみでも十分育ちます。

けれど、雨が降らない日が続いたり、夏の暑さが厳しい時期に乾燥が続くと、さすがのミモザも水不足で枯れ始めます。

植え替えの失敗

ミモザは移植が苦手です。

同じ敷地内の別の場所に移動しただけでも、枯れてしまうことがあります。

また、植え替えの際に根っこがほんの少し傷ついただけでも、充分に枯れる原因になります。

ミモザを掘り起こす際、根っこの先を切り落としてしまうと、細根がなくなり、枯れてしまうんですね。

根のトラブル

根詰まり

ミモザは生長が早い植物で、鉢植えの場合、1年に1回は植え替える必要があります。

植え替えを怠ると、鉢の中で根詰まりを起こし、充分に養水分を吸収できない状態になり、枯れてしまいます。

根腐れ

根っこが傷ついたまま植えると、根腐れをおこしやすくなります。

また、水やりが多かったり、水はけが悪い土地で、土の中が多湿状態になると、根腐れを起こし、養水分を吸収できない状態になります。

日当たり

ミモザは日当たりがよい場所が好きです。

植え付けた時は、日当たりが良くても、季節や時間帯によって日陰になる場所だと、充分な日光浴が出来ずに枯れてしまうことがあります。

剪定時期の間違い

ミモザは生育が早く、枝葉がどんどん成長します。

あまりに葉が生い茂ったりすると、害虫がつく恐れもあるため、生長期に強剪定を行います。

強剪定を冬の休眠期に行うと、枝葉が生長できずに枯れる原因になってしまうんです。

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枯れたミモザの復活方法

枯れたかどうか確認してみる

枝葉が茶色くカサカサに枯れだしても、他の枝はみずみずしい
枝葉はかれてしまったけれど、幹を傷つけてみたら、瑞々しい・緑色をしている

などの場合、まだ完全には枯れていません。

ミモザの復活は難しい

ミモザは繊細な植物なので、枯れ始めたら復活は難しいです。

移植して枯れ始めた場合だと、移植した場所が気に入らなかった、又は、掘り起こした際に根っこを傷つけた可能性が高く、復活は難しいかもしれません。

ミモザは根っこが繊細なので、少しでも傷ついたりすると、すぐに弱ってしまいます。

2,3回枯らしてしまう人も少なくありません。

ミモザが復活できるかもしれないパターン

ミモザの復活は根気が必要

ミモザは復活が難しい植物ですが、状態によっては復活できることもあります。

けれど、手間がかかったり、期間を要するため、根気よく世話を続けて、様子を見る必要があります。

水切れ

ミモザが水切れにより、枯れ始めている場合、水やりをすることで復活できるかもしれません。

生長期なら、枯れた枝葉を切り落として、水やりを続けてみる方法もあります。

うまくいけば、株に水分が行き渡り、葉落ちがとまって復活する可能性があります。

場所移動

鉢植えの場合、日当たりがよい暖かい場所に移動して、様子を見てみましょう。

水のやりすぎ

水をやり過ぎていたり、水はけが悪い土地の場合、水分を減らすことで、回復できるかもしれません。

ただし、根腐れなど根っこに影響が出始めたら難しいです。

根詰まり

鉢の中で根詰まりを起こしている場合、土の中が根っこでぎゅうぎゅうで、水が浸み込むスペースがなくなっているのかもしれません。

一回りから二回り位、大きい鉢を準備して、植替えを行うことで復活する可能性はあります。

ミモザの根を掘り出す時は、傷つけたり、先っぽを切ってしまわないように、慎重に掘り出します。

ここで根が傷つくと、植え替えても枯れてしまいます。

植え替えが終わった後、しばらく期間はかかりますが、根気強く水やりをして、根付くまで様子を見ます。

うまく根付けば、復活できるかもしれません。

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夏にミモザが枯れる原因

夏場の暑い時期は、水切れになることが多いです。

暑さが続く、雨が降らないなどの場合、地植えでも土の状態を確認しながら、水やりをするといいですよ。

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冬にミモザが枯れる原因

寒さに弱い為、冬の寒さに耐えられずに枯れてしまうことがあります。

また冬は休眠期のため、植替えや剪定は株にダメージを与えます。

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植え替えで枯れることはある?

鉢植えのミモザを植え替える場合、根っこを傷つけたら、枯れることがあります。

先っぽにある細かい根がなくなると、養水分が吸収できずに枯れてしまいます。

ミモザの根っこは直根性なので、下へと伸びていくので。深く掘る必要があります。

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まとめ

ミモザは繊細な植物なので、一度枯れだしたら、なかなか復活が難しいです。

まだ株が生きていて、復活を試す場合、根気よく様子を見てみるといいです。

すぐには戻らなくても、暖かくなると復活することもあります。

コメント

  1. 素人ガーデナー より:

    地植えのミモザの木があります。枯れた枝があるから、と主人が簡単に折り取ると中から無数のアリが出てきました。折り口にはまだアリだらけです。もう伐採しかないですか?なんとか駆除しても木はスカスカでしょうか?

    • もりのいと より:

      素人ガーデナーさん、ご返信が遅くなってしまい、ごめんなさい。

      ミモザの木にアリが巣を作っている場合は、中に空洞ができて木が弱っている可能性があります。
      まずはアリを駆除し、木の手入れをして回復させることを試してみてください。
      木が既に枯れている場合は伐採する必要があるかもしれませんが、回復する可能性もあります。

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