におい桜の花が終わったらすること。剪定や挿し木、増やし方の方法、切り戻し、植替え、冬越し方法を紹介

植物
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におい桜は、桜に似た香りが上品で見た目も可愛らしい花です。
9月後半から12月まで花を咲かせますが、この間に上手く管理ができれば、二度、三度と花を咲かせることができます。

その方法は、12月頃全部の花が咲き終わったら株全体を切り戻しします。
最低気温が5度を切ったら室内の暖房のない明るい場所で管理できると理想的です。

3~4月頃に芽が出たら、鉢に植え替えをします。
夏の間に大きく生長し11月上旬に再び開花します。

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におい桜の花が終わったらすること

におい桜は、インド・アッサム地方原産の花のルクリア・ピンセアナを改良した植物です。

9月後半から12月頃まで可愛らしいピンク色の花を咲かせますが、この間の管理の仕方次第では、次々と花を咲かせることができます。

12月頃、全部の花が自然に落ち、咲き終わったのを確認したら、株元から高さ10センチ程を目安にして株全体を切り戻しします。

株元の葉は2枚を残します。

 

最低気温が5度を下回ったら室内に取り込んでください。
暖房の効いていない明るい場所で管理ができれば理想的です。
冬の水やりは、1週間から10日程度のペースで問題ありません。

3~4月頃に入り芽に動きが出たら、ひと回り大きい鉢に植え替えを行います。
最低気温が5℃以上になれば、戸外に出しましょう。

夏に入ると株が1年目の3~4倍くらいの大きさまで生長し、11月の上旬頃に再び開花します。

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剪定や切り戻し、挿し木の時期と方法

剪定

まず、におい桜が開花中においての剪定方法についてです。
一度咲いた後も、管理次第では二度、三度は年内に咲かせることができます。

一番目に咲いた花が咲き終わったら、花の下で剪定します。
すると花の固まりの下から脇枝の芽が出ていることが分かります。

この脇枝がかなりついていますから、これを上手く育てることができたら、花が先端に咲き始めます。

咲き終わったら二番目の花も順番に脇枝から伸びていくため、一番目の花が終わった後は、脇枝が多くついています。

12月頃まで花が咲いて年を越したにおい桜は、咲き終わった後、花の下の部分を全部カットして剪定していきます。

切り戻し

切り戻しをする場合は、花が全部、自然に落ちて咲き終わったのを確認してから行いましょう。一番下の葉は、2枚残したら、株全体をカットします。

カットする位置は、株元から10センチくらいを目安にしてください。

におい桜は、室内の明るい場所に置くといいですよ。

におい桜は、暑さと寒さに弱いので、暖房がない部屋が一番良いですが、室温は5度以下にならないように注意します。

挿し木

挿し木は、4~6月頃が適した時期です。

若い枝を先から10センチ程カットし、切った枝は、挿し木用の用土に挿します。

枝についている葉は、水分が蒸発しないように半分くらいカットします。

根が生えるまで日差しを避けた場所に置き、乾かさないように注意しながら管理します。

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匂い桜の増やし方

におい桜は、挿し木をすることで増やすことができます。
挿し木は、植物の一部分を切り取り、他の場所に移して増やすことを言います。

 

元気がある枝を選んで10センチくらいカットします。

下の葉は取り除いて、上の葉は2、3枚を残しましょう。
そして、におい桜のカットした枝は、別の場所へ挿しておいてください。

 

約1か月経つと、におい桜の枝に根が生えてきます。

根が生えるまで日光が直接当たることは避けてください。
水も忘れずに与えましょう。

 

また、春は日当たりの良い場所に置くのが良いですが、日差しが強い夏は、直接、日光が当たる場所には置かず、照り返しがある場所も避けて管理してください。

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植え替えの時期

4月後半頃から植え替えを行うと良いです。

根詰まりがあるなら5月頃に植え替えを行います。6月以降に枝を刈り込んでしまうと、花が咲かなくなってしまうので気を付けてください。

植え替えのペースは、年に一度くらいのタイミングで行います。

 

植え替えの土は、市販されている花の培養土を使って問題ありません。

ただ、水はけが良くなるように軽石を敷く、または培養土5に対して赤玉土(小)1を混ぜるようにして使ってください。

 

植え替えをするというのは、植物にとってストレスになるものです。

植え替えてすぐは、日が当たる場所は避けて、刺激が少ない日陰で1~2週間くらい管理をしてください。

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冬越しのやり方

におい桜の耐寒温度は5度のため、霜に当たれば枯れてしまいます。
室外で管理している場合は、気温が15度を切ったら室内に入れておくのが良いでしょう。

 

冬の時期は、10度以上で管理ができることが理想で、家庭用温室があれば尚良いです。
10度以上であれば、におい桜にダメージがなく、そのまま春を迎えることができます。

 

一般家庭の場合、昼間の暖房をつけている部屋で、5度以下になることはないのですが、窓の近くは外気が近いので、温度が氷点下まで下がることがあります。

よって、寒い時期は夜だけ窓の近くからなるべく離れたところへ、できるなら部屋の中央まで移動させてください。

 

冬の暖房はとても乾燥しているので、暖房をつける場合は、暖房の風が直接におい桜に当たらない場所に置きましょう。

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まとめ

におい桜の花が終わったらすることや剪定や挿し木、増やし方の方法、切り戻し、植替え、冬越し方法などをご紹介しました。

におい桜は、暑さにも寒さにも弱く、温度管理には少し注意が必要ですが、上手に管理ができたら、花が咲き終わった後も次々と花を咲かせることができて魅力的ですね。

今回ご紹介したポイントを参考に、甘く優しい香りと可愛らしいピンクの花を育ててみてはいかがでしょうか。

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