緑茶を飲んで気持ちが悪くなるのは、①緑茶の飲み過ぎでカフェインを多く摂ったとき、②空腹時に緑茶を飲むことが原因です。
カフェインの摂り過ぎで気持ちが悪くなった時の改善には、深呼吸やストレッチ、白湯や水を飲むことを試して、自律神経を安定させましょう。
自律神経が安定すれば、体内のカフェインが薄まります。
また、緑茶のカフェインは胃酸の分泌を促進させる働きがあるため、空腹状態で緑茶を飲むと、胃壁はダイレクトに胃酸を浴びることになるため、気持ちが悪くなります。
緑茶で気持ち悪くなる原因
緑茶を飲んで気持ちが悪くなるのは、緑茶の飲み過ぎによるもので緑茶に含まれるカフェインの摂り過ぎが原因です。
緑茶だけではなくコーヒーや紅茶など飲み物に含むカフェインは、多く摂ると気持ち悪くなることがあります。
カフェインの摂り過ぎで胃が刺激を受け、空腹の時であれば、さらに胃が荒れてしまうのです。
また、緑茶を飲み過ぎている上に一緒に食事も摂ると、カフェインの影響で荒れた胃をもっと悪くさせることもあるので注意しましょう。
カフェインの摂り過ぎで起こりうる症状は、不眠や貧血、腹痛、吐き気や頭痛、便秘、むくみ、めまいなどです。
ペットボトルの原因と対処法
緑茶のペットボトルは、お店や自動販売機などで手軽に買うことができますよね。
しかし、ペットボトルの緑茶の飲み過ぎは注意が必要です。
実は、ペットボトルの緑茶を加工、抽出する時に茶葉に含むビタミンCが失われるため、代わりに合成のビタミンCが添加されている場合があります。
合成のビタミンCは他の多くの飲料にも使われています。
天然由来のビタミンCと合成のビタミンCは、全く違うものと考えておきましょう。
緑茶に含むカフェインは利尿作用が働き、水分を補給しているつもりが、いつの間にか水分が抜け、脱水症状を起こすこともあるので水を選ぶ方が確実で安心です。
緑茶一気飲みの時の原因と対処法
緑茶にはカロリーは、無いに等しく普通に飲むだけでは問題はないのですが、緑茶に含むカフェインは体を冷やす働きを持っています。
つまり、緑茶を一気に飲んだり、飲み過ぎてしまったりすることで体が冷えます。
体が冷えると代謝が落ち、体に水分を多くため込むとむくみに繋がります。
そして、冷えた体は内臓を守ろうとするので、結果的に脂肪がつきやすい体になってしまいます。
緑茶を飲み過ぎて気持ち悪くなった場合
緑茶を飲み過ぎて気持ちが悪くなった時は、落ち着いて深呼吸しましょう。
ストレッチも良いですし、白湯または水を飲むことも効果的です。
気持ちが悪くなった時は、自律神経を安定させることが大事です。
自律神経が安定すると摂り過ぎたカフェインが体の中で薄まります。
このような対処法は、緑茶以外のカフェインを含むものを飲んで気持ち悪くなった時にも効果があります。しかし、効果を感じず、改善されない時は病院で診察を受けましょう。
また、緑茶を飲んで気持ち悪くなった時に、食事で紛らわすことや汗をかき代謝を上げようとするのは止めましょう。
カフェインで荒れた胃に食べ物が入ると吐き気や、汗をかくと自律神経の刺激に繋がり、体調が余計に悪化します。
朝の緑茶が気持ち悪くなる場合
朝一番は空腹の状態です。
緑茶に含まれるカフェインは胃酸の分泌を促進させる作用があるので、緑茶を飲むことで胃酸の分泌が活発になり、気持ちが悪くなってしまいます。
ちなみに朝目覚めた時は脳を覚醒させるホルモンのコルチゾールが一番分泌されています。
よって、既に覚醒された体にカフェインを摂取することでカフェインへの耐性が高くなり、カフェインが効きにくい体になってしまいます。
また、朝一番の空腹時は、摂取したものを体に吸収しやすい状態です。カフェインを含む緑茶は、起きてから1時間以上経過してから飲みましょう。
空腹時の緑茶が気持ち悪くなる原因と対策
お茶に含まれるカフェインは、胃酸の分泌を促進させる働きがあり、胃酸が空腹状態の時に分泌されると胃壁はダイレクトに胃酸を浴びます。
胃酸は強い酸性の消化液なので胃が傷つき、胃潰瘍の原因になることもあるので注意しましょう。
このように胃酸分泌促進効果は、空腹時に緑茶を飲む時は注意が必要ですが、食後の場合は、逆に食後にお茶を飲むことで食べ物の消化を促し、胃を助けます。
食後はお茶やコーヒーなどを飲みたくなるものですが、理にかなったことといえます。
二日酔いの緑茶が気持ち悪い理由
緑茶に含むカテキンは胃の粘膜を守り消化を助ける効果があります。
胃に粘膜が貼られることで、食べた物の匂いを消臭して、吐き気が和らぎます。
アルコールの吸収を抑制する効果もあるため、体にアルコール分が残りにくくなって二日酔いの防止になります。
緑茶に含むカフェインは利尿作用があり、アルコールの濃度を下げる働きをします。
血管を収縮する働きもするカフェインは、二日酔いの頭痛を和らげます。
ただ、二日酔い時の胃は敏感になっています。よって、胃に刺激物が入ると胃痛を起こす恐れがあるので、刺激物になる冷たいものを避けましょう。
そして温かい緑茶をゆっくりと飲みましょう。徐々に胃は安らぎ、アルコールで冷えた体も温かくなりますよ。緑茶が苦手なら紅茶でも良いですし、コーヒーでも牛乳と同量で割って飲んだ方が解消できたという方もいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。緑茶で気持ち悪くなる時の対処法。ペットボトル、一気飲み、飲み過ぎ、朝、空腹時、二日酔いなど症状別にご紹介しました。
緑茶は、飲み過ぎることで気持ちが悪くなることが分かりました。緑茶に限らず、飲み物や食べ物には適量というものがあります。飲み過ぎには注意して緑茶を美味しく楽しみましょう。
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