ミョウガを植えてはいけない、植えたらどうなる?栽培の条件、収穫後も植えっぱなしでOK?効能も紹介

植物
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『ミョウガを庭に植えてはいけない』と言われることがあります。

理由は強い繫殖力で増殖し、他の植物の成長を妨げるからなんです。

ミョウガの他にも、ワイルドベリーなど繁殖力の強い植物は結構あります。

 

実際に植えると力強く成長し続け、植えた場所以外からも芽が出て庭がミョウガでいっぱいになってしまいます。

けれど、ミョウガはプランターで小さく育てることもできるんですよ。

育て方のポイントを押さえれば地植えも可能です。

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ミョウガを植えてはいけない理由

ミョウガを植えてはいけないと言われるのは、繁殖力が強いことが理由です。

背丈を超えるほど大きく育ち、葉も大きくなります。

 

植物は、地上に見える茎が成長すれば、人の手でコントロールができます。

けれど、ミョウガは地下茎で育つので、水面下で成長をし続け、多年草植物のため、1度植えると数年は成長が止まりません。

 

また、ミョウガは他の野菜と一緒に植えてはいけないとも言われています。

ミョウガだけを育てるのなら問題はないですが、繫殖力が強く大きく育つミョウガは、他の植物に日が当たらなくなり、成長を妨害するんですね。

 

他にも、食べ過ぎると良くないという点もあります。沢山ミョウガを収穫し全て食べようとすると大変な量になります。

ミョウガは、カリウムやマグネシウムなどを豊富に含み、夏バテ予防にも効果がありますが、食べ過ぎると下痢や腹痛、食中毒の恐れもあります。

体に良い食べ物でも、過度に食べると逆に体を壊すので食べ過ぎに注意しましょう。

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植えたらどうなる?

ミョウガを庭に地植えすると、繁殖力が強いのでどんどん成長し続けます。

次第に最初に植えたところ以外からも芽が出て、いつの間にか庭がミョウガだらけになる可能性があります。

また、ミョウガの根が隣の家までミョウガが進出して、ご近所に迷惑がかかることもありますから注意が必要です。

 

繁殖力が強いため植えてはいけないとも言われるミョウガですが、実は家庭栽培でも比較的育てやすいので人気があるんですよ。

プランターでコンパクトに育てる方法であれば、繁殖しすぎることがないからです。

 

育てる場所が狭くはなりますが、一度植えたら翌年も収穫ができて毎年楽しむことができます。

植えたらいけないと問題になるのは、庭に地植えする場合です。

 

それでも地植えは注意が必要なポイントを押さえることができれば可能です。

詳しくは次の「ミョウガの栽培条件」でご紹介します。

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ミョウガの栽培条件

丈夫で管理もしやすいミョウガは、家庭菜園初心者でも育てやすい野菜です。

植え方のポイントや対処の方法を押さえれば、地植えも問題なく育てることが可能です。

 

ミョウガの増殖を気にせず栽培するポイントは、敷居を作ることです。

敷居はプラスチック板、防草シートを使いましょう。

 

まず植え付ける範囲を決め、土を掘り起こしたら囲むようにプラスチック板を土中に立てて置きます。

これで根が伸びるのを制限し、増えすぎを阻止します。防草シートを使う場合は、土を掘り起こした所へシートを埋め込み、土を戻してその中で栽培します。

 

収穫量を抑えるには、増えすぎ阻止の方法と同様にプラスチック板や防草シートで地下茎の成長する範囲を限定するのが良いでしょう。茎や葉を栽培の範囲に収まるよう剪定しつつ調整するのも効果的です。

 

気候によっては収穫量が増えすぎる年もあります。

その場合は甘酢漬け、味噌漬けなどの保存食に加工することで長く楽しめますよ。

周りの植物に影響を与えずに育てたい場合は、ミョウガは独立した場所に植えることが良いでしょう。

庭のスペースが狭く難しいという理由で、ミョウガの近くに他の植物を植える場合でも、増えすぎや収穫量を抑える方法と同様、土中にプラスチック板で仕切りを作ってください。相性のよい植物の場合は、近くに植えてもあまり悪い影響を与えることはありません。

 

一度でも広い範囲に増えれば、すでに地下茎が太く長く伸びていることが考えられ、地下茎を完全に引き抜くことは非常に難しいです。

栽培量を決め、不要な分はこまめに引き抜くことをするしかありません。

その際、力任せに一気に引き抜かないでください。途中で千切れてしまう恐れがあるので、引っ張らずざっくり掘り返しながらショベルで除去しましょう。

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みょうがは収穫後も植えっぱなしでいいの?

ミョウガの花芽の収穫は、毎年、梅雨明け頃から始まります。

みょうがの花芽は茎の下から顔を覗かせるように生え、花が咲く前にハサミ、または手で取って収穫します。

 

花が咲いた後は風味が落ちるので、収穫は花が咲く前に済ませましょう。

食べる時は土をしっかり洗い流してから食べてください。

 

収穫後は、葉が枯れるまでそのままにしておいて大丈夫です。

というのは、葉が黄色くなるまでは養分を地下茎に蓄えている時期だからです。

そして、葉や茎が黄色くなったことを確認したら、引き抜かずに根元から刈り取りましょう。

 

寒い地であれば、春が来るまで放置しておいてもOKです。

その方がみょうがの寒さ対策になります。春になり霜が降りなくなったら、引き抜かないで根元から刈り取ります。

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みょうがの効能

みょうがの成分は、ほぼ水になります。

水分と栄養の補給を兼ねられるため夏のものとされているようです。

 

水の他には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、ビタミンB群、Cなどを含みます。

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まとめ

みょうがは、繁殖力が高すぎるなどの理由で植えてはいけないと言われていますが、栽培のポイントや、増えすぎた場合の対処法などを把握すれば庭に地植えもできます。

一度植えれば、毎年収穫ができて日当たりが悪い庭でも栽培できる育てやすい野菜なので、家庭菜園に興味のある初心者の方にもおすすめですよ。

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