スーツの夏用はバレる？ごまかして冬に着る方法と冬用との見分け方のポイント

冬に夏用のスーツを着ていることがバレる可能性はあります。

夏用スーツは冬用スーツと比べて、

など見た目の違いが大きいです。

 

夏用スーツを冬にごまかして着るなら、

などの対策がありますよ。

 

ただし、取引先との商談・お見合い・顔合わせなど、TPOによっては、季節感のないスーツはマナー違反となる場合もあるから気を付けてくださいね。

夏用スーツを冬に着るのはバレる可能性は高い

スーツの夏用を冬に着るとバレる可能性は高いです。

夏用と冬用のスーツの見分け方で大きく違うのは2点。

です。

裏地のありなし

夏用のスーツは、背中に裏地がないか薄いもの、背抜き(裏地が半分)が多いです。

裏地が少ない方が通気性がよくなるから、暑い夏にはぴったりなんですよね。

 

冬用のスーツは、背中に厚い裏地があり、総裏(背中全てに裏地が付いている）が多いです。

一方で、総裏なら空気を通しにくく、寒さ対策になるため、冬用のスーツによく使われるんです。

だから、裏地を見られたらバレる可能性が高いんです。

生地の違い

夏用スーツと冬用スーツでは、使われる生地が違います。

 

夏用は軽くて涼しい生地、冬用は暖かくて重い生地で作られていることが多いです。

夏用スーツはコットン・リネン・サマーウールなど軽くて薄く、吸湿性などに優れているため、サラッと着こなせます。

 

一方、冬用は、ウール・カシミヤ・ツイード・フランネルなど、厚みがあり防寒性が高い為、暖かく着ることができます。

生地が違うというのは着心地だけではなく、もう見た目が違うんです。

(夏用)
・薄い生地
・表面がサラサラしている

(冬用)
・厚みのある生地
・表面がふわふわしている生地

 

など、見比べたら一発でバレる可能性があります。

また、色も夏用の方がパステルやベージュなどの明るい色が多く、冬用はブラックやチャコールなどの暗い色が多いです。

夏用スーツを冬に着るデメリット

寒い

夏用スーツは、通気性がいい為、防寒性はありません。

コートなど防寒具なしで、外に行かなければならない場合、寒さに耐えなければなりません。

場面によってはマナー違反になる

ビジネスなら大切な商談・上司との打ち合わせ、プライベートなら、婚約時の両家の顔合わせ、お見合い、等大切なシーンはたくさんあります。

大切な場に、季節感のないスーツを着ることで、相手に不愉快な思いをさせてしまう可能性はあります。

 

冬に夏用のスーツを着ることで、『相手を大切にしていない・見下している』『その場所やイベントを大切にしていない』という印象を持たれる恐れがあるからです。

大事な場面では、マナーとして季節感のある装いが求められることがあります。

格下にみられる可能性はある

先ほどの続きになりますが、相手から『場をわきまえない失礼な人間』だと、格下に見られる可能性はあります。

また、冬用のスーツが買えない？、お金に余裕がない？など、よくないイメージを持たれる可能性もあります。

夏用と冬用の見分け方を覚えてごまかそう！

夏用のスーツを冬に着るための、ごまかし方を紹介します。

厚着をしない

夏用のスーツを冬に着るなら、防寒対策をしっかりとりたいところ。

けれど、夏用スーツは生地が薄く、重ね着などには適していません。

ニットのセーターやベストをジャケットの下に着たら、着ぶくれして見た目が悪くなります。

 

また、セーターやベストの色が透ける可能性があります。

寒さ対策としては、防寒用の暖かいインナーを着たり、タイツを履く方法があります。

防寒アイテムを多めに身に付ける

もし、外での滞在がメインなら、防寒対策で寒さを乗り切ります。

コートやマフラーなどをスーツの上に着用するほか、足元の保温のために防寒用の靴下を履くのがおすすめです。

スーツの色は濃いものを選ぶ

夏用のスーツはパステルカラーやベージュなどの明るい色が多いです。

冬に明るい色は浮きやすいから、ネイビーやグレーなどのダークカラーを選ぶと、冬の雰囲気に合わせることができます。

なるべく上着を脱がない

夏用のスーツを冬に着てバレる要因の1つが裏地です。

なるべく上着は脱がないで、他の人に裏地を見られる機会を減らしましょう。

オールシーズン用スーツだとごまかす

スーツは、夏用、冬用の他にオールシーズン用も販売されています。

オールシーズン用の生地は、厚みや起毛感がなく、夏用と冬用の間をとった質感なんです。

また、中には背抜きタイプもあるから、『オールシーズン用の背抜きタイプ』ということで、その場をごまかせる可能性はあります。

体形が変わって困っていると伝える

これは、実際に私が使った方法です。

「半年ほどで結構太ってしまい、手持ちのスーツがきつくて困っている。けれど、サイズアップするのも嫌で、なかなか新しいスーツを買うことができない。」と周囲に話したことがあります。

これ、実は結構あるあるらしく、『私も！』という人もいたんですね。

「ダイエットして痩せる予定だから、今年は冬用スーツを新しく買わずにやり過ごそうと思ってる」と会社の同僚に放したことで、冬を乗り切れました。

小物で冬感を出す

ネクタイ、スカーフ、時計など小物で、冬感を出すこともできます。

暖かみのあるカラーや素材を使っている小物を合わせることで、夏っぽさを減らすことができます。

まとめ

この先、新しいスーツを買うならオールインタイプだと、季節を問わずに着られて便利ですよ。

体形が変わらなければ、長く着られるから、季節ごとに新しく新調する必要がありません。