古い炭に火がつかない理由と使えるように復活させる方法

バーベキューに古い炭をもっていったら、火がつかないことがあります。

古い炭に火が付かない理由は、保管方法が悪くて湿気ってしまったから。

湿気た炭を復活させるのは簡単です。

古い炭が湿気ってしまう具体的な説明と一緒に、湿気った炭に火が付く乾かし方を紹介ますね♪

古い炭に火がつかない理由

古い炭だと火を熾（おこ）しにくい理由、それは湿気が原因です。

適当にしまっておくと、炭が空気中の湿気を吸い取ってしまうんですよね。

久々に使い古しの炭を引っ張り出して、それをそのままバーベキューに持ってきても、火は熾しにくいです。

バーベキューを楽しむためにも、火がつかない古い炭を復活させましょう！

古い炭を復活させるには

簡単にいうと、

これが古い炭に火が付くようにするための一番の方法です。

お天気にもよるけれど、カラッとした晴れ空だったら、新聞紙やシートを広げて、その上に炭を広げて、少しでも水分を飛ばしましょう。

このとき気を付けてほしいのが地面。

地面が湿っていると、下から湿気が昇ってきて、また新たに湿気を吸ってしまいます。

古い炭を干しながら、バーベキューの準備を進めて行くのですが、新しい炭も一緒に用意されているかどうかで、火熾しの方法が少し変わってきます。

湿気た炭を復活させる方法

新しい炭がある場合

新しい炭も用意してあるなら、まずは新しい炭に着火しましょう。

我が家は、古い炭と新しい炭は必ず一緒に持っていくようにしています。

 

新しい炭で火を熾（おこ）せたら、焼き台の端っこにでも湿気た古い炭を数本置いておきましょう。

火の熱さで、古い炭にたまった水分の蒸発が速まって、徐々に湿気った古い炭が乾燥してきます。

 

この時の注意点は、湿気た古い炭を、火が付いている新しい炭の中に入れないこと。

湿気たままの炭を入れると、爆(は）ぜる原因になります。

はぜると、火の粉や小さな炭が周辺に飛んで、衣服に穴があいたり火傷をする可能性もあります。

布製のチェアに座っていたら、湿気た炭が爆ぜて、ひじ掛けの部分に穴があいたことがあります。

短時間で古い炭の水分を完全に抜くのは難しいです。

徐々に古い炭を足していきましょう。

なるべく形が小さな炭から入れるのが、古い炭から湿気をぬく時間の短縮につながります。

爆ぜが大きいなら、アルミホイルを被せて様子見てください。

バーベキュー用の厚手のアルミホイルがあれば、そちらを使うとより安全だと思いますよ。

新しい炭がない場合の乾かし方

グリルの上に新聞紙などの紙を丸めたものを、いくつか置きます。

乾いた小枝や松ぼっくりなんかがあれば、その上に載せます。

乾いていることが絶対条件です。

もしなかったら、割り箸をつかうのも一つですね。

 

そこに火を付けて燃やしきると、小枝や割り箸が黒く炭化するんです。

その上に、ちょっとずつ古い炭を乗せておくと、次第に火が付きはじめます。

古い炭はなるべく小さいものを選ぶと、火が着きやすいです。

 

なかなか古い炭に火がつかない場合ですが。

うちの夫は、古い炭に火が着くまでガスバーナーでひたすら炙る、という荒業をすることもあります。

ガスバーナーの高温で古い炭に溜まった水分が蒸発するから、乾燥を速める効果はあると思いますが・・・

ガスがもったいないので、私はあまりおすすめしないです。

 

他には、古い炭を新聞紙やトイレットペーパーで包んでから着火、という方法をとったこともあります。

古い炭に火がつかない場合の復活方法まとめ

湿気た炭は、どうしても着火に時間がかかります。

バーベキューをしながら、古い炭を復活させるには、古い炭を広げて天日に当てる

これが一番大事です。

と方法は変わってきますが、どちらの方法でも、我が家は古い炭の復活は成功しています。

古い炭を数時間で完全に乾燥させることは難しいので、古い炭を追加する際には、炭が爆ぜて、周囲に火の粉や炭片が飛ぶ可能性があります。

服やタ―プに穴があいたり、火傷しないよう十分気をつけてくださいね。