アクリル絵の具は乾燥が早くて、乾燥したら水に溶けにくいという性質をもつため、落とすのが難しいです。
また、娘の運動着に付着したアクリル絵の具は時間がたっていました。
固形洗剤を塗りつけてゴシゴシ洗ったり、クレンジングオイルを塗りこんでも、あまり効果が無かったです。
けれど、『ザウトマン』というシミ取り用液体洗剤を付けて洗ったら、ほとんど綺麗に落ちました。
ザウトマンは、アクリル絵の具以外にも血液・油・カレー・クレヨン・食べこぼしのシミなども落とせる万能クリーナーなので、1本持っておくと、かなり重宝します♪
アクリル絵の具の落とし方で時間がたった場合、普通に洗っても落ちない
ただいま~っと帰ってきた娘の体育着に、アクリルガッシュがたくさん飛び散っていました。
白い靴下にも、アクリル絵の具が飛び散っている・・・。
アクリル絵の具が体操着に付いてから、しばらく学校に置いておいたため、結構時間が経っていて、アクリル絵の具は乾いてしまっていました。
時間がたったアクリル絵の具って、かなり落ちにくいと聞いたことがあったのですが、まずは一度洗ってみることに。
①洗濯用洗剤を入れたお湯にに、アクリル絵の具のついた体操着と靴下をしばらく漬ける
②アタックプロEXセッケン(←2021年3月で販売終了)でごしごし洗い
③ブラシでごしごししたら、アクリル絵の具が少し薄くなりました。
④洗濯機の『強力コース』で1時間ほど洗う
結果↓
しっかり残ってる・・・
とはいっても、娘が着て帰ってきたときの状態よりは、落ちているんですよ、これ。(画像に残しておけばよかった・・・)
クレンジングオイルで試した結果
ネットで色々調べた結果、クレンジングオイルが効果あるらしいことを知り、早速近所のスーパーへ。
値段の安いクレンジングオイルだけを買うつもりだったんですけれどね、ザウトマンが気になったので、一緒に買ってみました。
クレンジングオイルでアクリル絵の具を落としてみる
▼今回使用したクレンジングオイル
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▼クレンジングオイルを試した部分
点々とアクリル絵の具のシミが付いています。
クレンジングオイルをつけて、アタックプロEXセッケンのブラシ部分でこすります。
歯ブラシなどでも代用可ですよ。
クレンジングオイルで洗った部分は、あまりアクリル絵の具の汚れが落ちている感じはしませんでした。
5分ほどおいて、軽くゆすいだら洗濯します。
↓洗濯した結果
前よりは落ちたけれど、結構はっきりアクリル絵の具のシミが残っていました。
体操服にザウトマンを使って洗濯した結果
ではでは、お待ちかねザウトマンの番です。
▼ザウトマンの液を、アクリル絵の具のシミの部分につけます。
ザウトマンの液体は、どろりとした中性洗剤みたいな感じの液体なので、少しずつ出てきて使いやすいです。
歯ブラシなどでアクリル絵の具のついた部分をこすります。
5分程おいたら、水で軽くゆすいで洗濯機へ。
洗濯した結果↓
ほとんど目立たないくらいに、アクリル絵の具のシミが落ちてる!!!
ならば!と、クレンジングオイルで試して落ちなかったシミに、ザウトマンを施して、もう一度洗濯機へ。
結果は・・・↓
ホントに小さい点が1ヶ所残っていますが、残っていたシミ、ほとんどきれいになりました!
▼もとの白い体育着に戻りました。ホントに良かったぁ。
ザウトマンとターレンススーパークリーナー、どちらが便利?
ターレンスのスーパークリーナーは、絵の具専用のクリーナーで、衣服にも使えます。(※繊維のタイプによっては、服が傷む可能性もあります。)
筆やパレットなどのアクリル絵の具も落としたい場合は、スーパークリーナーは便利です。
ザウトマンは、血液、カレー、油、クレヨン、食べこぼしなど、日常の落ちにくい汚れを落とすのに、とても便利です。
一度乾いたらアクリル絵の具は落ちにくい
アクリル絵の具は、すぐに乾くし、一度乾燥したら水に溶けずらい(耐水性がある)性質を持っています。
その為、なかなか落ちづらいんですね。
服に大量に付いてしまった、デリケートな素材の服で簡単に洗えない、という場合は、クリーニング店に持っていくのがいいです。
まとめ
最初、アクリルガッシュで汚れた体育着を見た時は、クリーニングか?買い直しか?と頭をよぎったのですが、ザウトマン、すっごい助かりました!!
今回、同じアクリル絵の具のシミでも、落ちやすさが違いました。
もし一度洗って落ちないシミがあったら、もう一度ザウトマンを使って洗濯すると、シミが消えることもあるので、試してみてくださいね。
▼壁・床・机・パレットなど場所別の落とし方。乾いた絵の具の落としも方も紹介

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