ブラックフォーマルと呼ばれる弔事に着る服を、結婚式や卒業式などのセレモニーに着ても全く問題はありません。
ブラックフォーマルは、本来は慶事・弔事どちらでも着られるように開発された服です。
礼服イコール喪服ではありませんから、卒業式という慶事の場でも着ることができます。
ブラックフォーマルや喪服を卒業式で着るなら、小物で華やかさを演出しましょう。
1000円台でも品のある華やかな小物が買えるので、卒業式の為に新しくスーツを買わなくて済みますよ。
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喪服を卒業式に着ても大丈夫?
冠婚葬祭で着るフォーマルウェアは、礼服と言います。
その礼服の中で、黒い色の洋服の「ブラックフォーマル」と黒以外の色を指す「カラーフォーマル」に分類することができます。
ブラックフォーマルの中でも、浅い黒のものと漆黒の色の二つがあります。
喪服として着ることができるのは、漆黒の色のものだけとなります。
ブラックフォーマルは、主に弔事に着る服のことを指します。
弔事は、葬儀や告別式、通夜、四十九日、一周忌、三周忌までの法事のことです。
本来、ブラックフォーマルは、慶事でも着られるように開発された礼服なので、冠婚葬祭の全てで着られる服にあたります。
慶事でも弔事でも着られる礼服ですから、卒業式はもちろん、結婚式などのおめでたい日に着ることができます。
最近では、着回しができるファッショナブルな慶弔兼用のブラックフォーマルも増え始めています。
慶事でも喪服としても着られるデザインであれば、1着あるだけで、使い回しができて便利ですね。
フォーマルを兼用するときの注意点
卒業式のような慶事の場で、ブラックフォーマルを着るときは、喪服をイメージさせる着こなしをしないように注意をすることです。
せっかく格式高いブラックフォーマルを着て行っても、着こなしを間違えれば、全てが台無しになってしまいます。
例えば、全身を黒のコーディネートにしてしまえば、喪服のように見えてしまいますから気を付けてください。
一つのブラックフォーマルを着回すのなら、慶弔では小物を全部替えるような意識で臨むといいですよ。
ストッキングを黒にしてしまうと、弔事のような喪服をイメージさせますので、卒業式では、肌色に近いベージュのストッキングを選んでくださいね。
柄や網目のあるものや厳粛な式では上品さをなくしてしまうのでやめてください。
またタイツを履くのもカジュアルダウンしてしまいますから同様にNGです。
喪服を卒業式に着る時の女性の着こなし方
卒業式は、厳粛な式典であり、格式的には、入園、入学式よりも上になります。
そんな卒業式にブラックフォーマルを着こなすには、華やかさを取り入れることがポイントです。
スーツ、またはアンサンブルのスタイルであれば、インナーを明るめの色にすると、華やいだ印象になります。
フリルやレースは女性らしさが出ますし、サテン、シフォンの生地でも素敵ですね。
ワンピースであれば、ツイードのジャケットを合わせるのも良いでしょう。
また、小物でも華やかさを取り入れることができますよ。
明るめの色のコサージュやネックレスをつけたり、ハンドバッグを合わせたりすることで華やかさをプラスしてみましょう。
男性の着こなし方
ブラックフォーマルは礼服で、正装ですから、女性のように卒業式で着るのはNGではありません。
しかし、実際の式典の場では、ほとんど着た方を見かけることはありません。
礼服用のブラックスーツは、ビジネススーツの黒色よりも濃く、色合いが違います。
つまり、男性の場合は、普段のビジネススーツを着て行く方が多いので、ブラックフォーマルにしてしまうと周りから浮いてしまう可能性があります。
子供が主役の場で、父親が目立ってしまわないためにも、少しお洒落な感じのビジネススーツを着るのが無難でしょう。
基本的に、礼服に白ネクタイを合わせるスタイルは、学校側や来賓の方になります。
もし、ブラックフォーマルを着た男性を見かけた場合は、PTAの会長や保護者代表として挨拶をするのかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
卒業式で喪服を着ても大丈夫なのか、ブラックフォーマルの男女別の着こなし方や注意点などもご紹介しました。
ブラックフォーマルは、名前はよく聞きますが、あまり知識がなく、どういうものなのか、はっきり分からない部分が多くあります。
この先、年齢を重ねていくにつれて、ブラックフォーマルを弔事で着る機会は、当然増えていくと思いますが、今後、卒業式や入学式など、おめでたい場で着こなしのマナーを守りながら、華やかさも演出することができたら素敵ですよね。
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