両親が仲悪いのはストレスで辛い。なぜ離婚しない?老後や子供への影響は?

生活
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両親の仲が悪くて、ストレスや辛さを感じるのは理由があります。

両親の不仲を子供が治すのは難しいけれど、ストレスや辛さを和らげる方法はあります。

親の姿をみて、家庭を作ることが怖かった時期もあるのですが、いまでは二人の子育てをしています。

そして、老後を迎えた両親の喧嘩もパワーが落ちて、不仲ながらも二人暮らしをしています。

私は、カウンセリングを受けることで、不仲の両親との距離感・前向きな気持ちの持ち方を身に付け、ずっと感じてきた辛い気持ちを減らすことができました。

カウンセリングは敷居が高いと感じる人も多いと思いますが、じっくり話を聞いてもらい、的確なアドバイスをもらうことで、自分をいたわることができますよ。

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両親が仲悪いとストレスで辛いワケ

友達の親と比較してしまう

友達のご両親が仲良かったり、おうちの雰囲気が暖かいと、自分の家とのあまりの差に悲しくなったのを覚えています。

両親が不仲だと、家にいることでストレスが溜まるし、家に帰るのが辛くてしょうがないんです。

私の両親は、二人の会話がない・酔っぱらった父が家族に嫌がらせをする・喧嘩は流血レベル・汚い言葉でお互いを罵り合うといった感じでした。

また、父の機嫌が悪い日は、家じゅう真っ暗な中で生活を余儀なくされました。

友達と比較して『なんでうちだけ・・・』と、たくさん涙も流しました。

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子供が親のグチを聞かなければならない

父と母の間には、あまり会話はありませんでした。

なので、母は愚痴をよく私に聞かせてきました。

出先で自分が嫌な思いをしたこと、トラブルに巻き込まれたこと、父のグチなど。

そんな暗くなる話は聞きたくなくて、大学生の頃、『そういう話はお父さんに聞いてもらって。本当は、夫婦で悩みや辛いことを話し合うものなんじゃないの?』と思い切って伝えたことがあります。

母の、ショックな顔は今でも忘れられません。

が、その後、グチなどは私に話さなくなりました。

母が悩みを抱えすぎて、病気になったらどうしよう、とか、傷つけてしまって申し訳ない、とかいろんな複雑な気持ちがしばらくは渦巻いていました。

が、母は自分で愚痴のはけ口をみつけたようです。

家が心安らぐ場所ではない

家の雰囲気が悪いのは、子供にとってとても居心地が悪いです。

夜な夜な怒鳴り声や言い争いが聞こえ、モノを投げつける音が響くと、怖くて布団の中に潜り込んでいました。

いつ、喧嘩が始まるのかビクビクしていたのも忘れられません。

親の心に余裕がなくなる

親も機嫌がいい時は優しいし話も聞いてくれました。

けれど、喧嘩の後や、相手に腹を立てているときは機嫌が悪かったり、イライラしていることが多いです。

いつもなら怒られない些細なことで怒られたり、話しかけても冷たくあしらわれたり。

親の機嫌を確かめるようになり、母から『いちいち人の顔色見て話すな』と怒られたこともあります。

両親の不仲で受けた辛い気持ちを解消した方法

両親の不仲は、子供に強いストレスを与えます。

子供の頃に感じたストレスや傷ついた心は、大人になっても影響を及ぼすことがあります。

 

私は、カウンセリングを受けたことで、心を縛っていた鎖を外すことができました。

カウンセリングで言われたことは

  • 親の不仲は親のせい
  • 辛いのなら距離を置いてよい
  • 親の不幸は子供のせいではない

ということ。

 

学生のうちは、家を出ることは難しいです。

だけど、就職してしっかり収入を得ることができれば、一人暮らしを始めることもできます。

親が仲悪くて家の居心地が悪いという場合、自立をすることは自分を守る方法の一つです。

私は頑張ることが辛くなってしまい、前向きに自分の将来を考えるのを辞めてしまった時期があったけれど、今はすごく後悔しています。

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不仲なのに離婚しない理由

高校生の頃、『離婚してくれないかな』って思いながら毎日、通学していました。

学校から家に帰るのが、嫌で嫌で仕方ありませんでした。

家に帰ったら、両親が『私たち、離婚するから』って言ってくれないだろうか、

母の口から『今度という今度は離婚してやる』というようなセリフを何度か聞いたことがありました。

けれど、結局、離婚することなく現在も生活しています。

不仲なのに離婚しないことの主な理由としては、

  • 世間体
  • 金銭面
  • 自信がない

この3つが大きいです。

世間体が気になる

私の母は、世間体や体裁をとても気にする人です。

世間の常識・周囲の目・他者からの評価などを重視するので、家族が自分の常識の枠からはずれることも好みません。

よく『子供のため』『子供が小さいから』『子供が大きくなるまで待つ』という理由を、離婚しない理由として聞くことがあります。

これは子供のためではなく、自分が周りから悪く思われるのが嫌、という可能性があります。

もちろん、子育てするために金銭的に辛い場合もあるかもしれません。

けれど、『子供のため』と離婚しないで、ギスギスした環境の中で、子供にストレスを与えるのは、子供のためにはなりません。

金銭的な問題

離婚すると、生活費の問題が出てきます。

お父さんは、養育費を支払う可能性があります。

また、母親が子供を育てながら、充分な生活費を稼げる自信がないこともあります。

お互いに金銭面の負担が増えるから、やむなく離婚を断念する場合も多いでしょう。

離婚することで精神的には穏やかになれる可能性はあります。

その代わりに、仕事や金銭的な事情で、子供に寂しい思いや不憫な生活をさせてしまうかもしれないと思うと、なかなか離婚に踏み出すことは難しいです。

自信がない

今まで両親揃った環境だったのが、親が一人になるため、充分な収入を得られるか、子供を一人で育てられるか、といった不安が大きく、離婚後の生活に自信が持てない場合があります。

特に、離婚した後、周りに頼れる人がいない場合はなおさらです。

離婚した後、必ず今よりいい人生が待っているか分からない中で、子供を連れての離婚は踏み出す勇気が必要です。

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不仲な親の老後はどうなる?

私の両親は、現在も夫婦生活を送っています。

私達家族と楽しく会話しながら、食事をすることもできます。

けれど、普段夫婦だけの時は、あまり会話はないそうです。

それから、私達家族と両親と出かける際など、時折、軽い口論になることがあります。

相手の言動を非難したり、不平不満を言ったり・・・言い争いが始まると、私の心は不安になります。

けれど、昔に比べたら、大声で喧嘩したり、モノを投げ合う、といったことはありません。

また、喧嘩のパワーも弱くなり、喧嘩する時間も短くなりました。

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不仲の両親をみて結婚したくないと思うとき

結婚自体には、あまり抵抗感はありませんでした。

一人暮らし禁止の家で育った為、結婚して家を出たときの解放感は最高でした。

けれど、家庭を作ること・子供を育てることには、抵抗がありました。

 

『子供なしで、二人きりで生活したい』と、夫に伝えたこともあります。

夫は子供が欲しかったので、いろいろ話し合い、今は2人の子供の子育て中です。

 

両親の不仲でものすごく嫌な思いをしてきたので、

・なるべく夫婦喧嘩はしない
・子供に暴言を吐かない
・子供が家でくつろげる環境を作る

など、自分が体験した辛い思いを、子供たちに体験させないように心がけました。

 

もし、仲悪い親からの影響で、結婚について前向きなイメージが持てないという場合。

  • 結婚自体が嫌なのか
  • 家庭に嫌悪感があるのか
  • 子育てに自信がないのか

など、結婚のどの部分に対して嫌だなと思っているのか、考えてみたらどうでしょうか。

もし、子育てに自信がないのなら、夫婦水入らずの生活を楽しむこともできます。

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不仲な親は子供に影響を与える

両親の不仲は、子供に強いストレスを与えます。

いつも不安や心配、悲しみが心を占めるので、心から好きなことを楽しめない可能性もあります。

私は昔、留学したかったのですが、私のいない間に、両親の喧嘩でどちらかが大きなケガをしたらどうしよう・・・
と不安が拭えず、断念した経験があります。

好きなことに熱中できないから、目標をもつことや楽しむことができず、諦めて、何もやる気が起きない時期がありました。

 

子育て中も両親の不仲で悩まされることは、幾度となくありました。

けれど、カウンセリングを受けたことで、両親と自分の距離の取り方を学び、両親に対する考え方も変わりました。

仲が悪いご両親の為に心を痛め、ストレスを感じている場合、今は自宅を出られない状況かもしれません。

でも親からキチンと自立できたら、その後は自由になることができる可能性が待っています。

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まとめ

親の不仲を子供が変えることは難しいです。

けれど、その環境に対して自分を変えることは可能です。

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