贈答用でも自宅用でもケーキを持ち歩く時、ケーキの状態や持ち歩きの時間が気になりませんか。
そんな時、常温でOKなケーキは魅力的です。
常温で持ち運んでもOKなケーキは、生クリームや生フルーツ不使用の焼かれたケーキです。
主にシフォンケーキ、ブラウニーやガトーショコラ、バウムクーヘンです。
もしクリームありのケーキがいいなら、バタークリームは常温でも持ち運びできるし、日持ちもしますよ。
常温で持ち運べるケーキで誕生日にぴったりなのは?
生クリームや生フルーツ、クリームチーズは常温に適さない
ケーキを常温で持ち運ぶには、生クリームや生フルーツ、クリームチーズ等を使ったケーキは不向きです。
しかし、それらの生のものを使っていない、しっかり焼かれたケーキであれば常温で持ち運びができます。
常温での持ち運びに生クリームが適さない理由
洋菓子店などお店で売られているショーケースの中に入ったケーキは、要冷蔵のものがほとんどです。
要冷蔵は10℃以下の保存でないといけません。
理由は、デコレーションケーキなどには生クリームやゼラチンなどの材料が使用され、ゼラチンは25度以上、生クリームは15℃くらいから溶け出します。
一度溶けた生クリームは復活させることはできません。
ドライフルーツはOKでも、生フルーツなどが入ったものは焼いてありますが、水分がでてくるため早く痛みます。
ブランデーなどお酒入りはフルーツ系より長く持ちします。
常温で持ち運びできるケーキの例
常温保存が出来るケーキは、カップケーキ、パウンドケーキ、シフォンケーキ、スポンジケーキ、ブラウニー、ガトーショコラ、バウムクーヘンなどです。
生クリームなどが溶け出すということがなく常温向きです。
クリームありのケーキにしたいなら
誕生日ケーキとして選ぶなら、しっかり焼かれただけの常温のケーキは少し地味で、生クリームのようなデコレーションがほしいところです。
そんな悩みをクリアするのがバタークリームです。
生クリームは持ち歩きに不向きですが、バタークリームは常温でも1週間程日持ちします。
誕生日ケーキにバタークリームをデコレーションで使うならカップケーキがおすすめです。
カラフルなバタークリームが華やかで特別感があり、手作りでも市販のものでも喜ばれるのではないでしょうか。
カップケーキの専門店でおすすめは、London Cupcakesです。
店舗は、本店の金沢と支店の名古屋の2店舗ですが、冷凍にて全国に発送も行っています。
カップケーキの他にオリジナルのケーキも作っていてホールケーキも発送しています。
様々な種類の可愛いケーキは見ているだけでも元気が出て、とても華やかですよ。
日本人にも食べやすいテイストに仕上げられ、日本にいながらイギリスを感じられるカップケーキです。
常温でも大丈夫な市販のケーキ
おすすめは、ドイツ生まれのフランクフルタークランツというケーキです。
フランクフルタークランツのクランツの意味は、花輪であることからケーキの形状はリースになっています。
シンプルなバタークリームのケーキで、原材料にフルーツやアルコールも不使用で誰にでも食べやすく喜ばれます。バタークリームでデコレーションされているので、見た目も華やかです。
フランクフルタークランツを販売しているお店のなかでも「ユーハイム」と「ケーニヒスクローネ」は評判が良くネットの口コミでも名前がよく上がっています。
生クリームではなくバタークリームのケーキなので常温販売され、常温で持ち運びができます。
ただ、気温が高い夏の時期はバターが緩くなってしまうので避けた方が無難です。
通販で買える常温OKのケーキ
通販ではケーキも常温で売られているものがあります。
通販でお取り寄せして、そのまま常温で手土産にすることができますね。
パウンドケーキやチーズケーキ、アップルパイ、バウムクーヘンなどが通販で買える常温でOKのケーキです。
ただし、アップルパイは、商品によっては要冷蔵と、常温可のものもあるので注意しましょう。
通販ではお取り寄せすると送料がかかりますが、冷凍や冷蔵の物である場合は、通常の送料に加えてクール便の送料がかかることが多いです。
しかし、常温OKのケーキは送料が余計にかかる心配がなく購入しやすいのが良いですよね。
おすすめは、CHIYOの和という抹茶バウムクーヘンです。
静岡県産の抹茶と地元ブランド卵を使い、自社工房で職人が手作りで焼き上げたバウムクーヘンは、本場ドイツで認められた抹茶のバームクーヘンです。
お茶屋さんが作っているので色も味も香りも良くて本格的で、くまがモチーフのパッケージも素敵です。
おやいづ製茶の公式オンラインショップを始めAmazonや楽天市場でも購入ができます。
常温なので季節の贈り物や手土産にも持ち運びしやすいのが良いですね。
常温可の手作りケーキのレシピ
常温での手作りケーキにシフォンケーキはどうでしょう。
生クリームなどデコレーションをする場合は、常温保存に不向きですが、デコレーションなしの生地を焼いただけのシンプルなシフォンケーキであれば、常温保存ができます。
ただし、作った当日中に食べきってください。
また手作りのものは保存料が入らないので、生地が傷みカビが生えやすくなるので高温多湿の場所は避けてください。
シフォンケーキ(15㎝型一個)のレシピをご紹介します。材料は薄力粉80g、ベーキングパウダー小さじ1、卵黄Mサイズ3個、砂糖30g、卵白Mサイズ3個分、グラニュー糖25g、牛乳大さじ5、水大さじ3です。
①薄力粉とベーキングパウダーをあわせておきましょう。②卵黄と砂糖を白っぽい細かな泡が表面に多く出てくまで混ぜていきます。③卵白とグラニュー糖を混ぜ、しっかりとツノができるまで泡立ててください。その際、グラニュー糖は、3~4回程に分けて入れ混ぜます。
④あわせておいた粉類を②と混ぜ、粉っぽさがなくなったら牛乳と水を滑らかになるまで混ぜます。⑤メレンゲと④を下から上に生地を乗せる感じでさっくりと混ぜます。
⑥型に生地を流し込んで空気を抜き、170℃のオーブンで30分焼きます。竹串で生地がついてこなければ出来上がりです。
シフォンケーキは乾燥に弱いので粗熱が取れたらラップをしたり、ケーキドームなどの容器に入れたりするなど保存に注意しましょう。温度が低い冷暗所で保管すると安心です。
まとめ
贈り物としてケーキを選ぶ際は、持ち歩きの時間なども考えなければならず、選ぶのが大変ではありますが喜んでもらえるようなケーキが見つかるといいですね。
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